先日、美容外科のコラムページでこんな情報を見つけました!
『小さいホクロを、IPLフォトを当ててケアする方法がある』そうです。
本当にケアできるのか調べてみたので、今回は以下のポイントに分けてご紹介しますね。
- IPLフォトでホクロは消えるの?
- IPLフォトで消せるホクロの大きさ
- ホクロ除去にIPLフォトを利用できない人
とくに、「レーザーで焼かなくて良いなら安心!」と思ってIPLフォトを利用しようと検討している方は、利用できない人の特徴についても解説しているので、よく読んでくださいね!
Contents
IPLフォトとは?
IPL(INTENSE PULSED LIGHT)という、複数の色の光を合わせて照射する施術です。複数の光は波長もそれぞれ異なるため、一度の施術で複数の肌トラブルに対しアプローチできるメリットがあります。
フォトフェイシャルとは?
✓ 肌トラブルの原因でもあるメラニンに直接作用しシミ・そばかすにアプローチ
✓ コラーゲンの生成を促進する働きがある
✓ 皮膚を傷つけないので肌へのダメージが少なく痛みも少ない
✓ ダウンタイムが無いので治療後すぐに洗顔やメイクが出来る
出典:広尾プライム皮膚科
施術は顔全体に行いますが、IPLの光が影響するのは、メラニン色素や肌の赤み部分のみなので、肌に与えるダメージが最小限に抑えられます。
IPLの光を当てられたメラニン色素などは、2~3日かけてゆっくりと肌表面に押し上げられていくため、人によっては一時的にシミ・そばかす・ホクロなどが濃くなったように感じます。
しかし、その後は押し上げられたメラニン色素は古くなった肌(角質)と共にはがれ落ちるので心配いりません。
IPLの光は、メラニン色素などを消すのではなく、肌の自然なはたらきを助け、排出するのを促すものです。刺激を受けた肌はコラーゲン産生も活発になるので、肌全体の改善に役立ちます。
IPLフォトはこんな悩みに利用されています
IPLフォトによる施術を受ける人は、以下のような悩みを抱えている方が多いです。
美容外科クリニックや皮膚科でも、これらの悩み向けのメニューとしてIPLフォトを提案しているところばかりです。
- シミ
- くすみ
- そばかす
- ニキビ跡
- 毛穴のたるみ・開き
- 小ジワ
- たるみ
- 赤み
メラニン色素の排出を促すことから、シミ・そばかす・くすみ・ニキビ跡など目立つ悩みの改善におすすめです。
顔全体にIPLの光を照射するので、ピンポイントではなく顔全体で一気に効果を得られる点がポイントです。
IPLの光は肌のコラーゲンやエラスチンの産生を促します。コラーゲンとエラスチンは肌の土台部分にある重要な存在です。肌の土台がしっかり整うことで、毛穴のたるみ・開きや小ジワ、肌のたるみなどに対策できます。
その他、肌表面の毛細血管を収縮させることから、顔の赤みが気になる方にも向いています。
IPLフォト以外にもこれらの悩みに向けた施術は複数ありますが、一度に多くの悩みを改善したい方や、顔全体をケアしたい方は、IPLフォトも検討してみてはいかがでしょうか。
ほくろ除去にIPLフォトが効く噂は本当?
ホクロ除去にIPLフォトが効くという話を知ったきっかけは、『高須クリニックで“ババ見えホクロ”を取ってみた「びっくりするほど短時間で、痛みがない!」』という記事を読んだことでした。
この記事を読んだとき、最初に管理人が思ったのは、
ホクロはメラニン色素が発展してできたものなので、元はシミと同じメラニン色素を生成するメラノサイトという細胞の働きによるものです。
つまり、この記者さんがホクロと勘違いしているだけのシミじゃないの?と思ったのです。
そこで本当にIPLフォトでホクロ除去の効果を実感した人はいるのか、調べてみました。すると発見したのが、以下のような体験談です。
私はとれました。
正直、ホクロについては何の期待もしていなかったんですが…
私の場合、頬の地図状のシミ・ハリ・毛穴が気になり、
~中略~
でも、その日の夜に昔からあった1ミリ程の盛り上がったほくろの表面がポロッと取れたのでビックリ…
終わりかけのニキビの芯が、ポロッと取れた感じで少し穴が開いて。
でも、ほくろは根があるからまだその奥は黒いんです。
盛り上がっていないホクロ(コレ実は小さなシミだったのかも)もたくさんあったのですが、6回も受け続けている内にスッピンでも見えない程の薄~い色になりました。化粧すると全く見えません。
シミでもホクロでもお構いなしに、顔中の色素に反応するんです。
出典:Yahoo!知恵袋
後半のたくさんあったホクロは「小さなシミだったのかも」と本人がいってますが、前半の『盛り上がったほくろ』は、明らかにホクロですよね!
