15000円割れ!?日経平均株価はどうなる?2月以降今後の見通しについて

ここ1週間の日経平均株価の値動きです。下落の勢いのすごさが分かります。

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日経平均はどこまで下がる?

原油安、円高、中国株値下がりなど様々な要因が絡んできて、下落の勢いが止まらない日経平均株価ですが、一体いくらまで下がるのでしょうか。ここ1週間を見ても、週明けは1万7000円後半でスタートした株価は、あっという間に、1万5000円台となりました。週明けの金曜日は、次の土日の下げ材料があることを懸念して、おそらくポジション整理が進み、更に値下がることが予想出来ます。

今は、良好な材料が出たとしても、投資家の不安心理により、買い注文が入りづらい状況となっています。また、ちょっとした悪材料が、売り材料となって、大きく売りが入りやすく、下落相場と言ってもいいぐらいの悪状態となっています。

株式市場は、「12月に売り、1月に買う」ということも言われています。これは、12月は、含み損のポジションを抱えた投資家が、節税対策の為、ポジションを整理する時期である為、株価が下がりやすい月と言われているからです。

反対に1月については、株価は安くなりがちということで、バーゲンセール状態となり、買いから入るのがベストとされています。

しかし、今年に関しては、この「12月に売り、1月に買う」という通説は、通用しませんでした。

1月から2月にかけての下落の勢いは、激しさを増すばかりです。この行き過ぎともいわれている株価安を食い止める為、日銀は1月29日(金)にマイナス金利を導入することの決定を発表したが、結局上がったのはその日だけ。翌週にはすぐに下落基調となり、今後もしばらくは下落しそうな雰囲気です。

また、ここ5年間の日経平均株価チャートは下記の通りです。

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元々見ると、4年前までは1万円を切っていたんですね。この5年間を見ると、今の15000円台の値段は、決して低くなく、むしろ高かった値を付けていたこと分ります。

その為、今の値段が安いのではなく、現状の平均株価が高くなりすぎていたのかもしれません。

個人的な見解ですが、ここ5年間のチャート内でレンジ相場となっていた2014年1月~6月の1万4000円程度が妥当な株価かもしれません。

下落の時でもお勧め出来る株は

個人的な意見となりますが、200円台~300円台の低位株をお勧めします。実は、この低位株と言われている中でも、安定して利益が出ている株もいくつも存在しています。

確実に現預金で持っておくよりもいいでしょう。すぐに使う予定がない預貯金でしたら下記の株式に投資してみるのもいいかもしれません。

みずほフィナンシャル

2016年2月10日現在、1株当たり、161.1円を付けております。配当は年率4%を超えております。100株単位で購入することが出来ますので、最低投資金額は16000円程度です。連結決算で、当期純利益6000億計上しているグループですので、まず安定しておりますし、倒産の可能性は極めて低いです。これからどうなるかわからない預貯金よりも、お勧め出来ます。

アルバイトタイムス

無料雑誌「DOMO」の発行で有名な同社ですが、株価は247円(2016年2月10日現在)と大変お買い得な値段に位置しています。100株単位で購入できるので、3万円以下で購入することが出来ます。配当も年間で3%以上となっています。従業員200名以下の企業ですが、2015年2月の業績は、連結決算の当期純利益8億5600万円を計上していますので、優良企業であることが分かります。

新生銀行

現在、1株当たり131円まで値下がりしています。2016年3月期の業績予想は当期純利益630億円以上の計上となっています。日経平均株価の下落により、実力以上に値下がっています。割安となっている今がチャンスです。

その他にも、円高となっていることから旅行関連(海外旅行に行く人が増える為。)などが挙げられます。

まとめ

この記事を書いているのは、2016年2月11日祝日ですが、翌日の12日の日経平均株価はほぼ間違えなく下落するでしょう。場合によっては午前中に1万5000円を割り込むのではないでしょうか。ドルも現在112円で落ち着いていますが、早ければ明日中には110円台に突入するのではないかという見解もあります。これだけ現在の市場は不安定であり、短期的な利益を望むのは難しい状況とも言えます。

もし、株式投資を考えているのであれば、反転するのを見計らうというのも一つの手段かもしれません。

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