1ヶ月ごとに起こる女性の痛みは、どうやら生理痛だけではないようですね。気にならない方も多いのですが、中には、排卵痛の症状を訴える方もいます。毎月の生理痛に加えて排卵痛のある方は、1ヶ月に2回も痛みがある訳なので大変ですよね。
排卵痛とは
ちなみに、女性の体には、生理が始まって2週間の低温期が続いて、高温期に移るまでに一気にガクンと体温が落ちる時期があります。排卵日は、この1ヶ月の中でもっとも体温の低い時期に当たります。排卵痛は排卵日に起こるものなのですが、生理痛ほど痛みを感じる方は少ないようです。稀に寝ても立ってもいられないような激痛に悩まされている方もいるようです。排卵日は痛みだけではなく、お腹の張り、排卵出血の起こる方もいます。
排卵痛の原因と改善方法
時々、「不正出血」なんて言う言葉を聞くことがあり、排卵出血を不正出血だと思っている方もいます。この排卵痛の原因としては、肝臓の働きが低下することにあるのではないかと言われています。あるいは、ストレス、疲労などによるホルモンバランスの乱れも、排卵痛の原因として考えられます。肝臓は基礎代謝が低下すると機能低下に陥りやすいので、普段運動不足だと感じる方は定期的に適度な運動を行う機会を作ることをお勧めします。
忙しくて運動を行う時間の無い方は、毎日自宅に帰ってから半身浴を心掛けると良いでしょう。ゆったりと湯船に浸かることは、リラックス効果だけではなく全身の血液の巡りを良くすることが出来ます。また、あまりにも酷い痛みの場合は、適度な運動とか半身浴などですぐに改善できるとは思えないですよね。こんな方は、早めに婦人科に相談してみるのが良いでしょう。
体に何らかの不調があって、激痛を伴うこともあります。もしかしたらホルモンを調整するために、ピルを処方してもらえるかも知れません。ただ、妊娠を望んでいる方は、極力使用しないのがベストです。と言うのは、ピルは避妊薬だからです。
さらに、ピルを使用すると、一時的に吐き気や腹痛などの体調不良の副作用が出ることもあります。強い副作用の起こりやすい薬なので医師からもちゃんと指示があるでしょうが、気になる症状があった場合には早めに医師に確認しましょう。排卵痛の気になる方は、排卵日の数日前からは出来るだけゆっくり休むようにして体調を整えましょう。生理が終わってから多少は無茶ぶりな生活をしていても、排卵日数日前から生理スタート日までは十分な睡眠を取ることです。
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