女性に多い偏頭痛の原因と症状について

偏頭痛に悩んでいる女性は、かなり多いようですね。こめかみから目付近までがズキンズキンと脈打つように痛むのが、偏頭痛の独特な痛みですよね。

偏頭痛の頻度、期間について

痛みは数時間程度で収まってしまうこともあれば、3日間ほども続くこともあるようです。偏頭痛が慢性化している方だと、1ヶ月のうちに何度も偏頭痛が起こることがあります。でも、もっと頻度の少ない方だと、1ヶ月に1回の苦しみで済むと言う方もいます。

特に1ヶ月のホルモンバランスが生理によって変化する女性の場合は、1ヶ月に1回は偏頭痛に苦しむ方が多いようです。生理が始まる時と排卵が起こっている時は、「エストロゲン」と言う頭痛を軽減してくれる女性ホルモンの分泌量が一気に減少するからです。(参考:排卵痛とは一体どのような痛み?【排卵痛の原因と対策について】

妊娠中は偏頭痛がおさまることも

ちなみに、生理が原因で偏頭痛に悩まされてきた方も、妊娠中のエストロゲンの多い時期は偏頭痛に悩まされることが少ない方も多いようですね。ただ、こんな方でも妊娠によって体質が変化した訳ではなく、出産を終えればまた妊娠前と同じように偏頭痛に悩まされます。

偏頭痛は酷い方だと、仕事や家事にも支障が出てしまうことがあります。胃のむかつきや吐き気などの症状があったり、いつもは気にならない光や音、臭いなどに急に敏感になってしまうこともあります。痛みがある間は動いたりせずじっとしていた方が痛みが気になりにくく、ちょっと顔の位置を変えたり姿勢を変えるだけで痛みが悪化してしまうこともあります。

偏頭痛の前兆 閃輝暗点

また、偏頭痛が起こる前には、前兆の症状として閃輝暗点が起こる方もいるようですね。閃輝暗点と言うのは、視野にフラッシュのような光がちらついたり、ギザギザの光が現れて、視野の一部が見えにくくなる症状のことです。他の前兆の症状としては、耳が聞こえにくくなったり、感覚が麻痺したり、手足が痺れたりなどの症状がある方もいます。

偏頭痛の前に必ずこのような症状があると言う方は、前兆の症状がある間に鎮痛薬や予防薬を用意しておいたりなどの対処が出来ると良いですよね。とは言っても、薬で偏頭痛を予防する際に気を付けたいのが、薬物乱用頭痛にならないかと言うことです。前兆があれば偏頭痛の症状が必ずしも起こるとは言えないですし、これから現れる偏頭痛の症状が薬に合ったものとも限らないですよね。

こんな時に、かえって合わない薬を使用したことによる薬物乱用頭痛が起こってしまう危険性もあるのです。頻繁に偏頭痛が起こる方は、自己判断で市販薬を用意するのではなく医師に相談して良い薬を処方してもらうのが良いかも知れませんね。

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