薬局でも通販でも、色々な種類の育毛剤が販売されていますよね。どんな育毛剤にしても、大抵は「髪の毛が生えてくる。」かのような宣伝がされていますよね。
でも、このような育毛剤を使用して、実際に育毛効果を実感できた方は一体どのくらいいるのでしょうか。一般的に「育毛剤は少なくとも半年以上は使用した方が良い。」なんて言いますよね。それでも、必ずしも効果が実感できるとは限りません。何故なんでしょうね。
薬局や通販で扱っている育毛剤は医療部外品
まず、薬局や通販で扱っている育毛剤の多くは、医薬部外品のものが中心です。ただ、医薬部外品の育毛剤では、「配合量が多い順に成分表示に記載しなければならない。」なんて言うルールはありません。
何から順番に記載しても良いのです。なので、実際の所、どういう成分がどれだけ多く含まれているのか、予想が難しいのです。
しかも、医薬部外品の育毛剤の80%以上の商品には、成分全体の6割以上がアルコールだと言われています。「アルコールフリー」とでも記載されていれば、少なくともアルコールの配合量が少ないと言うことで安心でしょうが。
なぜ育毛剤にアルコールが使われているのか?
でも、なぜアルコールが使われていることがいけないのでしょうか。そもそも、育毛剤にアルコールが使われているのは、アルコールに毛穴詰まりを引き起こす皮脂を溶かす効果が期待できるからです。
つまり、アルコールは毛穴の皮脂を溶かすように、毛穴に浸透するようになっているのです。大変なことに、その代わりとして本当に育毛効果を発揮してくれる成分が全体の20%近くしか含まれていないことになってしまうのです。
このように考えると、せっかく良さげな育毛剤を選んで購入しても、アルコールのためにお金を出しているようなものになってしまいますよね。
有効成分を高濃度に配合している育毛剤を選び、正しく使う
とは言っても、アルコールがメインの商品ばかりではなく、ちゃんと有効成分を高濃度に配合しているものもあります。
このようなものを賢く選択することこそ、大きな育毛効果に繋がります。
また、育毛剤を正しく使用しているかどうかも育毛剤の効果を左右します。どんなに良い育毛剤を使用していても、正しい方法で使用できていない方って結構多いのです。当たり前のことながら、頭皮や髪の毛が汚れた状態で育毛剤を使用しても、有効成分の浸透が汚れによって遮られてしまいます。
必ずシャンプーをして頭皮を綺麗な状態にしてから育毛剤を使用しましょう。そして、育毛剤を使用する際には、髪の毛をしっかり乾かすことも重要です。髪の毛が濡れた状態での育毛剤の使用は、水が毛穴に侵入していて育毛剤が浸透しにくくなってしまいます。
この他には、育毛剤が毛穴の内部に浸透する前にマッサージをしてしまうのも、あまり良くないかも知れませんね。少なくとも育毛剤を使用して10分程時間を置いてから、頭皮マッサージで頭皮の柔軟性を高めましょう。このように考えてみると、育毛剤を効率良く使用するためには、育毛剤の選び方、使用方法など育毛剤を使用するのに必要なことはたくさんありますよね。
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