お弁当宅配事業のシルバーライフがマザーズに上場!将来有望株でIPOはぜひ狙いたい!

高齢者向けのお弁当宅配事業を展開しているルバーライフ(9262)が東証マザーズに上場します。

想定価格は2400円

BB期間は2017年10月10日から10月16日

仮条件は10月5日 2,300-2,500円

公開価格は10月17日

上場日は10月25日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

若い方には馴染みが無いかもしれませんが、シルバーライフは全国で500店舗以上の販売網を構築している一大宅食チェーンです。

シルバーライフのHPで店舗情報を見れば、全国津々浦々に店舗があることを確認できます。

きっと、貴方の街にも有りますよ。

日本では今後高齢者が増加していきます。その為、これからシルバーライフのような高齢者向けサービスはどんどん拡大していくでしょう。

将来性は抜群です。

それに財務健全性も高いので、今の内に仕込んでおいて損は無さそうです。

IPOとして見ても売り出し規模は大きくなくロックアップも良好、参加しない理由が見当たりません。

そこで、今回のおすすめ指数は90です。

それでは、次項ではシルバーライフのIPO情報を解説していきます。

是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

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シルバーライフの事業内容

シルバーライフの事業内容は

「高齢者向け配食サービスのフランチャイズ本部の運営およびフランチャイズ加盟店などへ調理済み食材の販売」

と有価証券報告書に記載されています。

シルバーライフは高齢者サービスを営む福祉事業社と個人向けに「まごころ弁当」「配食のふれ愛」という2種類のブランドを通じて宅食事業を行っています。

どちらのブランドでも事業展開にはFCシステムを活用しており、シルバーライフはFCを統括する本部事業を行っています。

FC展開は順調に進んでおり、まごころ弁当は367店舗、配食のふれ愛は196店舗にまで拡大しています。

ホームページで店舗を検索すると分かりますが、文字通り全国津々浦々にお店があります。

ここまでFC展開が上手くいくということはFC事業者にとってもメリットが大きい良い関係を本部とFCで築いているのでしょう。

基本的にシルバーライフは群馬の自社工場で加工したオカズをFCに提供販売して利益を得ています。

自社工場を保有しているのは大きなメリットです。

しかも、自社製品のみならず他社の食品加工も行なっているそうですので、まだまだ、自社工場の余剰能力がありそうですので、今後のFC展開の加速にも追加投資無しで対応できそうですね。

シルバーライフの人気の秘訣は提供する食材を個人の要望や必要に応じて細かく対応できることです。

柔らかめ

細く

流動食 などなど

味は勿論のこと、それにプラスして手間暇を掛けて追加価値を高めています。

シルバーライフは事業展開速度も速く業績もうなぎ登りで、今まさに勢いがあります。

今後が楽しみな企業ですね。

シルバーライフの財務情報

売上

2012年7月 1,304,394,000円
2013年7月 1,975,780,000円
2014年7月 2,658,796,000円
2015年7月 3,531,532,000円
2016年7月 4,151,291,000円
2017年4月 3,797,983,000円

経常利益

2012年7月 148,075,000円
2013年7月 142,752,000円
2014年7月 145,575,000円
2015年7月 319,500,000円
2016年7月 434,626,000円
2017年4月 403,110,000円

純利益

2012年7月 89,575,000円
2013年7月 91,877,000円
2014年7月 101,885,000円
2015年7月 201,964,000円
2016年7月 301,268,000円
2017年4月 265,369,000円

売上も年々上昇を続けている上に近年の利益の伸びも驚異的です。

自己資本比率も約50%を保持しており財務健全性が高い良企業です。

日本取引所グループに公開されているシルバーライフの有価証券報告書

シルバーライフのIPOは買いなのか?見送りなのか?

シルバーライフのIPOは買いです。
日本の少子高齢化の波は同社にとって追い風であり、ここからの将来性が期待できます。

また、財務健全性も高く大株主に満遍なくロックアップが掛かっていることから初値も期待できます。

短期で見ても長期的に見てもリターンが期待できる銘柄です。

ただ、1つ不安なのは株式の93%は社長と社長の財産管理会社の近江屋が握っています。これは、つまり社長のワンマン企業だということです。

ワンマン経営で上手くいく形もあれば、ワンマン経営で経営難に陥ることもあります。

現段階では良好に事業を展開しているようですので問題ありませんが、同社の株式を保有するのなら「同社の株式は93%社長が握っている」ということは覚えておいた方が良いでしょう。

買い要因

  • 将来性◎
  • 財務健全◎
  • 売り出し規模は中小規模
  • 良好なロックアップ

見送り要因

  • 株式の約93%以上は社長が保有

シルバーライフの関連銘柄

食材を自社工場を中心に仕入れ、全国規模で幅広く事業を展開している為、シルバーライフと深い関係を持つ関連企業は有価証券報告書には記載されていませんでした。

シルバーライフの初値予想は?

シルバーライフは事業の将来性、財務健全性共に高いのですが、高齢者向けの宅配サービスという地味な事業なのでIPOでの人気は高まらないでしょう。

その辺りを考慮して初値は公開価格+60%辺りになると予想します。

仮に公開価格が想定価格の2400円に決まったとしたら、初値は3840円になるでしょう。

セカンダリーが狙えるか?

シルバーライフはセカンダリーが狙える案件です。

今後高齢者の割合が増えていく日本では、シルバーライフのような高齢者向け宅配サービスは継続して拡大を続けていくと予想できます。

今の内に仕込んでおけば将来大きく利益を得られる可能性は高いでしょう。

セカンダリーにオススメの銘柄です。

主幹事情報

シルバーライフのIPO主幹事はみずほ証券です。

副幹事は、SMBC日興証券、岡三証券、岡三オンライン証券、マネックス証券、SBI証券、いちよし証券、岩井コスモ証券、丸三証券です。

今回のIPOでは、SMBC日興証券SMBC日興証券、岡三オンライン証券岡三オンライン証券、マネックス証券マネックス証券、SBI証券SBI証券、岩井コスモ証券岩井コスモ証券からネット応募することができます。

今回の参加オススメ証券会社は、開設口座数が少なくネット口座開設者に対して公平な抽選方式を採用しているマネックス証券岩井コスモ証券です。

参考: IPO完全抽選証券会社を一覧で紹介【資金力関係なく当選できるおすすめ口座】

それと、余力があるのならIPOに参加することでIPOチャレンジポイントが貯まり、いずれ当選が期待できるSBI証券からも参加しておきましょう。

参考: SBI証券のIPOチャレンジポイント100ptは当選ラインでは無い!

まとめ

シルバーライフは派手さはありませんが堅実で将来性も高いです。キラリと光る玄人向けの銘柄だと思います。

私は当選を期待してSMBC日興証券マネックス証券SBI証券から参加します。

当選したら長期で保有してセカンダリーを狙うつもりです。

同社の事業計画を見ると高齢者に伴う事業規模の拡大の展開が輝かしく書かれていますが、私は日本の高齢者の増加予想に驚きと恐れを抱いて将来に大きな不安を感じました。

消費税の増加分を少子化対策に当てることに賛否両論あるようですが、日本の高齢化の厳しい現実を具体的な数字で目の当たりにすると、早い段階で何かしら対策を講じないと、これから先日本は立ち行かなくなると考えられるので、私は少子化対策に消費税の増加分の一部を充てても良いと思います。