
2010年9月18日撮影 23歳
2019年9月27日撮影 32歳
さて今回は「とにかく金額を重視した発毛方法」について書きます。

ズバリこういう方に向けてです。
「安さ」だけを考えるなら、インターネットの個人輸入代行サービスを利用することで、格安で専門治療薬が手に入ります。今では常識ですね。
ところがこの方法は、副作用リスクに耐えられなかったり、自己判断で薬を飲んでも今ひとつ効果が出なかったり、挑戦する人が多い反面、途中で諦める人も後を絶ちません。
安さを追い求めたところで、結局は失敗するのです。
そこで、取り扱いの方法に「ある工夫」をすることで、金額とリスクを最小限に抑えながら最大の効果を出す方法を提案します。
すでに薄毛対策に取り組んでいる方も、これから本格的に対策したい方も、諦めずに読んでください。
発毛専門クリニックでなぜ髪が生えるのか

もちろんです。クリニックに通うと月に10,000円〜30,000円程度かかるので、この記事ではそんな方法提案しません。「とにかく安くハゲを治す方法」がテーマですから。
ただし、「なぜ発毛専門クリニックに通えば髪が生えるのか?」は大前提として知っておく必要があります。
- 発毛専門の治療薬がある
- 自分に合う治療薬の内容・濃度・量を処方してくれる

「治療薬」は大きく2種類

↓パパッと動画で確認したい方はこちら↓
「2分でわかるAGA(男性型脱毛症)と治療薬」
「M字ハゲ」や「てっぺんハゲ」などの男性型脱毛症、いわゆるAGAは、既に治療薬が明確です。
- 抜け毛を減らす「フィナステリド」または「デュタステリド」
- 新しい髪を生やす「ミノキシジル」
AGAにドンピシャで対応する薬は①の「フィナステリド」と「デュタステリド」です。これらは飲み薬で、AGAの発症原因を根本から改善してくれるため、まさにAGAのための薬と言えます。
フィナステリドが世に出たことで、ハゲが治る時代になったのです。(デュタステリドの方が後発)
一方ミノキシジルは、AGAかどうかに関わらず、新しい毛を生やす薬です。飲んでも塗っても効果があり、女性でも服用することができます。
発毛専門治療薬の効果

初診時の写真(2010年9月18日 23歳)
半年後の写真(2011年2月26日 23歳)
処方されている薬の写真はこちらです。

真ん中にあるのが4%ミノキシジルの塗り薬(発毛剤)で、錠剤は左からミノキシジル4mg、デュタステリド0.3mg、亜鉛類のサプリです。
この量で3ヶ月分。金額は31,000円です。


フィナステリドorデュタステリドは必須です。
大前提として、フィナステリド(またはデュタステリド)を手に入れることができなければ、本格的な発毛はムリです。ハゲは治りません。
AGAは進行性の脱毛であり、年を重ねるにつれ髪は減ります。そして、AGAのための薬こそが「フィナステリド」と「デュタステリド」です。
なので、本気でハゲを治したい人にとって、フィナステリド(またはデュタステリド)は必須です。
※ミノキシジルについては後述しています(補足①)。

最安で治療薬を手に入れる方法
最も安くフィナステリド(またはデュタステリド)を手に入れる方法は、ズバリ「インターネットでの個人輸入」です。
個人輸入代行サービスを利用して、海外から薬を格安で取り寄せることができます。また、現時点で利用する個人輸入代行サービスは「オオサカ堂」の一択です。ニセモノの薬が届くリスクは完全に回避できます。
サイトにアクセスして注文すれば、薬が自宅まで郵送されます。ご覧のとおり安いです。
例:フィナステリドを含有する薬

個人輸入を普通にやっても失敗する

フィナステリドでいいかな。これって1日1錠飲めばいいんですか?


「どのくらいの量飲めば効果的なのか」や「そもそも薬が自分に合っているのか」は、検査をしなければわかりません。
また、薬なので副作用が生じるリスクもありますが、そのリスクを抑えながら飲まなければ長続きしません。結果、ハゲは治りません。
フィナステリドなどAGA治療薬をネットで個人輸入している人はたくさんいますが、多くの人が1年も薬を継続することができずに、途中でやめてしまうのが事実です。
- 副作用が生じて怖くなった
- 薬を飲む「量」と「頻度」がわからず続かなかった
- 髪は増えたが薬をやめたらまた髪が減ったので諦めた

