今は平和な時期かも知れませんが、もう少しするとまた花粉症のシーズンですよね。そうでなくとも、ハウスダストとかダニ、通年性のアレルギーに悩まされている方もいるかも知れませんね。
市販の鼻炎スプレーの使用について
ところで、皆さんは辛い鼻水や鼻づまりの症状に悩んだ時に市販の鼻スプレーを活用していませんか。市販の鼻スプレーは即効性があって、鼻水を止めるのに便利なアイテムですよね。
ただ、この便利さに安心して市販の鼻スプレーを頻繁に使用するのはあまりお勧め出来ません。
と言うのは、市販の鼻スプレーには血管収縮剤を使用して鼻水を止めているものが多いからです。
血管収縮剤依存症のリスク
実は、この血管収縮剤が依存症になりやすく、気付いた時には市販の鼻スプレーが手放せないくらいに必須アイテムになっていることもよくあるんです。鼻スプレーが効いていると感じるのは一時的なもので、数時間程経過するとまた鼻スプレーを使用している方も多いのではないでしょうか。
思い当たる方は、使用している鼻スプレーの成分を確認した方が良いでしょう。できることなら耳鼻科で自分に合った薬を処方してもらう方が、無駄な治療に時間を費やさないで済みます。
耳鼻科で処方してもらおう
ちなみに、耳鼻科で処方してくれる鼻スプレーには、抗ヒスタミン薬やステロイド剤などが含まれているものが中心です。もちろん、これらの薬に関しても長期的な使用はあまり望ましくありません。
ただ、医師が皆さんのアレルギー症状や体調などをチェックした上で、判断してくれる薬を使用できる点は医者を利用するメリットと言えます。
さらに、医者に定期的に通って症状がどの程度改善したかをチェックしてもらえば、薬の使用をやめるタイミングもきちんと医師に指導してもらえるはずです。花粉症の症状と言えども、決して軽視はできないものです。誤った薬の使用からますます症状を悪化させてしまう方もいます。こんなふうにならないように、薬の選び方、時期には十分に気を付けた方が良さそうですね。
鼻炎アレルギーの原因と対策
また、花粉症のようなアレルギー症状の原因は、体内の過剰な免疫反応によるものだと言われています。過剰な免疫反応は、生活習慣や食生活の乱れなどで体が弱っていると起こりやすいものです。免疫反応を無駄に反応させない強い体質にするためには、疲労やストレスを溜めないことです。生活リズムを整えて十分な睡眠を取ること、仕事の日と休日の気持ちの切り替えをしっかり行うことを心掛けてみてください。
食生活に関しては、過激な運動や無理な食事制限によるダイエットはしないことです。だからと言って、脂肪分や糖分の多い食事、コンビニ食、外食、インスタント食品などでカロリーを摂りすぎるのもＮＧです。自炊、そして和食中心の食生活を心掛けて、野菜や果物、魚、大豆食品などバランスの良い栄養摂取を心掛けましょう。
参考サイト：こういうものを食べ過ぎると花粉症になりやすくなる？
運動に関しては、ウォーキングやジョギング、ストレッチなどの適度な運動を心掛けましょう。普段運動をする時間がなくても、歩いて買い物に出掛けたり通勤電車の中で立つようにするだけでも良いのです。まずは、できそうなことから改善していきましょう。
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