転職サイトを利用するうえで一番重要な事はエントリーのタイミングだ
我々人材ビジネスの業界では「求人はナマモノ」と言うことがあります。企業から出ている求人は永久にあるものではなく、また募集開始時とそこから時間が経った時では企業の意欲や難易度など、鮮度が変わってきてしまうからです。
そこで今回は転職サイトを利用するうえで、そして転職活動するうえで重要なタイミングのお話です。
街中や電車で転職サイトの広告を見たらすぐにそのサイトを使ってみよう
よく、電車に乗っていて、転職サイトの広告を見かけることは無いでしょうか。あれを見たら、すぐにその広告を掲載している転職サイトをのぞいてみましょう。掘り出し物の優良案件が掲載されているかも知れません。それはどう言うことかと言うと、電車の中で広告を見ると言うことはそのサイトが普段以上にプロモーションにお金をかけていると言うことです。当たり前ですね。
本来は一年を通して多くの利用者を集めるために様々なプロモーションをしたいところですが、予算の関係でそうもいきません。そこで、1年の中でも効率の良い時期に集中的に予算を投下して大きなプロモーションを行うのですが、そう言う時期と言うのは、多くの求職者と多くの求人企業を集めようと、転職サイト側としても特に力を入れている時です。
求職者側に対してはいつも以上にプロモーションをかけ、求人企業側には掲載料がお得なキャンペーンなどの実施して普段より多くの求人を掲載するようにします。つまり、電車の中で広告を見かけたサイトはその時はたくさんの求人が載っていると言うことです。
さらに言うと、目玉企業(客寄せパンダ)として、普段はわざわざ掲載料を払ってまで求人を掲載しないような人気企業の求人を格安(場合によっては掲載料無料)で掲載しています。
と言う訳で、電車の中にまで広告を出している転職サイトは普段より求人数が多い上に、普段は載っていないような人気求人も掲載されていると言うことです。今度電車の中で転職サイトの広告を見た際には試しにそのサイトをチェックしてみましょう。
興味のある求人を見付けたら、お気に入りに保存では無くその場でエントリー
転職サイトで自分に合った求人を見付けたら、すぐにエントリーしましょう。お気に入りに登録する機能もありますが、そう言った機能に保存して、結局エントリーする前に締切になった経験はありませんか?
転職サイトに求人が掲載されるのは短いもので1週間から2週間。見付けたらその場でエントリーをした方が良いのです。さらにエントリー数の推移に目を向けると、1つの求人に対してエントリーが集中するのは殆ど最初の3日間から1週間です。つまり掲載期間内であっても、掲載終了間際にエントリーをすると、その募集は単に終盤戦に入っているというだけではなく、ライバルはもう最終面接まで行っている可能性だって充分にあるのです。その場合、例えあなたがどんなに優秀な人材であっても、出遅れた分を取り戻すのは至難の業。とても不利な状況なのです。だからこそ、エントリーは先手必勝なのです。
「思い立ったらすぐにやりましょう」と言う話は、転職以外にも言える当たり前の話ですが、転職サイトにおいてもこんな裏事情があることを頭に入れて、先手必勝で動きましょう。
まずは以下の大手転職サイトからエントリー
・リクナビNEXT
言わずと知れた大手転職サイト。まずはここから。
・DODA
非公開求人が多いと評判