有りそうで無かった!駐車場の空間を利用した新事業で将来性抜群のフィル・カンパニー(3267)が東証マザーズに上場します。
想定価格は1210円
BB期間は2016年11月1日から11月8日
上場日は11月18日です。
仮条件は10月28日 1190円から1310円に決定しました。
公開価格は11月9日に決定します。
仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。
IPO主幹事はSBI証券です。今回IPOチャレンジポイントもたまっているので非常に期待しています。
あとは、なかなか口座開設者、応募者が少なくIPOの穴となっている安藤証券も参加しているので狙いたいですね。
さて、今回上場するフィル・カンパニーの事業内容を見た時に、何故これを思いつかなかったんだ、、、と思ってしまいました。
同社の主な事業は駐車場のオーナーに対して「駐車場の上に建物を建てて駐車場の空間を有効活用しませんか?建てた建物に入居するテナントは私たちが誘致しますよ」というビジネスモデルです。
このビジネスモデルは、同社はノンリスクで事業を行えるメリットが有り、オーナー側も駐車場を有効活用できる上にテナントの面倒も見て貰えるメリットが有ります。
そして、このビジネスモデルは駐車場を持つオーナー全てが対象になるので、今後の営業先も無数にあります。
つまり、将来性は抜群です。
公開比率も低く、将来性の高い新事業なので初値は期待できます!
そのため、今回の参加お勧め指数は100です。
それでは以下では、フィル・カンパニーの事業内容や財務諸表を解説していきます。
フィル・カンパニーのIPOは参加して間違いない案件だと思いますが、しっかりと自身の目で事業内容と財務諸表を確認してから参加の是非を決めて下さい。
目次
フィル・カンパニーの事業内容
フィル・カンパニーの事業内容は「1階を駐車場、2階以上を店舗とする『空中店舗フィル・パーク』の企画、設計、建築工事の設計・施工・メンテナンスなど」と有価証券報告書に記載されています。
具体的な業務内容 駐車場の上に収益性をアップできる建設物を
フィル・カンパニーは駐車場を保有するオーナーに対して、駐車場の形と収益はそのままにして、上に建物を建てて土地の収益を拡大させる事業を行っています。
そして、その事業に関わる具体的な建物の提案、設計施工請負い、建物へのテナント誘致などを全て一括で請け負っています。
具体的な建物の建築例はフィル・カンパニーのサイトから見ることができます。
この事業は長年収益を上げられる土地の立地に合った提案をいかにするか?
駐車場収益を減らさずに、そこに上乗せする形で建物を建てられるか?法整備を守り建物を実現させられるか?
長い目で見て、テナントが誘致できるか?
という、難易度の高い内容が混雑しているのですが、フィル・カンパニーでは、その点を自社のノウハウと技術力で解決して業績を上げています。
また、この事業は全ての青空駐車場に対して土地の有効活用の方法として有用な方法です。今後の事業展開の広がりは、日本全国に及び業績の拡大余地は非常に高いです。
また、施工後のメンテナンスも請け負っているので、建築のも継続して収益を上げることができます。
新規事業への投資
新規事業への投資には夢があります。上場時には見向きもされなかった新規事業銘柄が、翌年には爆発的に事業が普及して株価が上昇することもありますし、その逆で、新規事業が振るわずに消えていく銘柄も沢山あります。
新規事業の将来性を完全に見極めることは難しいのですが、以下の3つの点を確認することで、ある程度見極めることができます。
・明確な顧客が多数存在する
需要が無ければ業績の拡大は難しいので、潜在的な顧客の数を考慮することは大切な要素です。
・企業の財務が良好
新規事業は芽がでるまでに時間が掛かることが多いです。その間を耐えられるだけの財務状況であるかどうかは大切な要素です。
・納得できるビジネスモデル
ビジネスモデルを思い描く段階で納得できないようでは、将来性は期待できません。貴方がビジネスモデルを見て、これはいけるだろう!と思えれば、他の投資家も投資する可能性は高まり、新規事業が成功する可能性は高まります。
この3つの要素を確認して新規事業を見極めれば、大きな失敗を避けることができるでしょう。
今回のフィル・カンパニーを例にすると