解決策を3パターン提案〜諦めるのはまだ早い!〜
そもそも「薬を自己判断で飲む」のですから、リスクがあるのは当然です。極端な話、大量に飲んだりしたらどうなるのかわかりません。
また、もし体に全く異変がなくても、自分の判断で長期間薬を飲み続けるのは、想像以上に怖さを伴います。
ただし、諦めるのはまだ早いです。薬は安く手に入るのですから、あとは「リスク」を下げればいいのです。以下で3つの方法を提案します。
- 「遺伝子検査」だけ受ける
- 発毛専門クリニックに通い、すぐにやめ、専門医から処方された薬と同じ薬を個人輸入する
- 自己流で少量ずつ保守的に服用する

方法① 遺伝子検査だけ受ける
薬は個人輸入で安く手に入るのですから、検査だけしてほしい!という方にオススメです。
遺伝子検査とは、発毛専門クリニックで行なっている検査で、もともと「フィナステリドとデュタステリドのどちらを利用した方が効果的か」を調べるための検査です。
遺伝子検査により、まずフィナステリドとデュタステリドのどちらを手に入れるべきかが明確になります。

またAGAを誘発する「5αリダクターゼ」(上の動画参照)の発現強度が、前頭部と頭頂部それぞれで判明し、それにより「どのくらいの量の薬を投与すれば効果的か」がわかるのです。
遺伝子検査といっても、クリニックで毛髪を5本抜かれて提出するだけなので、受ける側は何の負担もありません。

検査料は19,000円かかりますが、そこからクリニックに通うとなると月に10,000円〜30,000円程度かかるのが、個人輸入なら月1,000円〜2,000円程度でおさまります。
フィナステリドとデュタステリドどちらの薬を選べばいいかわからないまま個人輸入を始めるより絶対に効率的ですし、薬を飲む量の目安がわかるのでおすすめです。
そもそもAGAじゃない場合も!?
ちなみに、無料カウンセリングに行くと、もう1つ大きなメリットがあります。
専門医に頭皮を見てもらった結果、AGAではないと言われるパターンが実は多いのです。
Dクリニックの専門医の著書「悩むな諸君、行動しよう」によると、AGAだと思って無料相談に来る方の約40%が「脂漏性皮膚炎」という頭皮のトラブルを抱えているそうです。
薄毛の原因がAGAではない場合、もちろんフィナステリド等の薬は必要ありません。その場合は、薬を飲まなくてもシャンプーの変更やその他の対策を指示されます。

自分がAGAかどうかを判断してもらうためにも、発毛専門クリニックの無料カウンセリングに行く意義は大きいです。しかも無料ですしね^^。
方法② 発毛専門クリニックをすぐにやめる
この方法は、実際に発毛専門クリニックに少しだけ通い、専門医が自分に処方してくれた薬と「全く同じ薬を全く同じ量」個人輸入するという方法です。

※個人輸入で1mgのフィナステリドしか入手できないような場合は、ピルカッターで切ったり、2日に1回飲むなどで対応しましょう。
そもそも発毛専門クリニックで髪が生える理由は「自分に合った内容・濃度・量」の薬を処方してくれるからでしたね?
「自分に合った内容・濃度・量」の薬を知ることさえできれば、あとは個人輸入を利用して安くコストを抑えることができます。安いコストでハゲは治せるのです。

やめる前提のクリニック選びも注意!
方法②を前提とする場合でも、発毛専門クリニック選びには注意が必要です。
なぜなら、前金や医療ローン制度があるクリニックが存在するからです。

料金体系で選ぶなら「Dクリニック」か「銀クリ」です。
ただし、Dクリニックの料金体系の最大の魅力は、効果が出るにつれ料金が安くなって行くシステムですので、すぐにやめる前提であればこのメリットは享受できません。
それを踏まえると、初回から割安な料金でいける「銀クリ」がベストかと思います。

方法③ 自己流で少しずつ服用する
全部自分で決める!
薬選びも、薬を飲む量や飲む頻度も、副作用のリスクも、全部自分で管理してハゲを治す!という方もいると思います。
自己責任なので、ロックンロールでいいでしょう。何ら否定しません。
ただしポイントが2つ。
- とにかく保守的に少しずつ飲むこと
- 長期プランで考えること
自分に合っていない量を飲むと、副作用が生じるリスクがあります。そうすると結果的に続きません。
また、短期的に髪が生えても、それは薬の力で生えているだけです。発毛治療は、薬で増やした毛量を薬なしでも長期にわたって維持できるようになることが最終目標です。
長期的なプランをもって、保守的に薬を飲むようにしましょう。

