トレンドラインをしっかり引けばそれだけで勝てる?【トレンドラインの引き方】
2015/11/10
トレンドが出ているか出ていないかというのはなかなか難しい判断です。それだけにトレンドラインを引くのも真剣に行わなければならないもののひとつといえます。
トレンドラインはチャートを見るときのまず基本となりますので、改めてしっかり向き合ってみるのも動きのわかりにくい相場状況では大事なアクティビティとなるのです。
相場のトレンドがを見極める:日足からスタート
これは株でも為替でも同様なのですが、相場が上昇方向にあるのか下降方向にあるのか、はたまた横ばいでレンジなのかをしっかり把握するのが第一段階というわけです。
ただ、短い時間足でトレンドラインを引こうと思ってもうまくいかないことが多いので、日足からスタートしていくことが基本となります。
相場の出発点となったボトムと、上昇に移った最初の押す目をつくる前の頂点、ならびに最初の押し目となる底を認識するところから行います。
このうちの出発点と底に線を引いてみるとトレンドラインとなります。2点を結ぶこともできますが、できればボトム3点以上を結んだほうがよりしっかりと確認できることになります。
日足でトレンドラインを引きますとしっかりとこうしたポイントを結ぶことができます。
同様に徐々に見ていくようになると、よりトレンドラインが引きやすくなります。
トレンドラインは無理に引く必要はない
ただ、最近では、1分足などをみてもトレンドがでていないだけにトレンドラインが引けないケースも多く存在します。当然のことながらトレンドがないときにはうまく引けないのがこのラインですから全てに無理をして引いていくものではないことは事前に理解しておくべきです。
取引をしようとする通貨の日足でのトレンドラインを頭に入れておけば、大きく動いたときに、今どのような状況なのかがわかることになりとても有益です。
単純なことではありますが、常にこうした基本的なところから相場にアプローチをしていくことが確実な取引をもたらしてくれる大きな力となってくれるのです。
迷ったらまずはトレンドラインから入ることをお勧めします。