頭痛の中でも片頭痛に悩んでいる方は多いものですが、その中でも女性が半分を占めると言われています。
ところで、片頭痛は一体どういう痛みなのか知っていますか。
片頭痛の症状について
片側あるいは両側のこめかみから目にかけての範囲で、「ドキドキ」と脈打つような頭痛を言います。頭痛持ちと言う方でも、このような頭痛が常に起こってる訳ではありません。時々起こるもので、頭痛の起こる頻度は少ない時で月に数回程度で、多い時で週に数回程度であることが多いものです。
しかも、痛みの続く時間も数時間程度の短時間から、長くても3日以内に終わることが多いものです。
痛みがもっとも酷くなりやすいのが痛み始めてから1~2時間くらいで、頭痛以外の症状として吐き気や嘔吐、目眩などの症状が現れることもあります。胃の不快感があったり、普段気にならないような眩しさや音、臭いなどが気になってしまうこともあります。
ただ、痛みが起こっている間は、仕事や家事などが手に付かない状態である方も多いでしょう。
痛みが気になって、作業しようにも集中力が落ちてしまう方も多く見られます。と言うよりも、動く方が片頭痛の症状が激しくなりやすく、じっとしている方が症状が楽なのかも知れませんね。
痛みが気になって、頭を変えようとして頭を動かしたり、姿勢を変えたりする方もいるでしょう。でも、これをやってしまうと、ますます症状は悪化してしまいます。
こんな症状に注意!片頭痛の前兆
ところで、こんな片頭痛には、前兆のような症状もあるようです。もちろん、全ての方に前兆がある訳ではなく一部の方だけが感じる症状なのですが、もしかしたら少し気にかけてみると前兆に気付くことができる可能性もありますよね。
片頭痛の前兆の症状としては、頭痛の前に目がチカチカしたり、視野の一部が欠けて見えたり、視野がぼやけて見えたりすることがあります。もっと酷い方だと、言葉が口から出にくくなってしまったり、手足が痺れたり、感覚が麻痺したりすることもあるようです。
ちなみに、前兆の症状は長時間続く訳ではなく、30分以内に消えることが多いです。とは言っても、前兆の症状が治まったからと言って安心できる訳ではなく、暫くすると本格的な片頭痛の症状が起こるのが予想できるのが苦痛ですよね。
片頭痛を治療するためには薬を使用するのが効果的ですが、薬の中にも薬物乱用頭痛を引き起こすものもあります。
このようなことを避けるためには、頻繁に頭痛薬を必要とする場合には、早めに医者にかかった方が良いかも知れませんね。
片頭痛になりやすい生活とは
また、片頭痛を誘発する疲労やストレスを避けて生活することも、治療のためにとても大切です。
疲労やストレスが極度に溜まっていると血管は収縮しやすくなるのですが、疲労やストレスから解放された瞬間、急激に血管が拡張することから症状が起こることもあるのです。
他には、無理なダイエットによる空腹、ハードな運動なども片頭痛に繋がりやすいものです。生活リズムや栄養バランスを整えて、健康的な生活を心掛けましょう。
コメント