もちろん、医療機関からの確かな明言はないのか?もチェックしてみました。
通常の美肌治療にはない、ホクロへの効果も期待できます。照射後、ホクロが一時的に濃くなりますが、やがてかさぶたができ、はがれた後にホクロが小さくなります。
出典:アイリス美容外科
こちらは美容外科クリニックのIPLフォト解説ページにあった説明文です。美容外科も、医師免許を持った医師でなければ診療できない立派な医療機関。
その医療機関である美容外科クリニックでも公式サイトにはっきりと「ホクロへの効果も期待できる」と書かれていました。
IPLは肌の奥にあるメラニン色素にも届くので、表面やその付近に固まったホクロのメラニン色素にも光が届くんですね。
美容外科クリニックに記載されていることから、ある程度の効果は期待できることが分かりました!
IPLフォトが使えるほくろの大きさ・濃さ
注意したいのが、IPLフォトは全てのホクロに効果があるわけではない、という点。
あくまでメラニン色素の排出を促すのがIPLの光です。そのため、盛り上がったホクロや、深い部分にあるホクロの根は除去できません。
高須クリニックの治療体験談記事では、『目視で確認しにくいこまかいホクロ』が施術対象でした。
IPLフォトの特徴からしても、深くて濃いもの、大きいものよりは、小さくて浅いホクロのほうが効果が期待できます。
表面の色が薄くなっても、根が残っていれば数か月後にまた同じ場所にホクロが再発する可能性があります。
再発を避けるには、やはり物理的にホクロの根ごと除去する方法が確実です。レーザーやメスによる切除で、しっかりと根こそぎ除去しましょう。
また、ホクロ除去にIPLフォトをおすすめしないクリニックや、レーザーなど特定の施術に力を入れているクリニックもあるため、クリニック選びは注意が必要です。
施術前に必ずカウンセリングや診察があるので、自分のホクロの大きさや濃さは、IPLフォトで改善が期待できるタイプなのかどうか確認しましょう。
IPLフォトの施術が受けられるところ
当サイトで口コミ情報をまとめている美容外科クリニックで、IPLフォトの施術が受けられるところを探してみました。
それぞれのクリニックで導入されていたIPLフォトのタイプが異なるため、各タイプの特徴もまとめています。
ちなみにどのクリニックもシミなど美肌目的での施術なので、ホクロ除去に使えるかどうかは、医師の判断によります。実際に無料カウンセリングで相談することをおすすめします。
(当サイトで口コミ情報をご紹介しているクリニックのうち、池袋サンシャイン美容外科のみIPLフォトの取り扱いが確認できませんでした。)
聖心美容クリニック
聖心美容クリニックでは、2タイプのIPLフォトを導入しています。どちらも日本人医師が日本人の肌質に合わせて開発したものなので、安全性だけではなく、効果の高さも期待できます。
- ライムライト
- Pフェイシャル(スムースクール)
導入されているのは、ライムライトとPフェイシャル(スムースクール)です。
ライムライトは従来IPLフォトマシンに比べ、施術時の痛みが少ないのが特徴です。顔以外の部位にも施術可能なので、腕や背中の色素沈着も相談できます。
シミやそばかす、肌の赤みなどIPLフォト施術で期待できる効果全般に向いたマシンですが、とくにおすすめなのは、日本人に多い薄いシミです。
N-トレチノインなど美白クリームとの併用もでき、希望すればクリニックで処方を受けられます。
Pフェイシャル(スムースクール)は、ライムライトでは治療できない(悪化のおそれがある)肝斑にも利用できるIPLフォトマシンです。
強力な冷却装置つきで痛みを最小限に抑えられるうえ、ダウンタイム(肌を休める期間)が少なく、施術後すぐにメイクをして帰ることができるのも嬉しいところ。
大きな特徴は、照射する光の強度を複数回に分けられるため、一か所に熱が集中しすぎない点。そのため、周辺組織へのダメージも少なく済みます。
ライムライトとPフェイシャル(スムースクール)は、一部のクリニックのみと表記されていますが、上海院以外のクリニック(日本のすべての院)で導入されています。
参考:聖心美容クリニックのホクロ除去の評判について調べました
KM新宿クリニック
KM新宿クリニックが導入しているのは、フォトシルクプラスです。
フォトシルクプラスは従来のIPLフォトマシンよりも、深い部分に光が届くのが大きな特徴です。そのため、肌の奥にあるシミにもしっかり照射できるのがポイント。
よく美容外科のトラブルで「シミをとる施術を受けたのに、新しいシミが出てきた!」とあります。
実は、これは肌の奥に潜んでいたシミが施術による刺激で肌の表面に出てきただけ。施術しないで放置していても、いずれは表面に現れていたシミなのです。
フォトシルクプラスを照射すると、そのような肌の奥に潜んだシミにも照射できるため、数日でシミが表面に浮き出て、古い皮膚(角質)とともに剥がれ落ちます。
表面に押し出すため、一時的にシミが濃くなったり増えたりしたように見えますが、いずれ表面に出てくるシミに、早めに対処できるメリットがあります。
また、安全性の高さにも注目。あえて水に吸収される光の波長をカットしたことで、肌に含まれる水に反応する光が減り、ヤケド予防やダメージ軽減につながります。
コラーゲン産生や肌質改善に高いはたらきが期待できるキセノンパルスランプ光を使用し、従来のIPLフォトマシンよりもさらに、全体の肌質改善したい方向きとなったマシンです。
シロノクリニック
シロノクリニックも、KM新宿クリニックと同様、フォトシルクプラスを導入しています。マシンの画像を見る限り、使用しているマシンも同じ機種のようです。
ただし、こちらは価格がかなり高額。顔全体だと60,000円もかかります。
他のクリニックのIPLフォト施術が平均2~30,000円なので、だいたい倍の値段です。※各クリニックのIPLフォト治療に対する価格比較は、このページの下のほうでご紹介しています!
