膀胱炎は「トイレを我慢するとなる」なんて言われている病気なのですが、意外にも他人事では無い病気なのです。女性の多くが経験する病気で、女性であるあなたもいつどういう時になるのか予想の付かない病気でもあります。
膀胱炎の主な症状
こんな膀胱炎の主な症状としては、おしっこをした後に膀胱付近に痛みを感じたり、残尿感が残ってトイレに行く回数が多くなったりなどです。(参考:なぜ女性に多い?膀胱炎とはどういう病気?症状について)この症状だけであればまだ軽症で、酷くなると尿の濁りや血尿が見つかることもあるようです。
膀胱炎は幅広い年齢層に発生しやすいものなのですが、特に膀胱炎の患者さんに多いのが20~30代の女性、妊婦さん、産後のお母さんなどです。妊婦さんや産後のお母さんだけではなく、妊娠しやすい年齢層の方に多い病気なのです。この年代は仲良くすることが多いことが原因として挙げられます。妊婦さんは胎児に膀胱を圧迫されて近くなった尿を我慢してしまうこと、産後のお母さんは育児に追われて尿意を忘れてしまうことが考えられます。
そもそも、なぜ女性ばかりと思いませんか。
女性は男性に比べて尿道が短く、尿道近くには肛門や膣などがあって膀胱に細菌が侵入しやすい構造になっているのです。やはりトイレを我慢するのも細菌を繁殖しやすくして膀胱炎の原因になるのですが、膀胱付近を清潔に保つことも重要です。では、膀胱炎を予防するためには、一体どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。
膀胱炎を予防する方法
まずは、水分をこまめに摂取して、尿意を感じたらすぐにトイレに行くことです。尿意を感じにくい場合には、時間を決めて3時間置きくらいにトイレに行くようにすることをお勧めします。尿をしっかり出すことは、膀胱付近の細菌を排出することにも繋がります。
それから、排便の際には、お尻を後ろから前に拭いてはいけません。便には大腸菌などの細菌がいっぱいなので、必ず前から後ろに向かって拭くようにしましょう。そして、おりものシートや生理用ナプキンを使用している時には、必ずこまめに交換しましょう。ずっと同じシートやナプキンを使用することが、ショーツ内に細菌を繁殖させてしまう危険性があります。
この他、仲良くする前後には必ずシャワーを浴びて膀胱付近を清潔な状態にし、仲良くした後には必ずトイレに行きましょう。ちなみに、軽い膀胱炎であれば、水分をこまめに摂取して尿を出すようにすれば自然に治ることが多いようです。逆に、症状が悪化してしまうと他の病気に繋がることもあるので、早めに医者にかかって適切な治療を受けることが大切です。
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