ビーブレイクシステムズのIPO評価分析【初値高騰期待大の銘柄)

企業の在庫・資産などの経営資源を全て可視化するソフト、クラウドERPソフトを扱うビーブレイクシステムズ(3986)が東証マザーズに上場することが決定しました。

当初社名を見た時にビーブレイクという過激な名前を付けているのは、何か世の中への深いメッセージを発信しているからなのか!?と思いましたが、特に社会的に問題がある訳でもない堅実な企業でした。

想定価格は1380円

BB期間は2017年5月29日から6月2日

仮条件は5月25日

公開価格は6月5日

上場日は6月15日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

最近ERP関連企業の上場が目立ちますね。そして、その中の多くの企業は外部のソフトメーカーからERPシステムを調達してカスタマイズして提供しています。

しかし、今回上場するビーブレイクシステムズは、自社でERPシステムを開発・保有・カスタマイズしています。

これは、そう簡単にできることではなく、この点からビーブレイクシステムズの技術力の高さは、他社と比較して優位性があると考えられます。

また、自己資本比率は約65%を誇り財務健全性が高く、その上、クラウド・ERPといったIPOの人気ワードが並んでいるので、初値は高騰するでしょう。

今の相場環境が維持されるのなら、私は初値は公開価格から150%程上昇すると考えています。

文句なしに参加をオススメできる案件です。

そこで、今回のおすすめ指数は90です

それでは、事項以降ではビーブレイクシステムズのIPO関連情報を解説していきます。

是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

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ビーブレイクシステムズの事業内容

ビーブレイクシステムズの事業内容は「主にクラウドERP(MA-EYES)の開発および販売をおこなうパッケージ事業と、顧客が構築するシステムの受託開発やIT人材の派遣をおこなうシステムインテグレーション事業」と有価証券報告書に記載されています。

ERP事業

ビーブレイクシステムズは企業向けのクラウド型のERPシステムを自社内で開発し直接販売しています。

ERPシステムとは、様々な経営資源(車・土地・建物etc)をシステム上で見える化して意思決定に役立てるシステムのことです。

大手システム開発会社のERPシステムの代理店として販売する企業は多いですが、ビーブレイクシステムズのような自社内で開発して自社で販売できる企業は少ないです。

これができるのはビーブレイクシステムズは高い技術力があるからだと言えます。

また、クラウド型で企業に提供することで海賊版の防止やシステムの問題に素早く対処できるようになります。

システムインテグレーション事業

ビーブレイクシステムズでは、顧客が希望するシステムの開発のみを請け負う事業も展開しています。

この事業では、企業のシステム開発のみに特化して業務を請け負うことによって、開発期間の明確化や効率の良い人材の運用が可能になっています。

システム開発では企業に人材を派遣することも自社で請け負うことも、どちらも行っています。

安定して業績を稼ぐシステムインテグレーション事業と、自社開発の気鋭の新事業のERP事業を柱に業績を拡大させています。

要約するとビーブレイクシステムズは、高い技術力を背景にシステム面でも運用面でも上手くやっている企業だと分析できます。

ビーブレイクシステムズの財務情報

売上

2012年6月 695,178,000円
2013年6月 802,001,000円
2014年6月 879,371,000円
2015年6月 882,053,000円
2016年6月 1,025,008,000円
2017年3月 813,073,000円

経常利益

2012年6月 21,890,000円
2013年6月 30,220,000円
2014年6月 34,953,000円
2015年6月 24,599,000円
2016年6月 103,198,000円
2017年3月 123,393,000円

純利益

2012年6月 17,438,000円
2013年6月 25,991,000円
2014年6月 28,747,000円
2015年6月 17,657,000円
2016年6月 80,550,000円
2017年3月 88,637,000円

財務諸表を見ると売上ベースでも利益ベースでも順調に拡大を続けています。

特に昨年度からの業績の伸びは目覚ましく眼を見張るものがあります。自己資本比率も高く安定感を感じます。

財務諸表から不安な点は見当たりません。

⇒日本取引所グループに公開されているビーブレイクシステムズの有価証券報告書

ビーブレイクシステムズのIPOは買いなのか?見送りなのか?

ビーブレイクシステムズのIPOは買いです。

IPOで人気のERP・クラウド関連事業というだけてなく、小規模の売出し規模・良好なロックアップ条件、健全性の高い財務基盤を持ち、人気にならない要素が見当たりません。

当選すれば大きな利益を得られるでしょう。

買い要因

  • 自己資本比率約65%、財務健全性は高い
  • IPOで人気のERP・クラウド事業
  • 小規模の売出し規模
  • ロックアップの条件良好

見送り要因

・特になし

ビーブレイクシステムズの関連銘柄

ビーブレイクシステムズの関連銘柄は、主要取引先となるインターネットイニシアチブ(3774)とキャノン電子(7739)です。

ビーブレイクシステムズは、この2社との取引額が大きく全体の15%程を占めています。

その為、良くも悪くも株価に多少の影響を受けます。

ただ、その他の取引先も多数あるので、この2社が傾いて直ぐに株価が大暴落するということは無いでしょう。

ビーブレイクシステムズ 初値予想は?

ビーブレイクシステムズの初値は、人気の事業性・小規模な売出し規模といった良好な条件を背景に、公開価格から+150%辺りになると予想します。

仮に想定価格の1380円で公開されたとしたら、初値は3450円辺りになるでしょう。

大きな利益が得られる案件です。

セカンダリーが狙えるか?

今回のビーブレイクシステムズの案件は、長期的な視点で考えればセカンダリーが狙える案件です。

ERP・クラウド事業の将来性は高いですし、その中でも自社でシステムの構築・カスタマイズができる技術力を持つビーブレイクシステムズは他社よりも比べて秀でているので長期的に見て投資価値は高いと考えられます。

公開後暫く様子を見てから、押し目買いしても面白いでしょう。

主幹事情報

ビーブレイクシステムズのIPO主幹事はSBI証券です。

副幹事は、SMBC日興証券、みずほ証券、岡三証券、極東証券、岩井コスモ証券です。

この中でネットから応募できる証券会社は、SBI証券、SMBC日興証券、みずほ証券、岩井コスモ証券です。

幹事団の中に岡三証券がいるので、後からグループ会社の岡三オンライン証券からも参加できる可能性があります。

参加オススメの証券会社は、主幹事で当選本数も多いSBI証券、副幹事の中では口座数学な少なく公平な抽選方式を採用している岩井コスモ証券です。

特に今回はSBI証券の当選本数が多いので、IPOチャレンジポイントを利用して当選する確率が高くなる案件です。

ポイントが溜まっている方は、積極的に活用することをオススメします。

まとめ

ビーブレイクシステムズのIPOは大きな利益を期待できる、ビッグチャンスです!

是非とも参加をオススメします。

少し前の連日のIPOラッシュが過ぎ去り、少しIPOが停滞していましたが、このビーブレイクシステムズの案件を皮切りに、またIPOが盛り上がってくると期待しています。

私は今回のビーブレイクシステムズの案件に貯まっているIPOチャレンジポイント約160ポイント、全てを投入して参加します!

当選して、一足先のボーナスになると良いのですが、、、期待を胸にチャレンジしていきます!

⇒資金力に関係なく公平な抽選方式の岩井コスモ証券