疲れている時って、「体力が必要なのかな?」と感じて、ついつい甘いものとか炭水化物に手が出てしまいませんか。中でも、手軽にカロリーを摂取できるチョコレートとかおにぎりとかは、夜食に人気がありますよね。
でも、このようなものは、かえって疲れを悪化させる原因にもなるようです。生活習慣病の原因となる血糖値の上昇にも繋がりますし、癖にもなってしまいますし、健康的で疲れ知らずの体質を目指すには、糖分(参考:糖分が無さそうで実は多い食品は?)や炭水化物の摂取はあまり良い方法とは言えません。
疲れているときに摂取するべき栄養とは?
では、一体どのようなものを摂取したら良いのかと言うところですよね。そもそも、糖分や炭水化物の摂取が良くないとするのは、ビタミンB1を大量に消費してしまうからなのです。ビタミンB1の主な働きは、糖分をエネルギーに変えることです。
ちなみに、糖分をエネルギーに変えるには、ビタミンB1以外に他のビタミンやミネラルも必要となります。それだけではありません。
実は、ビタミンB1には疲労回復の効果もあるんですよね。もし糖分や炭水化物を摂りすぎてそれらを消費するために多くのビタミンB1が使われれば、当然疲労回復効果が得にくくなるのも当然ですよね。
ただ、糖分や炭水化物を摂取することで、気分をリフレッシュできることも否めません。本当は糖質が「アドレナリン」と言う神経伝達物質を分泌させるこそ得られる気分の良さに過ぎないのですが。その証拠に、朝起きた時に「イマイチ気分が優れない。」なんて言うことはありませんか。
もしそうだとしたら、やはり夜間の糖分や炭水化物の摂り過ぎが原因なのでしょうね。完全に糖分や炭水化物を止めるまで行かなくとも、できるだけ控えめにする程度から始めれば大丈夫です。夜ご飯も糖分や炭水化物は控えめにしておくと、翌朝は多少なりともすっきりするかも知れませんね。
ビタミンB1が豊富組まれている食品
代わりに摂取した方が良いものと言えば、ビタミンB1の豊富に含まれている豚肉です。30代~40代の女性の1日当たりのビタミンB1の目安摂取量は、1.1mgと言われています。豚肉にもヒレやモモ、焼き豚、ロースなどの色々な部分がありますよね。
ちなみに、今述べた部分はどれにも豊富にビタミンB1が含まれているので、ご安心ください。1日に120gくらいの豚肉を摂取して、やっと1日の目安摂取量をクリアできそうです。それから、鰻にもビタミンB1が豊富に含まれています。鰻は1日に150gくらい食べれば、1日の目安量をクリアすることが可能です。
この他には、玄米とかそば、大豆食品にも豊富なビタミンB1が含まれています。疲労を感じた時には、これらの色々な食品からビタミンB1を積極的に摂取することをお勧めします。普段の食事から白米ではなく玄米を選ぶとか、牛や鶏肉ではなく豚肉を選ぶとか、うどんではなくそばを選ぶとか、ちょっとした食事の工夫も大切ですよね。
このような工夫も1日ではそこまで大した効果は見られなくても、毎日続けることで数ヶ月後には大きな効果になっていそうですよね。
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