ストレス性の病気、メニエール病とは？【原因と症状について】

メニエール病は、ジャニーズの今井翼さんが発症したことで知られている病気ですよね。なので、聞いたことはあるのでしょうが、「具体的にはどういう病気なの？」なんて言う方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、この病気の発症者には、女性が多いようで30代後半から40代前半にかけての年齢層での発症者が多いようです。ただ、男性にも発症者はいますし、今井翼さんは30代前半ですよね。

このように考えると、必ずしも「女性ばかりが危険！」とか「30代後半から40代前半にかけてが危険！」などと言うことは言えませんよね。男性でもどういう年齢層の方でも、決して安心は出来ません。

メニエール病の症状について

こんなメニエール病の症状としては、主にめまいが言われています。他には、難聴や耳鳴り、耳閉感などの症状を訴える方も多いものです。難聴に関しては、特に低い音が聴こえにくくなるようですね。あまりに酷い症状の方では、吐き気や嘔吐、動悸、寒気などが起こる方もいるようです。

内耳の病気と言うだけあって、やはり耳を中心とした症状が起こります。症状は重くなったり軽くなったりを繰り返します。片側の耳でこのような症状が起こることが多いものの、人によっては両方の耳でメニエール病を患う方もいます。

ただ、めまいが起こったからと言って、メニエール病だと断言できる訳ではありません。メニエール病のめまいは、ストレスや疲労が原因で発作を不定期に繰り返すことが多いようです。めまいの間隔は1年に1回だけと言う方もいれば、数日置きとか数ヶ月置きと言う方もいます。

そして、強いめまいの症状は30分近くで治まることが多いのですが、中には数時間もめまいが続く状態の方もいます。めまいが軽くなるにつれて、他の症状も同じように治まって行くようです。

では、こんなメニエール病を発症しやすいのは、一体どのような人なのでしょうか。

ストレス性の病気と言うからには、もちろんストレスを感じやすい方は発症しやすいです。睡眠不足や生活リズムの乱れている方、几帳面な性格の方なども発症しやすく、気圧の変化が原因で発症することもあります。

メニエール病は早期に発見することができれば、症状を最小限に抑えたり完治することが可能です。

ところが、あまりにも症状が悪化してしまうと、症状を繰り返すうちにどんどん難聴が進行してしまいます。体の平衡感覚も乱れて、完治が難しい状態になってしまう危険性もあります。メニエール病の治療では、内リンパ水腫を改善するために内リンパ圧を下げる作用をする利尿剤を使用することが多いです。

ステロイド剤や血流改善剤、鎮静剤などを使用することもあります。メニエール病のみではなく、どんな病気においてもストレスや疲労には十分に注意した方が良さそうですね。ストレスや疲労は目に見えないところで、体に悪影響を及ぼすことが多いですから。

どんなに忙しい方でも、できる範囲で生活リズムを整えて、休日はゆったりと過ごすようにしましょう。