スキャルピングを規制しているFX業者は現実には存在しない

最近スキャルピングを規制しようとする業者の動きが噂になりましたが、実際に規制されているのはアルゴリズムを使ったような長短時間売買であり、人間が裁量で行うスキャルピングが実際に規制されている事例はまだないのが実情です。

いよいよスキャルピングもできなくなるのかと思われた方も多いかと思いますが、そこまでの規制にはなっていないのです。

ただし、DDと呼ばれるディーリングデスクを置いている業者にとっては、少ない利益で売買を繰り返されるのは、利益につながれないことも確かであり、これまでのように狭いスプレッド一辺倒から自動売買対応で広いスプレッドを設定する業者も登場してきており、スキャルピングにとって有利な業者ばかりではなくなってきていることは事実であるといえます。

一方NDD方式をとっている業者の場合、カバー先が価格を出してくる限りは、一定の利益が入ってくることになりますから、トレーダーとの利益相反はなく、利用ボリュームに合わせて手数料収入も増加することになるのです。

個人投資家の中でどれだけの人達がスキャルピングをやっているのかという正確なデータは公表されていませんが、相場が動かない時期には、はからずも結果としてスキャルに近いような形で取引をしているトレーダーは多いはずで、全体としては意外に見逃せないボリュームになっているものと考えられるため、こうしたトレーダーを失うことは利益機会を逃すことにもつながるため、業者の中にはJFXのように積極的にスキャルピングを公認するようなところも登場するようになっているのです。

参考サイト：JFXでスキャルピング ～JFXの評判～

利用者の視点からすれば、色々な対応をしてくれる業者が揃っているほうが、利用しやすくなるわけですから、各社考え方が違うのは喜ばしいことといえます。したがって、個人投資家としては、常にもっとも最適な利用ができる業者がどこなのかについてチェックをしていき、適宜その選択方法を変えていくことが、利益を確保していく上でも重要であるということが出来そうです。