その分、症例数が多く(136,000件以上)、しかもドクターズコスメを開発しているほど美肌治療の専門家という信頼度の高さがあります。
参考:シロノクリニックは肌トラブルに強い!ホクロ除去の評判は?
ソノクリニック
管理人がホクロ除去をした大阪のソノクリニックは、フォトRFプロ(オーロラ)を導入しています。
IPLにRF(高周波エネルギー)を加えたマシンで、従来のIPLフォトよりも深い部分にまで照射できるのがメリットです。
IPLは複数の色と周波数の光を組み合わせたマシンですが、さらに高周波エネルギーのRFを加えることで、それぞれの出力を弱めても効果が出ます。
光の出力を弱めれば、その分、肌に与えるダメージが軽減されます。
つまり、フォトRFプロ(オーロラ)は肌へのダメージを大幅に減らしながら、高い効果を得られるようになったマシンなのです。
冷却システムもついているので、ヤケドの心配もありません。
KM新宿クリニックやシロノクリニックが導入しているフォトシルクプラスのように、肝斑への効果は期待できませんが、その他の最適な症状はIPLフォトと同様です。
ただし、日焼けの激しい人や日光アレルギーの方、糖尿病の方は利用できないので、注意が必要です。
参考:
IPLフォトでほくろ除去を試すときの注意点
IPLフォトのマシンには、種類があります。IPLの光だけを照射するものの他、RFという別の光も同時に照射するマシンなども使用されています。
クリニックごとに使用されているマシンは異なるため、同じように『IPLフォト』のメニュー表記がされていても、同じマシンとは限りません。
注意したいのが、そのマシンごとに施術不可な人が異なる点です!
「このマシンは使えるけど、あのマシンはトラブルのリスクがあって使えない」ということがあるのです!
たとえば、シロノクリニックで使用されている『フォトシルクプラス』では、以下の禁忌に当てはまる方は施術を利用できません。
禁忌
● 光感受性の強い方(特に赤外線光に敏感な方)
● 光感受性が高くなるような薬を服用している方
● 光がきっかけで発作を起こす可能性がある方
● 日焼けをしている方(治療前1カ月間と治療期間中は、日焼けを避ける)
● 悪性腫瘍、もしくはその疑いがある方
● HIV陽性の方
● 妊娠している方
● 心臓疾患、出血性疾患、衰弱の激しい方
● 抗凝固剤を服用している方
出典:シロノクリニック
シロノクリニックの公式サイトから引用してきましたが、同じ『フォトシルクプラス』を導入しているらしいKM新宿クリニックも、当てはまる可能性が高いです。
基本的にはジェルを塗り、冷却システム搭載のマシンを使用するため、安全性の高いIPLフォトですが、マシンの特徴によるリスクはきちんと理解しておきましょう。
実際にクリニックで施術を希望するときは、医師による診察が行われます。問診もあるので、自分はIPLフォトを受けられるのか心配な方は、まずカウンセリングで相談してみてください。
言い換えると、1か所で断られてもIPLフォトのタイプが異なれば、施術を受けられる可能性はあるとも言えます。
『フォトシルクプラス』が断られた方は他院で『ライムライト』の施術を相談してみるなど、導入マシンの異なるクリニックもチェックしてみましょう。
他にも、IPLフォト全体に当てはまる注意点として、盛り上がったホクロへは施術できないことと、施術後は日焼け対策が必要なことがあげられます。
とくに日焼け対策はレーザーによるホクロ除去でも必要になるので、ホクロ除去をしようと考えている方は、施術内容に関わらず日焼け対策をしっかり行ってください。
IPLフォトの治療費比較~価格面で見るとレーザー治療のほうが安い~
レーザーを使ったホクロ除去と異なり、顔の肌全体を改善するメリットのあるIPLフォトですが、実は『価格が高い』というデメリットもあります。
たとえば、私の場合は3~4mmくらいの大きさの頬にあったホクロをレーザーで除去した際、その後の通院も含めて13,100円でした。
しかし、各美容外科クリニックの料金表を見ると、IPLフォトは1万円どころでは済まないのです。
- 聖心美容クリニック…ライムライト 33,000円
- 聖心美容クリニック…Pフェイシャル(スムースクール) 23,000円
- KM新宿クリニック…フォトシルクプラス 初回のみ9,000円(2回目以降34,000円)
