FX業者の信頼性について【信頼性を判断する基準】

FX業者は実に国内でも多く存在しますが、その中でどういう会社を選択すると信頼性が高いのかを考える必要があります。

最近では、金融庁の厳しい指導もあり、すべてのFX業者は証拠金の信託保全が適用になっていますので、比較的安心ですが、それ以外にも信頼性をチェックするポイントがあります。

まず口座数であるとか証拠金残高、資本金などは会社の規模を確認する上で重要なスペックとなります。それ以で大きな判断要素となるのが、自己資本規制比率です。法律的にはこの数字は１２０％を超えていることが求められていますが、当然高いほうが安心であることは言うまでもありません。

また、証拠金の信託先金融機関や決算の開示、親会社など多角的な視点で業者を比較検討してみることが重要となることは言うまでもありません。

現状では危ない業者というのは国内には存在しえないといえますが、競争環境の激化で統合などが起こることは十分に考えられます。

最近では事業売却で持ち主の変わったFX業者も出てきていますし、事業を統合した会社も出てきているのが現状です。

取引競争はかなり厳しくなってきていますし、利益も競争環境からかなり圧迫されているのが国内業者となってきていますので、トランザクションのボリュームを増やしていくということ以外に利益に結びつくようなサービスが提供できるかどうかも生き残りに関しては大きなポイントとなってくることが考えられます。

海外の業者に比べますとかなり様々な工夫やサービスを提供し顧客の獲得に勤めているのが国内業者の特徴となっていますので、今後も新しいサービスの提供が期待されるところです。また、自動売買といった新機軸のサービス提供で大きく売り上げを伸ばし始めている会社も登場していますので、FX業者の様々な動きに注目してみるというのもFX取引では非常に重要な行為ということができます。こうした視点が業者選択には大きく活かされてくることになるのです。