最近では「妊活」と言う言葉をよく使うようになっただけに、妊活にも就活や婚活と同じように成功することと失敗することがはっきりしていますよね。
自然妊娠で特に苦労することなく子供を授かることができる方もいれば、妊活に励んで苦労の末子供を授かることができる方もいます。さらには、妊活に熱心に励んだものの、なかなか努力が実らず子供を授かれない方もいます。この背景には、女性の晩婚化による初産の遅れが関係しているのかも知れませんね。
あるいは、現代人の生活習慣や食生活の乱れによって、ホルモンバランスが崩れることも少なからず関係しているのかも知れませんね。いずれにしても、真面目に妊活に励むからには健康な子供を授かりたいものですよね。
排卵日を予測して妊娠確立を上げる
ところで、妊活に励む女性には、排卵検査薬を上手く活用する方もいるでしょう。排卵検査薬は尿の中に含まれているLH濃度の上昇を調べることで、排卵のタイミングを予想するためのものです。排卵検査薬を使用してLH濃度の上昇が始まるのを確認できれば、36時間以内に排卵が起こると言うことなのです。
ちなみに、LH濃度と言うのは黄体形成ホルモンのことです。卵子の成熟とともに黄体形成ホルモンは多く分泌されるようになり、さらに黄体形成ホルモンが分泌されれば排卵が起こるのです。LH濃度が上昇し始めてからピークを向かえて下がりきるまでには、48時間、つまり2日間かかるのです。排卵はその間には起こっていると言うことです。
排卵検査薬は排卵が起きてから使っても遅い?
このように考えると、排卵検査薬は排卵が起こってから使用しても、タイミング的には遅いのです。LH濃度が上昇し始めて24~36時間以内に排卵するのであって、あくまでも排卵検査薬で陽性が出てから24~36時間で排卵する訳ではありません。
尿として黄体形成ホルモンが出る前に、体内で黄体形成ホルモンの分泌は増えているのです。排卵検査薬で黄体形成ホルモンを確認できる方が若干遅くなっているのです。もっと言うと、排卵検査薬で陽性が出ても、どのくらいのタイミングのLH濃度なのかは分かりません。排卵前かも知れませんし、排卵直後なのかも知れませんし。
排卵日をチェックするタイミングについて
なので、もし皆さんの生理が28日周期であれば、生理スタート日から14日目ではなく、12日目からチェックしてみるのが良いようです。と言うのは、排卵は全ての人が生理がスタートして14日目で起こるのではなく、その前後2日くらいで起こることもあるのです。
14日目よりも若干早めに排卵が起こる方もいれば、若干遅めに排卵が起こる方もいるのです。
とは言っても、「自分は排卵が遅め」と言う確証が無ければ、遅くから排卵検査薬を使用するよりは早めの方が安心かも知れませんね。また、LHの上昇は朝起こらなくても、夜になってから起こることもあります。細かくチェックしたい方は、排卵日前後2日間に1日1回と言わずに朝と夜の1日2回チェックしてみるのも有りです。1日1回のみチェックする方は、時間を決めておくのが良いかも知れませんね。そして、陽性になった場合には、すぐに仲良しのタイミングを取るのが良いそうです。
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