顧客→駐車場を持つ全てのオーナー(対象多数)
財務→良好な財務諸表
ビジネスモデル→青空駐車場のオーナーに対して駐車場の上に建物の建てて収益を拡大させるという、分かりやすく上手くいきそうなイメージが持てるビジネスモデルです。
このようにフィル・カンパニーは3つの要素の全てを兼ね備えているので、将来性の事業展開が期待できます。
フィル・カンパニーの財務情報
売上
2011年11月 165,529,000円
2012年11月 181,318,000円
2013年11月 277,141,000円
2014年11月 単体 476,822,000円
連結 477,032,000円
2015年11月 単体 426,270,000円
連結 1,493,082,000円
2016年8月 連結 1,305,901,000円
経常利益
2011年11月 9,378,000円
2012年11月 2,136,000円
2013年11月 ▲27,599,000円
2014年11月 単体 44,556,000円
連結 6,797,000円
2015年11月 単体 105,623,000円
連結 154,235,000円
2016年8月 連結 213,431,000円
純利益
2011年11月 ▲19,190,000円
2012年11月 1,846,000円
2013年11月 ▲24,125,000円
2014年11月 単体 59,147,000円
連結 34,878,000円
2015年11月 単体 107,367,000円
連結 140,142,000円
2016年8月 連結 158,710,000円
ここ3年で爆発的に業績が上がっています。これは事業の認知度と信頼性の高まりに比例しているのだと考えられます。
財務諸表から懸念されるような点は見当たりません。
⇒日本取引所グループに公開されているフィル・カンパニーの有価証券報告書
フィル・カンパニーのIPOは買いなのか?見送りなのか?
フィル・カンパニーのIPOは買いです。高い将来性、良好な財務諸表、公開比率、どれを見ても初値が上昇する気配を感じます。
今回は自信を持ってオススメできるIPOです。
買い要因
・高い将来性
・良好な財務諸表
・低い効果比率
見送り要因
・特にありません
フィル・カンパニーの関連銘柄
フィル・カンパニーの関連銘柄は、現段階ではありません。
有価証券報告書に記載されている取引先に上場企業はありませんので、これらの企業がフィル・カンパニーと共に成長していけば、将来的にこれらの企業が関連銘柄となっていくでしょう。
フィル・カンパニー 初値予想は?
私が予想するフィル・カンパニーの初値は、公募価格の+100%辺りです。
仮条件が1190円から1310円ですので、2380円から2620円辺りまで初値は上昇すると考えています。
主幹事情報 SBI証券はねらい目
フィル・カンパニーのIPO主幹事はSBI証券です
副幹事はSMBCフレンド証券、岩井コスモ証券、みずほ証券、安藤証券、エース証券、日本アジア証券、岡三証券、藍沢証券、東洋証券です。
この中でネットから応募できる証券会社は、みずほ証券、SBI証券、安藤証券です。
幹事に岡三証券が入っているので、岡三証券のグループ企業の岡三オンライン証券からも応募できる可能性があります。
主幹事はなんといってもSBI証券です。IPOチャレンジポイントをコツコツ溜めていた人にとっては嬉しい銘柄ですね。
まとめ
今回のフィル・カンパニーは、総合的に見て高いリターンが期待できるIPOです。今後の将来的にも期待できるので、長期保有するのもアリです。
ここは勝負の時と思い、今回私は保有しているIPOポイントを全力で投入して応募します。私のIPOポイントが100を超えており、更に今回SBI証券が主幹事ということもあるので、SBI証券から当選する可能性は高いのではないか!?(参考:IPO投資の当選確率を上げる方法 ~おすすめの証券会社SBI証券のIPOチャレンジポイントとは~)
いや、これはいけるだろう!と、私の中で当選の期待が高まっています!また、当選しましたらご報告させて頂きます。
当選結果と上場後分析はこちら⇒フィル・カンパニーの上場後株価分析、今後の見通し
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