夜勤専従看護師はいつまで続けられる?辞め時は?

夜勤専従看護師はいつまで続けられる?辞め時は?

夜勤専従看護師の仕事は1夜勤あたりの労働時間が長いこと、生活リズムが不規則になること、睡眠時間がまばらになることなどからかなり身体に負担がかかる仕事です。

 

また勤務内容も、夜間の急変や緊急検査、入院、手術など多忙になることもあり、施設や日によって差はあるものの、一般的には簡単な仕事ではなく重労働の分類でしょう。

 

時間の自由もきいて、給料も魅力的だけど、いざ夜勤看護師として働くとなると、どれくらい長く続けられるの?一体いつまで続けられるの?というところも気になるところだと思います。夜勤専従看護師はどのような人が働いていて、どの程度継続して働けるのかお話したいと思います。

 

夜勤専従看護師はいつまで続けられる?

夜勤専従看護師の平均従事期間は定かではありませんが、夜勤専従看護師を継続雇用している施設では長期で働いている人もいます。現に私が働いていた施設では10年以上夜勤専従として働いている看護師もいました。

 

体力に自信がない人も老人ホームやショートステイなどの施設での夜勤や、救急外来などの外来での夜勤などで40代、50代の方でも長く夜勤専従として働いている人もいます。働く場所や労働環境などで、年齢問わず夜勤専従として働けるというのはやはり看護師という資格の強みではないでしょうか。

 

どんな人が長く続けている?

20代の若手の看護師は、海外留学や進学までの間、結婚前までの間と、何かしらのターニングポイントを目安に半年から2,3年と短いスパンで働いていることが多いかと思います。独身のうちは時間に拘束されることが割と少ないため、自分の好きな時間で夜勤を行うことが可能です。

 

しかし、結婚や妊娠、出産などをするとなかなか夜勤を自由に行うことが難しくなってきます。そのような時期一旦夜勤から離れた人も、その後こどもが小中学生や高校生になり子育てが落ち着くと、夜勤専従として働き始めたり転職する人も多くいます。

 

その場合は人によって様々ですが、長期間働いている人もたくさんいます。30代などの中堅看護師も自身の趣味や、やりたいことと平行しながら、夜勤専従として数年〜10年と看護師のキャリアを積んでいる人もたくさんいます。

 

辞めるきっかけ

もともと常勤として働いていた病院を辞めて、留学や旅行などのために短期で夜勤専従として働くという形態をとっている人も多いため、そのような人は半年〜1年と自身で従事期間に区切りを持って働いている人が多いでしょう。

 

半年〜1年で100万円ほど留学費用を貯めて、夜勤専従を辞めると最初から目標を立てていたり、結婚前のつなぎの期間で時間にゆとりをもって働きたい人などは結婚までの期間や、妊娠するまでと一つのターニングポイントまでと定めて働いている人が多いです。

 

特にそのような固定の期間がない場合は、常勤に疲れて夜勤専従として働いてみて、その職場が自身に合っていれば長く続けますし、合わなければ見切りをつけてすぐにまた次へと転職する人もいます。

 

離職率は?

一般的に非常勤の雇用形態をとっている施設の方が多いため、離職率は高いと思います。

 

体にも負担がかかるため、ある程度健康面で障害が出てきた場合は退職に対しても理解がある職場が望ましいと思います。

 

夜勤という労働条件がすでに過酷なため、労働環境が悪かったり、職場環境が合わなかったりするのに、無理してまで働くのは体に毒かなと思います。自身の健康を守るためにも、夜勤専従看護師は職場をよく見定めて、合わなければやめる勇気も必要かなと思います。

 

まとめ

このように夜勤専従看護師を長く続けようと思えば、自分次第でいくらでも続けることも可能だと思います。

 

しかし、夜勤という仕事上、体への負担は免れないのである程度の従事期間を決めて働くか、または健康被害が出てきたら休職、または退職するという心の余裕をもって働く方が、精神的には望ましいと思います。

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