補足① ミノキシジルを服用する必要は?
フィナステリド(またはデュタステリド)は「必須」だと紹介しました。
では、ミノキシジルはどうでしょうか?
ミノキシジルは、飲み薬と塗り薬(発毛剤)がありますが「とにかく安く発毛する方法」としては、どちらも一旦手を出さないことが得策です。
これまで治療薬を飲んでいない人なら、フィナステリド・デュタステリドだけでも、かなりの効果が出るからです。
現時点で既にかなり薄毛が進行している場合や、より積極的に発毛したい方は、予算に合わせて検討してください。
特に今は、発毛剤が人気です。2018年に、それまで日本で唯一の発毛剤リアップの特許が切れ、現在「日本製」の発毛剤は3種類まで増えました(どれも割高ですが)。
リアップX5 | 大正製薬 | ||
メディカルミノキ5 | アンファー | ||
リグロEX5 | ロート製薬 |


ミノキシジル飲み薬は、フィナステリド等と同様「オオサカ堂」から個人輸入ができます。

補足② 薬の副作用リスク正しく知ろう
個人輸入した薬を飲む場合、副作用のリスクをしっかり理解しておく必要があります。
- 性欲の低下
- 精子の減少
- 勃起不全
といっても、発毛治療薬の副作用は、実は恐ろしいものではありません。
その理由は、副作用が生じても薬をやめれば元どおりになるからです。
副作用が生じたら一旦薬をやめ、症状が治ったら薬の量を減らして試してみることがオススメです。

参考に、ミノキシジル(飲み薬)の副作用も載せておきます。
- 体毛の増加
- 初期脱毛
- 動悸
- むくみ
- 不整脈
ミノキシジルの場合、体毛の増加と初期脱毛はかなりの率で体感します。それ以外の副作用は大量に飲まなければ生じないので、恐れることはありません。

補足③ どうしても「海外製」の薬が嫌な場合
個人輸入代行サービス「オオサカ堂」で入手する薬は「海外製」です。
サイトを見ても、海外の薬ばかりでなんとなく抵抗がある方もいるでしょう。
「海外製」という点がどうしても嫌な場合は、「イースト駅前クリニック」に行くという選択肢を紹介します。
あまり知られていませんが、イースト駅前クリニックは薬だけ欲しい方に人気のクリニックです。初回だけはクリニックに行く必要がありますが、通院を希望しない方に向けて「スマホ診察」を実施しており、薬も自宅まで郵送されます。
また、取り扱う薬は全て「国内承認薬」です。
海外製の薬を個人輸入するよりは割高なので「とにかく安くハゲを治す方法」ではないかもしれませんが、通常の発毛専門クリニックに通うよりは、診察がないぶん割安です。
補足④ 薬で増えた毛量はどうやって維持するのか?
専門の治療薬を、自分に合った量飲めば、まず間違いなく髪は増えます。
しかし、そこで薬をやめると再び髪は減ります。多くの人が、こうして発毛治療を諦めるのです。
現在の発毛治療は、髪を増やすことは簡単です。増えた髪を長期に渡って維持することの方がよっぽど難しいのです。

ポイントは2つあります。
- 徐々に薬の量(濃度や飲む頻度)を減らしていくこと。
- 日常生活を改善し、髪が抜ける原因をつぶすこと。
自分の体験記である→「AGA治療に8年間通った「効果」と「料金」の全てをお伝えします。」で詳しく書いていますが、最初はクリニックで月に31,000円払っていました。そこから徐々に薬を減らしていき、今では月に10,300円の料金で髪を維持できるようになっています。
最終的な目標は、薬なしで髪を維持できるようになることです。
そのためには、日常から食事、睡眠、ストレスといった髪が抜ける3大要因をしっかり管理し、髪が抜ける原因を1つ1つつぶしていくことが重要です。
まとめ〜とにかく安く!それでも発毛に成功するには〜
- 個人輸入代行サービス「オオサカ堂」を利用しよう!
- ただし、専門医の意見を取り入れよう!
現在、専門の治療薬はインターネットで安く手に入る時代になりました。
ただし、普通にやってもハゲは治りません。
素人が「どの薬を何mgどういう頻度で飲むか」もわからないままチャレンジしても、失敗するのは当然です。
そこで、発毛専門クリニックの「無料カウンセリング」にいき、自分がAGAかどうかを確認した上で、まずは専門医から自分に合った薬の情報が入手することがオススメです。
個人輸入はそれからでも遅くありません。

内容に賛否両論あるかと思いますが、現時点において最も安く最も成功する確率が高い発毛方法だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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