何万人もの患者にミノキシジルの内服薬を処方しているDクリニック大阪(旧脇坂クリニック)院長は、実はミノキシジルを飲んでいません。
専門医がミノキシジルを飲まない理由から、発毛治療を改めて考えたいと思います。
初診時の写真(2010年9月18日 23歳)
半年後の写真(2011年2月26日 23歳)
直近診察時の写真(2019年9月27日 32歳)
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さて、以前Dクリニックでの診察で脇坂先生とお話した際に、先生はこんなことを言っていました。
この言葉をはっきりと覚えています。なぜなら、院長先生がミノキシジルを飲んでいないことに、少し引っかかったからです。
こう思ったわけです。
それから1年弱が経ちましたが、先日、脇坂先生の著書「悩むな諸君、行動しよう」を読んで、先生がミノキシジルを飲んでいない本当の理由がわかりました。
先生の考えは、まさに薄毛に悩む人への道しるべだと感じましたので、ブログにて紹介させていただきます。
ミノキシジルの効果
まずはミノキシジルについて、簡単に紹介します。
ミノキシジルは、現時点で唯一発毛効果が認められている薬です。
- 血管拡張作用による頭皮の血流改善
- 毛母細胞の分裂を促進
具体的にはこのような効果により、新しい髪が生えます。
また、ミノキシジルの特徴は飲んでもよし、塗ってもよしという点です。内服薬(飲み薬)として飲んでも発毛剤として頭皮に塗っても発毛効果があります。ちなみに、脇坂先生の話によると飲む方が塗るよりも7:3の割合で効果が高いそうです。
ミノキシジル内服薬の副作用
発毛効果が認めらている唯一の薬がミノキシジルですが、薬ですから副作用リスクは理解しておく必要があります。
もともとミノキシジルは1970年代に、高血圧の患者の血圧を下げる薬、いわゆる降圧剤として開発された薬でした。
ところが、血圧を下げる効果の他に体毛が増えるという副作用が判明し、現在ではもともとの降圧剤としては利用されておらず、ミノキシジルは発毛治療においてのみ利用されているのです。
発毛効果自体が、もともと副作用だったわけです。
ミノキシジル内服薬の副作用をまとめると、以下のようになります。
- 体毛の増加
- 初期脱毛
- むくみ
- 動悸
- 不整脈
なお、体毛の増加と初期脱毛以外の副作用は基本的に心配いりません。降圧剤として利用されるミノキシジルの量は40mg〜100mgですが、発毛治療に利用されるのは5mg前後です。その量で、むくみや動機、不整脈が起こるリスクは極めて低いです。また、血液検査等に応じて薬の量が決まるので、専門医に従っている以上安心です。
なお、自分が飲んでいるミノキシジル内服薬は4mg。Dクリニックの処方では8mgを上限としているそうです。
参考:自分の副作用です。
>>【副作用】ミノキシジル量を増やすと「指毛」が増えてきました(写真有)
Dクリニック大阪院長がミノキシジル内服薬を飲んでいない理由
さて、前置きが長くなりましたが、本題に戻ります。
Dクリニック大阪の院長先生が、ミノキシジルを飲んでいない理由は、
年齢相応の髪の量を手に入れることが発毛治療のゴールだから。
です。
薬を飲めばもっと毛量は増やせるけれど、あえて増やしてないのです。
著書「悩むな諸君、行動しよう」を読むと、脇坂先生は50歳まではミノキシジルを飲んでいたそうですが、50歳を超えて、年齢相応の見た目や身だしなみを考え、ミノキシジルをやめたそうです。
つまり、ミノキシジルを飲んでいない理由は、不作用リスクや、薬を飲み続けることへの体の不担等ではなく、今の髪の量が年齢的に自然だからということです。
Dクリニック大阪院長の髪の量は?
