社名は完全にインターネット関連企業という雰囲気を出していますが、実は介護サポート事業を展開しているインターネットインフィニティ(6545)が東証マザーズに上場することが決まりました。
想定価格は1240円
BB期間は2017年3月2日から3月8日
仮条件は3月1日に1240円〜1320円に決定
公開価格は3月9日
上場日は3月21日です。
仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。
インターネットインフィニティ
直訳すると無限のインターネット、、、ですか?
介護サポート事業なのに?
正直最初は社名詐欺か?と思いましたが、介護サポートに若干インターネットを利用しているので、、、微妙にインターネット関連?とも言える?かな?
えーっと、、、社名からは連想できない介護サポート事業は堅実で高齢化社会において将来性も高いと判断できます。
そして、今回のインターネットインフィニティのIPOでは、とにかく売出し規模が小さいので需給の関係で初値は大きく上昇するでしょう。
社名は怪しいですが当たれば大儲け間違いなしの良案件です。
是非参加をオススメします。
今回のおすすめ指数は90です。
それでは、インターネットインフィニティのIPO情報を解説していきます。
是非、あなたのIPO参加の是非に役立て下さい。
目次
インターネットインフィニティの事業内容
インターネットインフィニティの事業内容は「ヘルスケアソリューション事業および住宅サービス事業」と有価証券報告書に記載されています。
インターネットインフィニティの主力事業は「デイケアサービス」「Webソリューション事業」「介護支援事業」です。
・デイケアサービス
インターネットインフィニティは運動を取り入れたデイケアサービス事業をレコードブックと呼んでいます。
レコードブックはフランチャイズも含めて平成29年1月現在で全国に50店舗あり、高齢化向けに身体機能の回復・維持を支援しています。
私が有価証券報告書とホームページを見た限りでは、割とよくある運動機能を取り戻すことを目的としたデイケアサービスと大きな違いは無いと感じました。
ただ、レコードブック店舗の名前に関しては提携した大手企業の名前を取り入れているので、大手企業のブランドイメージを取り入れ顧客に対して安心感を持ってもらえるように工夫しています。
・Webソリューション事業
インターネットインフィニティは介護者向けに介護支援ソフト「ケアマネジメント・オンライン」を運営しています。
このソフトでは介護保険や法律面の支援や実務に役立つ支援システムやツールを提供しています。平成29年1月現在、全国で86000人以上の介護者がシステムを利用登録しています。
利用者が年々増加しているのでシステムの評判は上々のようです。多くの介護者が、頻繁に変更される介護保険や法律の最新情報や業務面でのサポートを求めていることが伺えます。
・介護支援事業
インターネットインフィニティでは介護用品のレンタル・販売事業や、専門家によるケアプランのみの作成する事業、必要に応じてホームヘルパーを派遣する事業、デイサービス・ショートステイ事業所の運営といった各種介護事業を行っています。
ざっとまとめると、多くの企業が手掛ける介護事業に+してWebソリューションを提供しているのが、インターネットインフィニティです。
ここまで説明してきたようにインターネットインフィニティ事業割合としては介護事業と介護支援事業が殆どなので、、、社名にインターネットインフィニティとするには無理があると思うのですが、きっとこれには色々と大人の事情があるのでしょうね。
インターネットインフィニティの財務情報
売上
2012年3月 1,295,388,000円
2013年3月 1.458,025,000円
2014年3月 1,648,958,000円
2015年3月 2,029,639,000円
2016年3月 2,426,961,000円
2016年12月 2,098,534,000円
経常利益
2012年3月 25,552,000円
2013年3月 9,528,000円
2014年3月 ▲154,974,000円
2015年3月 6,926,000円
2016年3月 104,996,000円
2016年12月 93,994,000円
純利益
2012年3月 12,189,000円
2013年3月 2,184,000円
2014年3月 ▲117,254,000円
2015年3月 9,365,000円
2016年3月 70,565,000円
2016年12月 66,704,000円
数年前までは不安定な業績でしたが、昨年からは堅実な業績推移が続いています。
今期も堅実な業績維持が予定されており、この流れは確かなようです。
財務面で大きな問題は無いようです。
⇒日本取引所グループに公開されているインターネットインフィニティの有価証券報告書
インターネットインフィニティのIPOは買いなのか?見送りなのか?
インターネットインフィニティのIPOは買いです。
介護サポート事業は高齢化社会の中で将来性は高いです。また、インターネットインフィニティの売出し規模は極少ないので需給関係で初値は大きく上昇するでしょう。
期待して良い案件です。
買い要因
- 超小規模の売出し規模
- 事業に将来性あり
見送り要因
- 連日IPOが行われるので他案件に資金を集中させるために見送る
インターネットインフィニティの関連銘柄
インターネットインフィニティの関連企業の中に上場している企業は見当たりませんでした。
一番の取引先は東京と千葉の健康保険組合のようですので、公共性の高い硬い事業なのだと推察できます。
インターネットインフィニティ 初値予想は?
インターネットインフィニティの初値は、需給関係で大きく上昇し公開価格から+100%辺りになるでしょう。
仮に想定価格の1240円で公開されたとしたら、初値は2480円辺りになると予想します。
主幹事情報
インターネットインフィニティのIPO主幹事はみずほ証券です。
副幹事は、大和証券、SBI証券、SMBC日興証券、いちよし証券、岡三証券、岩井コスモ証券、安藤証券、丸三証券、マネックス証券です。
この中でネットから応募できる証券会社は、みずほ証券、大和証券、SBI証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、丸三証券、安藤証券です。
この中で参加オススメの証券会社は、当選本数が俄然多い主幹事のみずほ証券と、副幹事の中では口座数が少なく公平抽選方式を採用しているマネックス証券と安藤証券です。(参考:安藤証券のIPOは応募者が少なく狙い目か?【本気でIPOに当選したいならおすすめの証券会社】)
まとめ
今回のインターネットインフィニティのIPOは需給の関係で初値は大きく上昇するでしょう。
私は当選を期待して、SMBC日興証券とSBI証券から参加します。
特にSBI証券では、今まで貯めに貯めたIPOチャレンジポイントを133ポイント全力で投入して応募するので、かなり期待しています。
参考:IPO投資を続けるメリット、継続のコツについて【2年でIPOチャレンジポイントが100に】
当選したら、今年初のガッツポーズを取ってしまいそうです。
それにしても高齢化社会の中で介護事業は将来性が高いはずなのですが、どういう訳か高い評価をされている企業が少ないです。
今の内に購入しておけば、いずれ陽の目を見る日がやってきそうですが、、、チャンスがあれば一枚噛んでおきたいですね。