2016年11月1日に、女性向けカジュアルファッションブランドを多数保有するバロックジャパンリミテッド(3548)が東証1部に上場しました。
参考:バロックジャパンリミテッドのIPO評価分析、初値予想 ~今回は見送りか~
いきなり東証1部に上場したファッションブランドの、上場後の様子が気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、上場後の状況を確認して振り返っていきます。
(この記事は2016年12月15日に書いています。)
バロックジャパンリミテッドの上場後から今日までの株価の状況
バロックジャパンリミテッドは仮条件下限の公開価格2000円で売り出され、上場当日は1900円で取引を終えました。
公開規模が大きかったので上場初日は売り圧力が強く、残念ながら公開価格を割り込んでしまいました。
その後も継続して株価は下がり続け1200円付近まで下値を着けています。
今後のバロックジャパンリミテッドの株価予想
正直、今後も株価は下降を続けるかな?も思っていたましたが、本日発表された決算短信の内容は予定通りの業績進捗率を保持しており!
そして、期末配当10円の実施!
自社ブランドで使用できる2000円分の株主優待の新設!が発表されました。
これは大きな株主還元です。そして、今後の配当性向30%〜40%という高い水準で行うことを発表しましたので、明日以降大きく株価は反発するでしょう。
そして、株主優待の新設によって長期保有者も増えるので株価は高値で安定推移すると予想します。
IPO前の私のバロックジャパンリミテッドに対する評価
IPO前の私のバロックジャパンリミテッドに対する評価は、参加オススメ指標20の参加見送り推奨という評価でした。
IPOの結果、その後の株価の推移を見ると予想通りだったと言えます。
更に将来的な株主優待についても言及していたので、ほぼ的中させたと言っても良いのではないでしょうか?
すいませんちょっと言い過ぎですね(笑)
私のIPOの結果
私は今回のバロックジャパンリミテッドのIPOはリターンを獲得できない案件だと思ったので参加を見送りました。
今見返しても、その判断は正しかったと思います。
ただ、バロックジャパンリミテッド程の規模のファッションメーカーならば、遠からず株主優待を新設してくると予想はできたはずです。
そこを考慮して株価がガンガン下がった時に保有しておけば、、、と
考えましたが、これは結果論ですね。いずれはこういった先を見通した鋭い投資ができるようになりたいものです。