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FX投資テクニック 逆指値

FXで逆指値を使って買い注文を出してみる【逆指値で儲ける投資テクニック】

2016/11/18

逆指値というのはもっぱら損切りに使われる設定であると思われている方も多いと思いますが、実は現在よりも相場が高くなったところで買いをいれるという行為の場合にも有効に利用することができるのです。

たとえばドル円が今102円で、この先上昇が期待できるときは、通常の指値では上昇した時点での買いを設定することができないのですが、売りを作らずに逆指値だけ設定しておけば103円を超えたところで買いを入れるといった注文ができるのです。

米国の雇用統計などの場合どちらに動くかわからないことが殆どですが、上に跳ねたときに、一定のレベルを超えたら買いを入れてみるといったときに有効に利用することができるのです。もちろんあまり低いところにセットしておきますと事前の相場の動きが出ただけでついてしまうといったこともありますので、設定場所をよく考えることは重要となりますが、こうした指標で上ぶれする場合はかなりオーバーシュート気味に相場が展開することもできるので、利用価値はあります。

ただ、逆指値がささってから先の指値登録は出来ませんので、あくまでその先は裁量で売買することが求められるのです。

FXには様々な売買注文の仕組みが各業者によってセットされていますが、市場の状況によってどれを利用するのが効果的なのかといったことをあらかじめ考えておきますと裁量取引ではできないような取引形態を実現することができるようになりますので、とても有効的です。特に大きく相場が動くときには、その場で目視をしていてもうまく売買できないことが殆どですし、スプレッドが広がってしまうと、スリップもしやすくなるため、思い通りの売買にならないことが多いのです。

したがってこうした事前のトラップを仕込んでおくというのは意外に正しい取引法になることがあるということなのです。経済指標などの発表時には特に役に立つことが多いので、一度試してごらんになるといいかも知れません。