ソーシャルトレードとは何か?国内FX業者も利用できるのか?本当に稼げるのか?
2018/09/07
新しい取引スタイルがソーシャルトレード!
FXの世界はIT技術並みに日進月歩なので、気が付くと新しい取引システムが誕生しています。情報に明るい人なら、当然知っているのが「ソーシャルトレード」です。
これは、相場という如何にも中年オヤジが頑張っている世界で、若い人こそ積極的に取り入れて、賢く儲けているかも知れませんね。
Contents
ソーシャルトレードとは…
取引で成功している人のトレードを真似する事です。別名コピートレードやミラートレードと言われています。
①取引する人を真似する場合
②取引するシステムを真似する場合
分類すると、この二つに分ける事が出来ます。要はブログやメルマガなどで売買チャンスを教えてくれる人がいますよね。その方をそっくり真似するトレードという事です。
さらに、取引システムを公開しているケースやMT4(メタトレーダー)を利用しているなら、自分の取引スタイルに合っていそうなシステムをそっくりそのまま利用する事です。
自分で取引を考えないで、利用出来るものは何でも利用して、お金を稼ぐという、究極のトレードシステムとなっています。
ソーシャルトレードの疑問点
自分で取引して勝てるなら、ソーシャルトレードは必要ありません。
しかし、実際には勝つことは難しいです。FXと株取引の違いでよく例えられるのが
FX…100人取引したら99人が負けて1人が勝つ
株…100人取引したら100人勝つこともあり得る
これは極端な例ですが、要するにレバレッジや変動の激しさ、他にも私が知らない諸々の理由で、FXは負けやすく株なら勝てる可能性が高いという事です。
負けやすいFXの逆転発想で誕生したのが、ソーシャルトレードだと思っています。勝っている人が、取引スタイルを教えたら、理屈上では勝つ人が増えていきますよね。それが最後はどのような結果になるか分かりませんが、短期的には有利な勢力となるのは間違いないです。
しかし、疑問点も多くあります。
まず、ソーシャルトレードは数年前から(私の記憶間違いなければ?)、海外FXを中心で話題になりました。負け続けている人からすると、藁をも掴む最高のトレードスタイルになるからです。
でも、その後はあまり良いニュースを聞きません。簡単に儲けられると思えるスタイルほど、実は難しいものが現実ではないかと思えます。
だが、ソーシャルトレードはFXの革命だ!
前文を否定するようですが、ソーシャルトレードには可能性があるのも事実です。
その理由として、最近はヤフーファイナンスのファイナンススタジアムのようなランキングが人気ですよね。
これらのようなものから、FXで確実に成果を上げている人の取引を真似できるなら、苦労して自分が取引するよりもよっぽど有意義な結果となって反映するでしょう。
・従来のFX…取引手法や損切などで頭を痛める
・今後のFX…優秀な取引システム選びで頭を痛める
もしかしたら、私たちが使う従来からの取引スタイルは、あと数年程で役立たずとなるかも知れませんね。
ソーシャルトレードで勝つにはどうすればいいか
ソーシャルトレードについて最初に書きましたが、分類すると
①取引するトレーダーが発信するシグナルでトレード
②取引するシステムを導入してほったらかしトレード
になります。長期的に勝ちたいなら、もちろんどちらも優秀という条件で、②が優れています。
シグナルが出てからのトレードは、どうしても遅れる事が多くなりますし、中には取引できない場合もあります。それなら、完全なシステムとして導入し自分の裁量的な判断を排除するのが、正しい取引となり得ます。
すると、これはシステムは他人任せ、取引スタイルは完全自動となり、本当に寝ているだけで大金を稼げる事になります。以前の私は懐疑的でしたが、最近はこの考えもありだと思います。
ソーシャルトレードのデメリット 問題点や気を付ける点はないのか?
ソーシャルトレードを導入しての完全自動取引は、大いなる可能性を秘めていますが、弱点というか気を付ける点も多々あります。
- 国内取扱い業者が圧倒的に少ない、よって海外FXが中心
- 海外FXでも自動取引は総じて、スプレッド高め
- 海外FXという事で、最低限の英語力やMT4なども必要になる
- 自動取引こそ、資金管理が最重要
ソーシャルトレードができる国内業者はどこなのか?
もしかしたら、あなたが想像していたソーシャルトレードとは多少違う面があるかも知れませんが、国内なら
・スマトレ
となります。
他にもあるかも知れませんが、有名なのはこの4社です。スマトレは胡散臭さもあるので、おススメ出来ませんが、上記3社ならFX業者としても有名で知名度もありますね。
みんなのFXとインヴァスト証券とYJFXに関しては、スワップポイントや1000通貨取引、スプレッドなども従来の取引と同じに対応しているので便利です。
問題点は、その選択した取引システムが果たして、本当に勝ち続けてくれるのか、という事です。そして、負けているシステムを躊躇なく、新しいシステムに変更出来るのか、というシステム損切が課題ですね。
(画像元:みんなのFX公式)
このように優秀なトレーダーと取引を真似てくれて自動売買してくれます。
(画像元:YJFX)
(画像元:インヴァスト証券)
まとめ
現状ではソーシャルトレードの自動取引を導入している国内業者が少ないですが、今後は増えていく予感がします。
人のシステムを真似する/導入という事は、取引スタイルの究極進化形と言っても過言ではないです。
国内業者の中では特にみんなのFXはソーシャルトレードに力を入れており、初心者でもわかりやすく解説してくれているので、これから始めてみようという方にはおすすめです。