- シロノクリニック…フォトシルクプラス 60,000円
- ソノクリニック…フォトRFプロ(オーロラ) 12,000円
※金額は税抜き価格に統一しています
こちらが、IPLフォトを各クリニックで受けた場合の1回あたりの金額です。IPLフォトでホクロを目立たなくするには、回数がかかります。
ただ、ホクロ除去を第一目的にされるのならレーザーの方が1回で確実だと思います。
あと、顔の産毛がはえなくなります。これも期待外の嬉しい事でした。
フォトフェイシャルを受けるのなら1、2回で止めず1クール受ける事をお勧めします。
出典:Yahoo!知恵袋
この記事の上部でご紹介した「その日の夜にホクロがポロッと取れた!」と語っていた方も、ホクロの根があるから、複数回の施術をおすすめすると言っています。
ちなみにこの方の場合、1クール(6回)ですっぴんでも目立たないくらい薄くなったそうです。
薄いものであれば1回や2回でも効果を実感できますが、上記の料金表で分かるとおり、レーザーによる除去の金額よりはるかに高額です。
「ついでにニキビ跡や毛穴のケアもしたい!」という方でなければ、料金面で納得できないのではないでしょうか。
レーザーによるホクロ除去なら、相当深いところにホクロの根が残っていないか、医師が下手でなければ、1回の施術で済みます。
その後は傷跡ケアに通うだけなので、保険利用できるところなら、IPLフォト1回分よりかなり安く済みます!
ホクロ除去を値段重視で考えている方はIPLフォトにこだわらず、一度クリニックできちんと診察を受け、自分に合ったホクロ除去方法をアドアイスしてもらいましょう!
※管理人がホクロ除去(CO2レーザーによる除去)でかかった費用については、以下の体験記ページで項目別にまとめています。
→→『ホクロ除去体験記⑩~レーザー施術の治療費は総額いくら?(保険適用の場合)~』へ
IPLフォトはKM新宿クリニックがおすすめ
価格面やその他のメリットを総合的に見ると、このページでご紹介したクリニックのうち、おすすめはKM新宿クリニックです。
- フォトシルクプラスが導入されている
- 初回は9,000円で試せる
- 2回目以降は19,000円
- レーザーなど他のホクロ除去も対応可能
- ホクロ除去で人気のクリニック
第一のポイントは、フォトシルクプラスを導入しているところ。深い部分にまで照射できるので、将来のシミやホクロ対策も期待できます。
価格面の魅力は、他院よりとにかく安く試せるのが嬉しいところです。初回はトライアル価格の9,000円で試せるので、「1回受けてみてから続けるか決めよう」という方に最適です。
2回目以降も、他院の平均が2~30,000円なことを考えると、良心的な価格ではないでしょうか。5回コースなど安いセット価格もあり、継続して通ってみたい方にも便利なクリニックです。
また、ホクロ除去で人気のクリニックなので、症例数は多数。フォトシルクプラスによるIPLフォト治療が向いていない濃いホクロも、レーザーやメスによる切除で対応してくれます。
IPLフォトが気になっていて、安く試してみたい方は、KM新宿クリニックがおすすめです。
ただし、新宿と銀座にしかクリニックがないので、その他の地域の方は、このページを参考にフォトシルクプラスを導入しているクリニックを探してみてください。
IPLフォトでほくろ対策をする方法まとめ
ホクロの薄さや大きさなど、特徴によってはIPLフォトで焼いたり切ったりせずにホクロ除去ができます。
しかし、1回の施術で効果を期待できるケースは限られていますし、何よりレーザーによるホクロ除去よりも高額です。
クリニックによってはレーザーや切開をすすめられるので、IPLフォトでのホクロ除去はメインとしてより、『ニキビ跡や毛穴のケアのついでに、ホクロが薄くなる効果を期待する』程度がおすすめです。
当サイトで口コミ情報などをまとめている美容外科の中では、KM新宿クリニックが初回限定で若干安く施術してくれます。
IPLフォトの効果が気になる方は、ホクロ除去の無料カウンセリングでホクロの状態を医師に見せながらIPLフォトとレーザーのどちらが良いか、聞いてみてはいかがでしょうか。
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