ZUUのIPO評価分析【初値大幅上昇期待】

数々のネット金融メディアを運営しているZUU(4387)が東証マザーズに上場します。

想定価格は1370円
BB期間は6月5日から6月11日
仮条件は6月1日
公開価格は6月12日
上場日は6月21日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

今回上場するのは金融メディアZUU onlineを運営するZUUです。

名前とサイトが同じ名前なので分かりやすいですね。

ZUU onlineは富裕層向けの金融メディアでありながら多くの機能が無料で利用できるのが特徴です。

この無料戦略が上手くいったからなのか?分かりませんが結果として多くのユーザーを獲得することに成功し上場に至ったようです。

さて、IPO投資の対象として見てみましょう。

今回の案件では売り出し規模は極小でロックアップの条件も良いので厳し目に見ても大幅な上昇が期待できそうです。

また、一応金融とメディアの融合というフィンテック関連にも該当しているので人気を集めると予想します。

正直同社の事業内容がフィンテックなのか?コンサルティングでフィンテックを提供?個人的に色々と疑問を感じますが有価証券報告書でもフィンテックとアピールしているので、これはフィンテックなのでしょう。

色々書きましたが、今回は大幅な上昇が期待できることから積極的な参加をオススメします。

今回のおすすめ指数は95です。

それではZUUのIPO情報を解説していきます。

是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

Sponser Link


ZUUの事業内容

ZUUの事業内容は「資産運用を支援するプラットフォーム『ZUU online』を中心とした金融商品やフィンテックサービスとユーザーのマッチングをおこなうフィンテック・プラットフォーム事業」と有価証券報告書に記載されています。

ZUUは4つの金融メディアサイトを運営しています。

  • 主力となる富裕層向けの金融メディア ZUU online
  • 企業経営者に向けた金融メディア 経営者online
  • 金融業界関係者に向けた金融メディア FinTech online
  • 女性投資家に向けた金融メディア DAILY ANDS

これらの自社運営金融メディアに掲載する広告が主要な収益源です。

自社の収益の柱となっているZUU onlineは月間ユーザーが420万人を超えており金融メディアとして国内では群を抜いた存在です。

内容も充実しておりビギナーからシニアまで幅広い層にマッチする情報を掲載し多くのユーザーから支持されています。

また、ZUUでは自社メディアの成功体験を他社にコンサルティングとして提供するサービスも行っています。

この分野は金融商品をITを活用して販売するのでフィンテックの分野に入ります。

自社メディアでのフィンテックの活用事例を紹介できることから多くの企業から支持され大手取引先の獲得にも成功しています。

ZUUの財務情報

売上

2014年3月 単体 6,339,000円
2015年3月 単体 58,308,000円
2016年3月 単体 335,710,000円
2017年3月 単体 721,381,000円
連結 729,272,000円
2017年12月 連結 674,487,000円

経常利益

2014年3月 単体 276,000円
2015年3月 単体 △16,861,000円
2016年3月 単体 14,158,000円
2017年3月 単体 16,551,000円
連結 △15,762,000円
2017年12月 連結 70,967,000円

純利益

2014年3月 単体 45,000円
2015年3月 単体 △17,153,000円
2016年3月 単体 9,313,000円
2017年3月 単体 △13,870,000円
連結 △46,184,000円
2017年12月 連結 40,026,000円

一昨年から爆発的に売上を拡大させています。

事業の転機となる何かターニングポイントがあったのでしょうか?その勢いに乗って今期は黒字化を果たしたようですね。

長年の赤字の割には自己資本が厚いので財務に安心感があります。

この業績の勢いが続けば早い段階での市場変更も可能だと思います。

⇒日本取引所グループに公開されているZUUの有価証券報告書

ZUUのIPOは買いなのか?見送りなのか?

ZUUのIPOは文句無しに買いです。

ロックアップは期間で掛かり売り出し規模も極小数です。

オマケにIPOで人気となるフィンテックにも触れているので公開価格きらの大きな上昇は間違いないでしょう。

同日3社上場は少し気になりますがどの銘柄も小規模なのでお互いに干渉することもないでしょう。

特に不安な点も見当たらずノーリスクで大きなリターンが期待できる良案件です。

買い要因

  • 売り出し規模 極小
  • ロックアップ条件 良好
  • IPOで人気のフィンテック関連銘柄

見送り要因

・同日3社上場

ZUUの関連銘柄

ZUUの関連銘柄はヤフー子会社のアフェリエイト大手のバリューコマース(2491)と大手求人広告メディア企業エン・ジャパン(4849)の2社です。

ZUUでは自社メディアで培ったウェブ集客力を外部に対してコンサルティングするサービスを行っています。

このコンサルティング事業の大手取引先がバリューコマースとエン・ジャパンです。

あくまでも収益の柱は自社メディアではありますが、この2社の売上を合わせると1億円を超える規模であり何らかの形で契約を切られると株価に多少なりとも影響を与えることになるでしょう。

ZUUの初値予想は?

ZUUの初値は需給面が非常に絞られているので大きく上昇すると予想しました。

どこまで上昇するのかは当日の相場状況にもよりますが公開価格+100%〜150%辺りになるでしょう。

仮に公開価格が想定価格の1370円に決まったとしたら、初値は2740円〜3425円辺りになるでしょう。

セカンダリーが狙えるか?

ZUUはセカンダリーも狙えます。

ZUUの主な収益源であるZUU onlineは年々恐ろしい勢いでユーザーを増加させており、この勢いが続く限り同社は増益が見込めます。

また、他の姉妹メディアも順調に成長してきているので将来的には更なる広範囲に向けての集客が可能になることから、将来の株価上昇を期待するセカンダリー投資として仕込んでおく価値は十分あります。

主幹事情報

ZUUのIPO主幹事は野村証券です。

副幹事は岡三証券、岡三オンライン証券、マネックス証券、みずほ証券、SBI証券、松井証券の6社です。

今回のIPOでネットから応募できるのは岡三オンライン証券マネックス証券みずほ証券SBI証券松井証券です。

そして、今回の幹事団の中から参加をオススメする証券会社は、口座数が比較的少なく公平抽選を行っている岡三オンライン証券松井証券です。

参考:岡三オンライン証券はIPOに当選したいなら狙い目の証券会社2

それと、SBI証券からも参加しておいてIPOチャレンジポイントを貯めていくことをオススメします。

今回は売り出し規模が非常に小さいので配布される絶対数も少なくゲットできれば、まさにプラチナチケットとなるでしょう。

まとめ

私は今回上場するZUUの運営しているZUU onlineを定期的に見に行っているので上場することに驚きましたよ。

まさか
そんなに儲かっているとは思いませんでした(笑)

私は富裕層ではないのですが色々為になる情報が集まっているので覗いたことがない方がいたら1度見にいくことをオススメします。

今回のIPOでも私は当選を期待して岡三オンライン証券マネックス証券SBI証券松井証券から応募します。

久々に松井証券がIPO幹事に入っているので資金を移動させなければならないですね。

お金持ちならチマチマ資金を移動させなくても良いのですが、ここはサラリーマン投資家の辛い所です。

苦境に負けずに今日も当選を狙っていきます!