GU(ギャップアップ)で寄り付いた銘柄で稼ぐ投資方法

皆さんは、株式取引を行う際に何を根拠に売買していますか?

よく投資家に利用されているのが、皆さんにもおなじみの、PERやROEなどに代表されるファンダメンタルズ分析です。

株式取引を始めたばかりの方などは、まずこうしたファンダメンタルズ分析を用いて、購入する株を決めることが多いのではないでしょうか。

しかし、こうしたファンダメンタルズ分析は、中長期的な投資では効果的かもしれませんが、短期的にはあまり使い勝手がよくありません。

そこで、私は、チャートに表れる特定の日足・5分足パターンを根拠にして株の売買を行っています。

この場合、売買は数時間から数日の間に終了します。いわゆる、デイトレードや短期スイングというものです。

今回は、私が株の売買をする際に根拠としているいくつかの日足・5分足パターンの中から、5分足を利用したものを紹介するので、是非参考にしてください!


GU(ギャップアップ)で寄り付いた銘柄に注目

私が、根拠として利用している日足・5分足パターンの中から今回紹介するのは、5分足でGU(ギャップアップ)して寄り付いたパターンです。

GUで寄り付いたというのは、株価が、前営業日の終値より高い価格で前場の始値を形成したということです。

では、なぜそんなことが起こるのかというと、それは、寄付き時点での「買い」が「売り」よりも多いからです。

そうしたことが起こる背景には、相場が始まる前にその銘柄にプラスになるようなニュース(IR)が出たり、調整が終了して売りが減ったりといったものがあります。

この、GUで寄り付いたという動きは、その銘柄に買いが集まり資金が流入しているということを示すので、その後の上昇につながりやすいのです。

よって、GUで寄り付いた銘柄は、監視しておく必要があるのですが、できることなら、相場が始まる前にそうした動きを予見して、マーケットボードに候補となる銘柄を登録しておくとよいでしょう。

そうすれば、GUで寄り付く動きを見逃すことがありません。

下ヒゲをつけながら下値を切り上げたら買い!

ここまで、GUで寄り付いた銘柄は上昇しやすいので、監視しておくとお伝えしましたが、GUで寄り付いた銘柄すべてが、その後上昇するわけではありません。

寄付き後に下落してGU分を帳消しにすることも十分考えられます。

ですから、GUで寄り付いたらすぐに買ってはいけないのです。

では、どのような5分足での動きを見せれば買うことができるのでしょうか。

結論から述べると、買ってよいのは、GUで寄り付き、下ヒゲをつけながら下値を切り上げるという動きをした銘柄です。

下ヒゲをつけるというのは、GUで株価が上昇した際に生まれる売りを、買いが吸収していることを示し、買い意欲の強さを表すのです。

そして、下ヒゲをつけながら徐々に下値を切り上げ、株価が下落しなくなっていくと、その後一気に上昇していく可能性が高まります。

文章だけではわかりにくいので、ここでそうした値動きをしたチャートを見てみましょう。

これは、ケイティケイという銘柄の5分足チャートで、2日分表示されています。

この銘柄は、数日前に材料が出て急騰したのですが、その反動で大幅に下落し、チャートの前半部分を見るとわかるように、いいところなくずるずると値を下げています。

さて、チャートの青い矢印を見てください。そこが1日目の終値です。

その隣を見ると、窓が開いてGUで寄り付いているのがお分かりいただけるでしょうか。これが2日目の始値となります。

次に黒い矢印が示すところを見てください。

そこを見れば、GUで寄り付いた後、下ヒゲをつけながら、徐々に下値を切り上げていくのが分かると思います。

そして、突然長い陽線が出現し、一気に株価は上昇していったのです。

この上昇は、先ほどもお伝えしたように、GUで寄り付いた後も売りに押されず、買いの勢いが強いことにより引き起こされたものと考えられます。

結局、このケースでは、GUで寄り付いてからさらに20%近く上昇しました。

このパターンを利用する時の注意点

私は、このパターンが出現したら、必ず買うようにしていますが、その時に忘れずにやっていることがあります。

それは、逆指値を設定することです。

逆指値とは、あらかじめ決めておいた値を株価が下回ったら自動で売ることができるという注文のことです。

私の場合、前営業日の終値で逆指値を設定しておき、それを株価が下回ったら成行で売るようにしています。

こうすることで、万が一株価が上昇するという予測が外れ下落しても、損失を最低限に抑えることができるのです。

したがって、今回お伝えした分足パターンを根拠にして買う時は、大きな損失を回避することができるように、必ず逆指値を設定するようにしてください。

終わりに

今回私が紹介した「GU(ギャップアップ)で寄り付き、下ヒゲをつけながら下値を切り上げるパターン」は、うまく上昇すれば短時間で大きな利益を上げることができるものです。是非、皆さんもこの方法で売買してみてください。

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