PKSHA TechnologynoのIPO評価分析

機械学習・AI・lotを駆使してアルゴリズムライセンス事業を展開しているPKSHA Technolog(3993)が東証マザーズに上場することが決定しました。

想定価格は1690円
BB期間は2017年9月6日から9月12日
仮条件は9月5日に1700円〜2400円に決定
公開価格は9月13日
上場日は9月22日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

今回上場するPKSHA Technologyは機械学習するAIにlotを組み込みアルゴリズムを組んで学習しながら進化するソフトウェアを提供するというSFの世界からやって来たのか!?と思うような事業を展開しています。

これは将来性は抜群でしょう。

しかも、こんなすごい企業が社員数28人!?もはや分野によっては頭数が多いことが強いとは一概に言えない時代になっているんですね。

私もそんな企業に入りたかったぜ(泣)

IPOの案件として見ると、将来性もあり、業績も良好、大企業と取引もあり信用度も高く、大株主には全て期間でのロックアップが掛かっています。

ただ、1つ売り出し規模だけが50億円とマザーズで超大型規模になっており、この点は懸念されます。

しかし、この点を考慮してもプラス面が大いに上回り初値は大いに上昇するでしょう。

これは参加した方が良いです!

今回のおすすめ指数は90です。

それでは、次項でPKSHA TechnologyのIPOに関する情報を解説していきます。

是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

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PKSHA Technologyの事業内容

PKSHA Technologyの事業内容は「機械学習技術などを利用したアルゴリズムの開発およびライセンス提供」と有価証券報告書に記載されています。

PKSHA Technologyの具体的な業務内容は、顧客の要望に応じた学習する自動化技術の提供です。

顧客の要望に沿ってPKSHA Technology内でアルゴリズムモジュールを作成して、そのモジュールをパソコンなどのハードやソフトウェアに組み込み活用、そして、問題点を収集・改善していきモジュールにフィールドバックしていくことでパーフェクトな自動化システムを構築していきます。

システムが自動でフィールドバックを的確に行うことで顧客好みにシステムに徐々に変化していく!これが過去のシステムには無かった機械学習を活用したアルゴリズムモジュール技術です。

もはや、SFの世界なんじゃないか?と思ってしまいます。

PKSHA Technologyは、アルゴリズムモジュールの導入時に初期費用を回収、その後もアフターフォローによって継続費用を回収しています。

一度導入すれば、その後継続して利益を得られるので非常に上手いビジネスモデルだと言えます。

PKSHA Technologyの財務情報

売上

2013年9月 10,804,000円
2014年9月 110,640,000円
2015年9月 292,498,000円
2016年9月 459,665,000円
2017年6月 連結 704,648,000円

経常利益

2013年9月 145,000円http://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/nlsgeu000002mcue-att/09PKSHATechnology-1s.pdfhttp://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/nlsgeu000002mcue-att/09PKSHATechnology-1s.pdf
2014年9月 42,209,000円
2015年9月 148,174,000円
2016年9月 157,750,000円
2017年6月 連結 367,930,000円

純利益

2013年9月 42,000円
2014年9月 31,405,000円
2015年9月 100,241,000円
2016年9月 116,188,000円
2017年6月 連結 250,333,000円

新興企業にありがちな先行投資による赤字から脱して黒字化しており財務面で問題はありません。

恐ろしい勢いで業績は拡大しており将来が楽しみです。

このペースで拡大していけば、早い段階で市場変更もありえると思います。

⇒日本取引所グループに公開されているPKSHA Technologyの有価証券報告書

PKSHA TechnologyのIPOは買いなのか?見送りなのか?

PKSHA TechnologyのIPOは買いです。

同社は機械学習・AI・lot…といったIPOでの人気ワードが目白押し、しかもこれらの新興企業にありがちな赤字状態からも脱しており財務も健全です。

既に大手企業と大変な額の取引を行なっており事業の信用度も高いです。

大株主に期間ロックアップが掛かっており、売り出し規模は50億円と大規模ではありますが人気が先行して初値は大いに上昇すると予想します。

買い要因

  • 将来性抜群
  • 業績良好
  • 良好なロックアップ状況

見送り要因

  • 売り出し規模特大

PKSHA Technologyの関連銘柄

PKSHA Technologyの関連銘柄は、東京電力ホールディングス(東証一部 9501)NTTドコモ(東証一部 9437)リクルートホールディングス(東証一部 6098)の3銘柄です。

これらの企業からPKSHA Technologyは、それぞれ10%以上売上を獲得しているので、この3社の経営に問題が起こればPKSHA Technologyにも影響を与えます。

この中でも特にNTTドコモは売上の割合も高くPKSHA Technologyの大株主にもなっていて結びつきが強いので良くも悪くも大きな影響を受けます。

PKSHA Technologyの利益の恩恵を受ける形で投資銘柄を選ぶのならNTTドコモがベストです。

PKSHA Technology初値予想は?

PKSHA Technologyの初値は将来の期待感から大いに上昇すると予想します。

売り出し規模が規模なだけに、どこまで上昇するのか読むのは難しいのですが公開価格+100%辺りになるのではないかと考えています。

仮に公開価格が想定価格の1690円になったとしたら初値は3380円辺りになるでしょう。

セカンダリーが狙えるか?

今回のPKSHA Technologyは機械学習・lot・AIといった先進分野を中心とした事業展開を行なっており、将来的に高い成長性を秘めている企業だと言えます。

今の内に仕込んでおいてセカンダリー狙うこともできるでしょう。私も様子を見ながら仕込んでおくつもりです。

主幹事情報

PKSHA TechnologyのIPO主幹事はSMBC日興証券です。

副幹事は、大和証券SBI証券岡三オンライン証券マネックス証券岩井コスモ証券です。

今回のIPOでは全ての証券にネットから応募することができます。

今回の参加オススメ証券会社は、主幹事で当選本数が多く公平抽選方式を採用しているSMBC日興証券、口座の絶対数が少なく公平な抽選方式を採用しているマネックス証券岩井コスモ証券です。

それと、余裕があれば参加することでIPOチャレンジポイントが貯まり将来的にIPOの当選確率が高まるSBI証券から参加してポイントを貯めておくこともオススメします。

まとめ

次世代技術を活用して事業展開しているPKSHA Technologyは将来性の塊みたいな企業です。

上場すれば多くの投資家が買い求め人気化することでしょう。

私もそんな恩恵にあやかりたいので、SMBC日興証券SBI証券からIPOチャレンジポイントを活用して参加します。

PKSHA Technologyの案件は売り出し規模が大きいだけに当選確率も高いと予想されるので期待しています。

早めの冬のボーナスこい!!と願っています!