キャピタル・アセット・プランニングの株価見通し~予想に反して上場直後は株価急騰~

2016年10月7日に、生命損保会社にシステムを提供しているキャピタル・アセット・プランニングがJASDAQスタンダードに上場しました。

参考:キャピタル・アセット・プランニングのIPO評価分析 上場後の上昇で売り逃げるのが得策か

生命損保会社へのシステム提供という地味な業種にも関わらず、11月の決算短信で大幅な増益を発表して、ジャスダック値上がり率上位に突然ランクインして驚いた方も多かったのではないでしょうか?

この記事では、上場後の状況を確認して振り返っていきます。
(この記事は2016年12月12日に書いています。)

キャピタル・アセット・プランニングの上場後から今日までの状況

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キャピタル・アセット・プランニングは公開価格2000円で売り出され、上場当日の初値は4600円で取引を終えました。

私の予想を超えて株価は伸びていきました!

更に、上場翌日には5500円を超える場面もあり、どこまでも上がる気配を見せました。

ただ、その後は急激に落ち込み3500円を割り込みましたが、その後11月の決算短信で業績予想から60%以上の増益であることを発表して株価は反発、現在4000円を境に揉み合っている状態です。

今後のキャピタル・アセット・プランニングの株価予想

今後も暫くの間は株価は4000円を境に揉み合いを続けると予想します。

決算短信による株価の反発も限定的でしたので、予想もしないような大きな問題が無ければ、4000円レンジで推移するでしょう。生命損保会社にシステムを提供するという堅実な業種ですので、株価も硬いでしょうし、長期保有に向いているでしょう。

IPO前の私のキャピタル・アセット・プランニングに対する評価

IPO前の私のキャピタル・アセット・プランニングに対する評価は、参加オススメ指標50で参加は非推奨評価でした。

参加非推奨だったのは、上場後直ぐに大株主からの売出しを予想したからでしたが、実際には大株主からの売出しは上場後暫く経ってからでしたので上場直後は大きく上振れしました。

大株主の動向に株価が左右されるIPOは予想が難しいですね、、、

私のIPOの結果

私はキャピタル・アセット・プランニングのIPOはリターンが期待できないだろう、と予想したので参加しませんでした。

結果は、このザマです。

大株主の意向によって株価が高低する、今回のキャピタル・アセット・プランニングのようなIPOを振り返ると、大株主が売出すタイミングが遅い場合には、大きなリターンを上げられます。

しかし、これは後から見てみて考えられる結果論です。

事前に予想することは困難ですので、私は余りこういったラッキーパンチ的なリターンは狙わずに、私は手堅いリターンが狙えるIPOに参加していこうと思っています。