虫歯は削らなくても治せる?【銀歯だらけにならず治療する方法】

「虫歯の治療は必ず歯を削らなければならない。」なんて諦めている方は多いでしょう。でも、昔に比べると医療が進歩していて、歯を削らなくても治療できるようになりつつあります。全ての虫歯が薬で治せるのかと言うと必ずしもそうではないものの、治療を受ける側は以前よりもずっとリラックスして受けやすくなっています。

歯を下ずらなくても良い虫歯の治療法

まずは、歯を削らなくても良い虫歯の治療法として、「デュラファット」と言う高濃度のフッ素を配合した薬があります。あくまでも初期段階での虫歯に効果が期待できるものなのですが、虫歯をフッ素と反応させることで硬くするものです。

ここで、「市販の歯磨き粉にもフッ素が含まれているのでは?」と思う方も多いかも知れませんね。デュラファットは5%フッ化ナトリウムですが、市販の歯磨き粉には0.2%のフッ素が含まれています。歯医者さんで扱うフッ素と家庭で扱うフッ素の濃度には、こんなにも差があるのです。

ちなみに、デュラファットは虫歯を完全に治すと言うものではなく、虫歯の進行を食い止めるためのものです。歯医者さんでは口の中を綺麗にお掃除してから、デュラファットを塗ります。24時間歯ブラシを当ててはいけないと言う指示が出るでしょうから、必ず歯医者さんの指示に従いましょう。

この治療法は保険適用外ですが、3000円以内で済むようです。

ドッグベストセメント

それから、虫歯をミネラル分で再生させることも出来るようですね。「ドッグベストセメント」と言って、虫歯を殺菌する成分とミネラル成分の両方が含まれている薬のようです。だからこそ、虫歯の予防だけではなく、殺菌や治療などの効果も期待できます。

MTAセメント

また、神経付近にまで虫歯の影響が及んでしまっている場合には、「MTAセメント」と言う薬を使用すれば神経を抜かずに済むようです。この薬ではアルカリ成分で殺菌して、持続的に虫歯菌を消毒することが出来ます。MTAセメントの中には歯の成分であるカルシウムイオンも含まれているからこそ、歯の再生にも効果が期待できます。

神経が出ないように虫歯を除去してMTAセメントを入れると、神経やMTAセメント部分の歯に付着している細菌を殺すことが出来ます。この治療は保険適用外で1万円以内と言われています。ここにある治療法はどこの歯医者さんでも行っている訳ではありません。色々な歯医者さんがあるので、その分虫歯の治療法も様々です。希望している場合には、事前に歯医者さんに確認してから診察を受けると良いかも知れませんね。

虫歯はできるだけ進行段階が早いうちに歯医者さんに診てもら事がポイント重要です。磨いているつもりで磨けていないことも多いので普段の歯磨きも指導してもらいましょう。

参考:虫歯と同じくらいに多い!歯肉炎の治し方は?【歯肉炎の原因を分析】

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