は「日本だと10人に1人がわきが!」なんて言う噂もあるのですが、実際には自分のわきがに悩んでいる人、人のわきがの臭いで不快に感じた人などはもっといそうですよね。ところで、自分の臭いは、自分では気付かないことがあるものです。自分で気付いたとしたら、周りは既に気付いていて皆さんに対して不快感を持っているはずです。では、わきがの対策に効果的な方法をご紹介しましょう。
わきがにアルコール消毒が効くことも必要:原因菌をなくす
そもそも、わきがには原因菌があって、この原因菌がアポクリン汗腺から出てくる汗を分解することで、強烈な臭いが発生するのです。なので、アルコール消毒でわきがの原因菌を殺菌すれば、一時的とは言えわきがの臭いを抑えることが可能です。
ちなみに、よく薬局で販売されているアルコール消毒は、76.9~81.4%くらいの濃度であることが多く、これくらいの濃度でもっとも高い殺菌効果が期待できます。
ただ、アルコール消毒の殺菌力は30秒で99%以上であって、決して100%を保証する確実なものではありません。殺菌しきれずに残った菌が30分に1度くらいのペースで分裂を繰り返して、3時間以上経過した頃にはアルコール消毒前の数の菌が存在していることが多いです。
わき毛を処理するのも効果的、臭いをためない
「わきがの人はわき毛が多そう。」とか「わきがの人はわき毛が濃そう。」などと言う、イメージを持っている人が多いでしょう。
実は、このイメージは決して間違っておらず、わき毛が多かったり濃かったりすると臭いがわきにこもりやすくなるからです。
でも、わき毛を無くせば、わき毛で臭いがこもることは無く、臭いが発生する前に汗を乾燥させやすくなります。
ただ、わき毛を処理する時に毛根を刺激してしまうと、アポクリン汗腺を刺激して臭いを悪化させる危険性があります。なので、毛抜きを使用するのは止めて、カミソリか電気シェーバー、エステ脱毛などの肌に負担をかけにくい方法にしましょう。
エステ脱毛は女性だけの物と思われがちですが、最近では男性向けの脱毛サロンも人気が高まりつつありますよね。
わきがは服から臭っていることも?通気性の良い素材と形
どんなに制汗剤で自分の体をケアしても、なかなか臭いが消えないことはありませんか?
こんな場合には制汗剤を使うのが遅かったと言うのもあるのですが、汗は発生する前に制汗剤を使ったのであれば、自分の着ている服からわきがの臭いがしている可能性があります。服がわきから発生した汗を吸収して、服から臭いが発していることがあるのです。
服の臭い対策としては、通気性を意識した服装にして蒸れにくくすると良いでしょう。ピタッとしたタイトな服装よりは若干緩めの服装が良いでしょうし、水分が残りやすい素材の服よりは吸水性に優れたもので乾燥しやすい素材の服が良いでしょう。
この他、消臭機能付きのシャツ、使い捨ての汗わきパッドなどを上手に活用するのもお勧めです。
体臭、加齢臭が気になる方は要チェック!
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参考:不快な臭いを発するわきがの原因は?【もしかしてわきがかも?わきがの定義とは】
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