生理が遅れて来ないとき妊娠以外の原因で多いストレスの影響

10代の女性であれば、思春期をみ変えたばかりでホルモンバランスが乱れやすく、生理が遅れてもそれほど気にならないでしょう。でも、20代、30代になると将来的な妊娠を考えるようになり、ちょっとした生理の遅れも気になってしまうのではないでしょうか。ただ、生理に神経質になりすぎることも、生理が遅れる原因になってしまうことがあります。なので、生理が遅れやすい原因として、よくありがちな原因を把握しておけば、多少は気持ちが楽になるのではないでしょうか。

もっとも多い原因がストレス!

Menstrual cycle

予定日になっても生理が来ない生理不順の原因として、もっとも多いのがストレスと言われています。そもそも、生理は「エストロゲン(卵胞ホルモン)」や「プロゲステロン(黄体ホルモン)」などの、女性ホルモンによって起こるものです。

さらに、これらのホルモンは、脳下垂体で分泌される卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンなどによってコントロールされています。脳下垂体はストレスに敏感な場所で、ストレスが過度に溜まると脳下垂体の働きに支障が出やすく、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモン、さらには生理にまで支障が出てしまうことがあると言うことです。

もちろん、基礎体温が低温期と高温期の2層に分かれていて、きちんと排卵しており、過度なストレスから解放されれば生理周期が整うことがあります。

風邪や身体的な疲れで生理が遅れることも!

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生理が遅れてしまう原因には、風邪で体調を崩していること、身体的な疲れが溜まっていることなども挙げられます。

「たかが風邪!」なんて思うかも知れませんが、女性ホルモンはとても素直なものなのです。ただ、すぐに治るような風邪であれば、生理の遅れは数日ほどで済むことが多いです。

風邪よりも身体的な疲れが溜まっている方が、むしろ生理の遅れが酷くなりそうですね。風邪はたまに起こる体調不良でしょうが、身体的な疲れは毎日の習慣から来るもので、何ヶ月かした時には大きな疲労になっていることが多いものです。

大きな疲労も過度なストレスと同じようにホルモンバランスの乱れる原因となりやすいので、1日1日出来る範囲で十分な睡眠を取るようにしましょう。

もちろん、子宮の機能に問題がある場合も!

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予定日になっても生理が来ない原因として、子宮の機能に何らかの問題がある場合も考えられます。一般的には、25~38日周期で生理が来ていれば、正常範囲内です。24日以内、38日以上の周期のうちでも特に心配なのが、3ヶ月以上も生理が来ない場合には生理不順ではなく無月経に該当します。20歳を過ぎているのに60日間生理が来なかったり、基礎体温が低い状態が続いて排卵していないと思われる時には、念のため婦人科で診察を受けましょう。早めに対処しておけば、治療期間は少しでも短く済みますし、深刻な事態は防ぎやすくなります。

生理周期と体の変化について

参考:生理周期とおりものの変化【おりものの少ない時期と多い時期の違い】
参考:生理がこない、生理が遅れる原因は? 妊娠の可能性はどのくらい?
参考:無月経・月経不順の原因は? 診断基準と受診の目安

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