DMMの取引通信簿は秀逸【情報ツールが充実しているFX会社】

DMMFXを使われている方なら一度は目にされているかもしれませんが、自分の取引データをグラフ化して分析するツールのサービスがとても便利です。この取引通信簿と名づけられたサービスは、自分の先月におけるトレードがどうだったのかを粒さに可視化してくれる実に優れたツールなのです。毎日トレードをされている方はトレードの日記をつけられているケースも多いと思いますが、まさにそれを肩代わりしてくれるのがこの取引通信簿ということになります。

月次にこだわらず分析希望機関を設定するだけで損益グラフをチェックすることが可能であり、通貨ペアごとの取引比率やエントリー比率、決済比率なども詳細表示してくれますので、自分の取引スタイルがどうなのか、また何処で勝っているのかがはっきりわかるものとなり、非常に有益な利用を可能としているのです。もちろんこれはトレードしなくてはわからないものですが、自分の思い込みと結果とのギャップを冷静に分析してみると何処に問題があるのかも自ずと見えてくるといったものになっています。

長くトレードをされている方には最大二年分の年間損益比較もできますので、自分が成長しているかどうかもしっかりチェックすることができるのです。いきなり予備校に入学して受験勉強の結果を模擬試験で判定するような感じではありますが、ここまで自動で可視化して見えることになるともう言い訳はできないという内容になってしまいます。

スキャルなどですとどうしても逆張りから入ることが多くなるわけですが、その成功率などを見ても、このままのスタイルで進めるべきなのか変えていったほうがいいのかについても分析ができ、トレードスタイルを補正するには大変便利なツールということができます。FXの場合には、個人と業者との相対取引でしかありませんから、想像以上に孤独であり、失敗も成功も自分自身だけで味わうことになるのが通例の取引パターンですが、こうした第三者的なツールが登場すればかなり効率的に自分のディールというものを分析することができてその効果は大きいと思われます。

とくに通貨ペアを複数以上利用されている方の場合には、本当にその通貨ペアでやるべきだったのかの反省を含めてこのツールを使ってみると大変面白いと思います。たとえばメイン通貨はドル円であっても動かない通貨ではほとんど儲けなどはでないわけです。しかし逆にユーロポンドであれば驚くほど平均のPipsの獲得率が高かったり、成功率が高まったりとドル円とはまったく異なる成果を残すことができているといったことまでしっかり理解することができるのです。ディールの分析のためにはそれなりの利用ボリュームが必要になりますが、これは一度使ってみるだけの価値があるものといえます。

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