薄毛は単に髪の毛が無くなるだけのことではない?【薄毛を改善させる方法】

薄毛は単に髪の毛が無くなることだと思っている方は多いようですね。でも、実際にはこんな単純なことではないようですね。

髪の毛の成長サイクル

私たちの髪の毛には成長期⇒退行期⇒休止期のサイクルがあって、常に新しい髪の毛が生えて成長しては抜けると言うのを繰り返しているのです。

ちなみに、健康な頭皮の方の成長期は2~6年、退行期は2~3週間、休止期は3ヶ月くらいと言われています。逆に、薄毛の症状が進行すると、成長期の期間が短縮されて成長期が2年以内になってしまいます。成長期は短くなっても、退行期や休止期の期間は今まで通りなので、全体に占める退行期や休止期の髪の毛ばかりが多くなってしまいます。成長期が短くなる髪の毛は、細く短くすぐに抜けてしまうような髪の毛です。

参考:抜け毛は本数よりも形が重要!【育毛剤等の抜け毛対策の必要性を判断する基準】

このままの髪の毛の状態が続けば、いずれは髪の毛が生えてこなくなってしまいます。とは言っても、毛包自体が残っているうちは、適切なケアを行うことで薄毛を改善することが出来ます。

頭皮の栄養不足で成長期を延ばすための方法

例えば、成長期が短縮されるのは、頭皮が栄養不足であったり毛穴詰まりで成長が妨げられていることが考えられます。頭皮の栄養不足は食事での栄養バランスが偏っていること以外に、血行不良も考えられます。私たちの頭皮に必要な栄養は血液によって運ばれるものなので、もし血行が悪ければ栄養の供給も停滞してしまいます。

頭皮の栄養状態を改善するためには、栄養バランスを考えた食事を心掛けたり適度な運動や半身浴などで血行を良くするのが効果的です。人によっては、シャワーのみで入浴を済ませた気分になっている方もいるでしょう。シャワーは体を洗うことは出来ても、体の芯から温めることは出来ません。体の芯から温まるためには、38℃前後の湯にゆったりと浸かることが大切です。

適度な運動としては、ウォーキングやジョギングでも自転車でも無理なく毎日体への負担の少ない運動を行うのが良いでしょう。1日20分以上同じペースで続けられる運動が良いようですね。このように考えると、ハードな運動だと20分継続するのは厳しいですよね。

また、ストレスや疲労が溜まっていると、血管が収縮して血行が悪くなってしまうことがあります。疲労を改善するためには、1日の疲労はその日のうちに解消することが重要です。ストレスに関しても、休日は仕事のことをあまり考えないようにして気晴らしに好きなことをしてみるのも良いでしょう。ストレス自体を無くすことは無理なので、いかに溜まったストレスを上手く解消するかが重要です。

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