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FX基礎知識 スプレッド

FXの利益を支えるスプレッドとは【FX業者の選び方のポイント】

2014/06/18

FXは専門の業者と投資家の相対取引という形態をとっており、業者が提供する取引条件と価格などの枠組みの中で売買をしていくことになります。この取引条件は各業者によって大きく異なってきますので、投資家にとっては最も条件のいい業者を選択することが利益を確保していく上では重要なのです。

こうした業者を選択するにあたってのひとつのポイントとなるのがスプレッドです。スプレッドは取引しようとする通貨ペアの売値と買値の差額をいい、取引手数料を無料化している国内の業者にとっては実質的に唯一の収益源にあたるのがこの部分のマージンということになります。

スプレッドが狭く設定されていますと、少し相場が動いただけでもすぐに利益が出始めますので投資家にとっては非常に好都合な取引ができることになるのです。

またスキャルピングといった薄い利益を短時間に確保して積み上げていく投資手法では、このスプレッドが狭いことが投資を成立させる大きなポイントになっているのです。

最近では業者間の競争が厳しくなり、ドル円やユーロ円といった国内での主要取引通貨についてはかなり狭いスプレッドが設定されるようになっています。したがって自分で取引しようと思う通貨ペアのスプレッドはどの業者がもっとも狭く設定しているのかをあらかじめチェックした上で口座開設をして利用することが肝要となります。

業者によっては完全固定でいつ取引しても常に一定の幅というところもありますが、原則固定を謳っているところはオセアニア時間の薄商いのときや、経済指標などがでた直後で相場が乱高下するようなタイミングでは、このスプレッドを大きく開いてしまうこともあり、せっかく価格が上下しても指値が利かなくなるといったことも起きることがありますので利用にあたっては十分な注意が必要となります。ベストな選択は終日固定でもっとも狭いスプレッドを提供する業者を利用することですから、この視点で業者を見直してみることをお勧めします。

スプレッドの狭い業者を探すには「ドル円のスプレッド幅が最小のFX業者とは」等のサイトが参考になります。
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