コメダ珈琲(3543)の上場後の株価の状況、今後の見通しについて

2016年6月29日に、コメダホールディングスが上場を果たしました。この記事では、上場後の状況を確認し振り返ってみたいと思います。(この記事は2016年7月16日に書いています。)

コメダの上場後から今日までの状況

コメダは1960円で売り出され、上場当日は1867円で終わりました。

写真 1

当日は鳴かず飛ばずな状況でした。

そして、上場後は英国のEU離脱騒動による株価の下降、そして、その後の上昇など、に応じてコメダの株価も一時2000円まで上昇したのですが、日本市場が上昇を続けるにも関わらず、今は1867円に下降しています。

今後のコメダの株価予想

現段階のコメダの指標は、PER18.29 PBR3.98少し割高ですが、コメダで使える株主優待と、そこそこな配当金によって今後も株価が支えられるでしょう。

私の中でコメダは内需の安定株というイメージが有り、今後も安定した株価を形成していくのではないかと予想しています。ただ、今後コメダが掲げる事業戦略、国内1000店舗、海外進出が順調に行けば、将来的に面白いことになるでしょう。

コメダの成功の鍵は海外進出

もし、コメダの事業モデルが海外で受け入れられれば、コメダはコーヒーチェーンとして、大成功を納める可能性が有ります。

その辺りの海外進出の様子を注意深く見て行き、行けそうな空気を感じたら、株主優待と配当金を貰いながらホールドするのも良いのかな?と思っています。

しかし、それでも私がコメダを買いに入るのは、PER15 PBR1.8くらいになった所で行きたいと思っています。

IPO前の私のコメダに対する評価

私はコメダのIPOは見送りました。

売り出し価格と財務諸表の数値を見るとPER19.22は割高で有り、しかも、売り出すのは親会社の株式です。今後の事業計画で資金が必要で、株式を売り出すにしても売出し規模は最大で600億にもなります。

2013年に親会社が買収した際の価格は約430億と言われており、この価格を考慮すると、目立った大きな動きもないのに、この規模の売出しは大き過ぎると素直に感じました。

この売出し規模は今後企業価値の向上を考えれば、逆に損では??私程度では分からない高度なテクニックなのか??

色々考えましたが、正直よく分かりませんでした。

結局私の目にはコメダはIPOでよく有るディスカウント感も無く、指標的にも割高、今後の海外進出の成否が分からない、と映り魅力的には感じませんでした。

まとめ

コメダは私もよく利用するので、思い入れが有り、指標的に良ければ参加しようと思っていました。

ですがちょっと、高いしどうかな?今後の状況も分からないし、と不安になり、今回は見送りました。

現段階ではその判断は良かったようです。当面は購入予定は有りませんが、もし、今後海外進出が上手くいったら保有を検討しようと考えています。

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