正直に言うと、脇坂先生は55歳には見えませんでした。
もっと若く見えましたし、おっさん感はありません。ただし、変に若作りしているという感じもなく、かっこいい大人の男性という感じです。
そして先生の髪の量は、フッサフサではありませんでした。ハゲてもないけど変にボーボーでもない。何の違和感もない、見た目に合った自然な感じでした。量だけなら、当時30歳の自分の方が確実に多かったです(もちろん治療のおかげですが。)。
「年齢相応の髪の量を手に入れることが、発毛治療のゴール」という脇坂先生の考えからすると、先生はもうゴールにたどり着いたわけです。
Dクリニック大阪院長は「フィナステリド」は飲んでいます。
なお、脇坂先生は50歳からミノキシジルを飲むことをやめましたが、フィナステリドは現在も飲んでいるとおっしゃっていました。
フィナステリドは、AGA(男性型脱毛症)の薬で「抜け毛を減らす効果」があります。
現在の発毛治療はミノキシジルで新しい髪を生やし、フィナステリド(またはデュタステリド)で今ある髪を守ることが定石ですが、院長先生は、フィナステリドだけを飲み、現在の髪の量を維持する対策を続けているということです。
Dクリニック大阪での治療プラン
以上を踏まえてDクリニックの治療プランを見ると、脇坂先生の考えが見事に反映されていることがわかります。
Dクリニックの治療プランは大きく以下の2つです。
- 単剤処方治療(現状維持)
- アドバンスト発毛治療(髪の量を増やす)
単剤処方治療は、ミノキシジルを処方せず、フィナステリドやデュタステリドで抜け毛を減らし、現在の髪の量を維持するプランです。
アドバンスト発毛治療は、ミノキシジルとフィナステリド(またはデュタステリド)を使い、髪の量を増やすプランです。もちろん自分はこのプランで髪を生やしました。
つまり、脇坂先生は、まずはアドバンスト発毛治療で髪の量を増やし、年齢相応の髪の量を手に入れたら単剤処方治療に以降することが、発毛治療のあり方だと考えているのです。
院長先生の「発毛治療に関する考え方」がそのまま治療プランに現れていることがよくわかります。
ただし最初の1年間は、月に31,000円払っていました。治療プランは同じでも、症状や求める処方等によって患者ごとに料金は変わるのです
参考:料金について詳細はこちら
>>「Dクリニック大阪「料金」の真実を9年通院者が教えます!」
年齢相応の見た目を手に入れよう〜外見はナーバスな問題〜
AGA(男性型脱毛症)は命にかかわる病気ではありません。
髪の毛はその人全体のイメージを左右するほど、容姿に大きく影響するものですが、ハゲても気にしない人や悩まない人にとっては、治療なんてする必要は全くありません。
しかし実際に悩んでいる人にとって、髪の悩みはときに日常生活を脅かすほどの重要な意味をもつことがあるのです。現実を受け入れられなかったり、将来に希望がもてなかったり、自分の外見にものすごく敏感になってしまうものです。
自分もそうでした。そういう人、本気で悩む人にとっては、AGAは病気と何ら変わりません。
今、髪に悩んでいる方は、信念をもって発毛治療に取り組んでいる「発毛専門クリニック」で年齢相応の髪を手に入れ、髪の悩みを解決することをぜひ検討してみてください。
まずは無料カウンセリングで相談するのがオススメ
以上、Dクリニック大阪(旧脇坂クリニック)の院長がミノキシジルを飲んでいない理由に触れ、クリニックの発毛治療について紹介させていただきました。
自分は、20歳を超えて若ハゲに悩み、本当に辛い思いをしました。そして思いきってDクリニックに相談に行ったことが、今のフサフサの人生に繋がりました。
髪が増えると、処方される薬の量や濃度が減っていき、それに応じて料金負担も減っていきます。今ではコスト的な負担は全然ありません。
今でもミノキシジルは3日に2回飲んでいますが、Dクリニックの先生と相談し、いずれは院長先生のようにミノキシジルを卒業できたらと感じています。
今、薄毛や抜け毛に悩んでいる方は、まずは自分のように、近くのクリニックに相談に行くことがオススメです。Dくり肉では「無料カウンセリング制度」を実施しています。
無料カウンセリングでは、そもそも治療が必要か?という観点から話をしてくれ、自分にかかる料金や薬の処方についても詳しく話を聞くことができます。また、クリニックの雰囲気を実際に見れるいい機会にもなるのでおすすめです。
通院の勧誘等も一切ないので、安心してまずは一歩足を踏み出してみてはいかがでしょうか。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
自分は「Dクリニック大阪」に通院して若ハゲを克服しました。現在の料金は月10,300円。ミノキシジル内服薬は9年間続けて処方してもらっています。自分の効果はこちらです。↓↓