「どうしてもやらなければならない仕事がある。」「試験が近くて最後の追い込みをかけたい！」
本当なら自分の気持ちのままに行動すれば良いものの、どうしても仕事や勉強を頑張らなければいけないことってありますよね。
ただ、やらなければならないことは分かっていても、肝心な集中力が無くて困ることはありませんか。こんな時には、脳にエネルギーを供給して脳を活性化することを考えましょう。脳に良い栄養を摂取して頑張ってみてはいかがでしょうか。
集中力を高めてくれる食べ物 DHAやEPA
まずは、こんな栄養の一つとしてＤＨＡやＥＰＡなどを含む食品があります。ＤＨＡやＥＰＡは、青魚や貝などに豊富に含まれてます。青魚と言えば、サンマやサバ、イワシ、マグロなどの魚がありますよね。ＤＨＡやＥＰＡには血液をサラサラにして血行を良くする効果、頭の働きを良くする効果などがあり、脳や神経組織の成長にも重要な役割を果たしています。
炭水化物
赤ちゃんは脳の発達に重要な時期として、赤ちゃんの飲むミルクにこれらの栄養が豊富に含まれているものも多いのです。それから、ダイエットを目指してる方にはあまり良いとは言えないのですが、炭水化物も集中力を高めるのに良い栄養です。炭水化物は主にご飯や麺類、パン類などに含まれています。
これらは分解されてブドウ糖になり、血液中に侵入して脳のエネルギー源となります。炭水化物抜きダイエットをしている方が多いものの、炭水化物は本当は適度に供給しなければ脳の活動が低下してしまいます。「時間が無くて朝ご飯抜きで職場や学校に！」なんて言う方もいますが、仕事も勉強も効率良くこなすためにはやはり朝ご飯で摂取しておきたい栄養ですね。
ビタミンB1
また、ビタミンＢ１には炭水化物をエネルギー化する効果があって、玄米やひえ、粟、豚肉、アスパラ、大豆などに豊富に含まれています。炭水化物と同時に摂取するなら、白米を玄米にするのも良いでしょう。通常のパンを玄米パンや胚芽パンにするとか、シリアルを玄米シリアルにするのもお勧めです。手軽にビタミンＢ１を摂取するなら、納豆や豆腐を食べればそれだけでご飯のおかずになりますよね。夏の暑い時期なら冷奴も美味しいかも知れませんね。飲み物で手軽に摂取するなら、豆乳を飲むのも良いでしょう。
もちろん、大事な仕事や勉強の前に慌てて集中力を高める食品を摂るよりは、数日前からこのような食品を積極的に摂取するよう心掛けた方が良いでしょう。
また、ビタミンB1には疲労回復効果もあります。（参考：疲れている時に甘いものはかえって疲れを酷くする？）
よく噛むこと
他には、集中力を高める方法として、食事の時に歯をよく使うような固い食品、コンブやするめなどを取り入れてみるのも良いかも知れませんね。
よく噛んでいる間に脳が活性化するだけではなく、今まで気になっていた眠気がスッキリすることもあります。ほんの少しだけ休憩を取って散歩して、外の空気を吸ってリラックスするのもお勧めです。散歩も歩いている間に目が覚めるかも知れません。時間を決めて行うと、気持ちの切り替えにもなって仕事や勉強に取り組みやすくなるかも知れません。
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