歯垢と言えば、虫歯や歯周病の元になる食べ物のカスのことを言いますが、口の中には歯と歯茎の隙間とか歯と歯の間などの歯垢の残りやすい部分は多いですよね。ちょっと歯を磨いただけでは、どうしても歯垢を残してしまうこともありますよね。また着色汚れもすぐ出てきてしまいます。(参考:歯の着色汚れは落とせるものなの?着色汚れを予防する方法)
いや、時間をかけて磨いたつもりでも、歯ブラシを入れにくく歯間ブラシで苦労して歯垢を取っている方も多いのではないでしょうか。
こんな時にお勧めの歯ブラシが、「歯垢除去高機能歯ブラシ ソラデー」です。
歯垢除去高機能歯ブラシ ソラデー
初めてこの歯ブラシの名前を耳にする方は、値段を見て「2000円もするの?」とびっくりしてしまうかも知れませんね。でも、この歯ブラシの性能を知れば、2000円もそこまで高くないと感じるはずです。
では、こんなソラデーの性能について少し詳しく見てみましょう。まず、ソラデーのブラシには、半導体(酸化チタン)とソーラーパネルが搭載されています。それで、電子の力で歯垢が除去できるようになっているのです。よく皆さんが勘違いしやすいのが、「ソラデーは電動歯ブラシではないか。」と言うことです。
ソラデーは電動歯ブラシではなくソーラーパネルを採用しているので、もちろん電池も電気も必要としません。
低電流で人体に害を与えず、半永久的に使用できるのも、歯ブラシさえあればいつでもどこでも使用することができる点も、この歯ブラシの魅力ですよね。この歯ブラシの性能は、歯医者さんもお勧めするくらいの高さのようですね。
なぜ電子の力で歯垢が取れるのか?
でも、「なぜ電子の力で歯垢が取れるのだろう?」と思いませんか。まずは、ソーラーパネルが光に当たると電子が発生して、電子がマイナス極から導線を伝って半導体の方向に進んでくれます。それから、濡れた半導体に光が当たると電子が発生して、ソーラーパネルで発生した電子と一緒に唾液などの水分を通して口の中に移動してくれます。
次に、ソーラーパネルと半導体の両方で発生した電子が、歯垢の中の水素イオンを除去して歯垢を不安定な形にします。すると、歯垢が取れやすくなってブラッシングの効果が大きくなります。そもそも、虫歯は「ストレプト・コッカス・ミュータンス」と言う原因菌が作る歯垢が原因なのです。この細菌は糖を好んで食べて増殖して、「デキストラン」と言うネバネバ物質を発生させます。デキストランをしっかりと除去することができれば、デキストランに酸を作るバイ菌を増殖させずに済むのです。
ただ、このバイ菌を増殖させると歯垢になって、さらに歯垢のバイ菌が糖を食べることで乳酸を発生させて歯の表面を溶かしてしまいます。ソラデーには、ストレプト・コッカス・ミュータンスの増殖を抑える効果もあるようですね。ソラデーのブラシは交換可能で、対応ブラシにはふつう・かため・やわらかめ・極細の4種類の硬さだけでなく、ヘッドが小さめのものもふつう・極細の2種類あります。
子供用サイズもあるので、自分に適したものを上手に使いこなすことができますよ。
スペアブラシは4歩入りで1,000円
ちなみに、スペアブラシは4本入りで1000円くらいで購入できます。ソーラーパネルや半導体の電子は3~5年使用することができるので、1ヶ月ごとにブラシを交換するとしても3年の使用で1ヶ月あたり約305円です。5年の使用で1ヶ月あたり約283円で、若干高めの歯ブラシを購入する方ならソラデーを使用した方がコスパは良いかも知れませんね。
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