顔のホクロ除去の中でも、頬は広範囲に紫外線が当たりやすいので、ホクロ除去後のきちんとしたケアが必要です。
今回は、頬のホクロ除去をした後の傷跡を早く治すために必要なケアについてまとめてみました。成分的におすすめのケア用品もご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
Contents
頬のホクロ除去は傷跡が残り難い?残りやすい?
頬のホクロ除去は、傷跡が残り難いです。私自身、頬のホクロ除去を行いましたが、半年ほどで傷跡や赤みはほとんど消えました。
その理由は、顔の肌が人間の体の中でターンオーバーする周期が比較的早い部分だからです。
ターンオーバーというのは、肌が新しいものに生まれ変わるサイクルのこと。肌の奥底では新しい肌細胞が次々と作られており、新しいものが古いものを段々と外へ押し出していきます。
肌表面は、最も古い部分。肌の奥から新しい肌に押されて、やがて剥がれ落ちるのですが、このときに肌が抱えていた色素沈着も一緒に少しずつ剥がれていきます。
顔の肌のターンオーバーは約1ヶ月(28日)周期なので、半年もすれば赤みができた肌もターンオーバーで剥がれ落ちて、きれいになるんです。
このターンオーバーが正常に行われれば、頬のホクロ除去後の傷跡は残り難いので、安心してホクロ除去を検討してみてくださいね。
ただし、あくまで「正常なターンオーバー」が鍵です。
疲れ気味だったり、スキンケア不足だったり、お肌の状態に自信がない方は、ホクロ除去後のケアをしっかり行いましょう。
では、頬のホクロ除去後にできる傷跡を早く治すためのケア方法や工夫は何があるのか、順番にご紹介していきますね!
頬の傷跡を消すには紫外線対策が大切
頬のホクロ除去に限らず、ホクロ除去の施術を受けた後は紫外線対策が重要です。
これが腕や背中など服で隠れる部分なら良いのですが、あいにく頬はむき出しになってしまう部分。意識して紫外線対策をする必要があります。
紫外線対策をする理由は、紫外線が肌にダメージを与えるため、ホクロ除去後の傷付いた肌にとっても大敵だからです。
メスで切開した場合も、レーザーで焼き切った場合も、ホクロがあった部分の肌は表面が傷付いています。肌へのダメージはメラニン色素を作り、傷跡をいつまでも残す原因になります。
紫外線の刺激がメラニン色素を作るのは、女性なら誰もが知っていますよね。ホクロ除去後の傷も、このメラニン色素を作るような刺激です。
ただでさえホクロ除去の刺激でメラニン色素が作られやすいのに、紫外線のダメージまで加わったら、余計にメラニン色素ができてしまいます。
そのため、ホクロ除去後は、傷付いた状態に余計な刺激を加えないよう、紫外線対策をしなければならないのです。
傷跡を残したくなかったら、ホクロ除去後は紫外線対策を忘れずに!頬の場合、シミやニキビ跡と勘違いされてしまうので、しっかり対策しましょう。
マスクや帽子で隠す~施術直後からできる対策~
いつでも手軽に、ホクロ除去の直後からできるのは、マスクと帽子で隠すことです。
マスクで表面を覆い、帽子で頭上から降り注ぐ紫外線を少しでも対策しましょう。
>>『be-style(ビースタイル) UVカットマスクのように、紫外線対策できる使い捨てマスクも販売されています。』
首ごと覆うタイプ(使い捨てではない)マスクも販売されていますが、外見がちょっと気になる方も多いでしょう。
通常のマスクと大差ない外見の使い捨てタイプを選べば、衛生的に人に知られることなく対策できるので、とっても便利です。
ちなみに、真夏以外は紫外線対策をしなくてOKと思っていませんか?
実は、紫外線は年中降り注いでいる上、真夏並みに紫外線量の多い季節が存在するのです。
- 5月
- 6月
- 9月
- 10月
- 4月
7・8月を除くと、紫外線が多い月は、この5ヶ月。多い順に並べてみましたが、5月や6月は真夏と大差なく紫外線が降り注いでいます。
冬も紫外線は9・10月の半分量くらいは降り注いでいるので、ホクロ除去後は、季節を問わず紫外線対策をしましょう。
マスクや帽子はホクロ除去の施術を受けた帰りからできる対策ですし、マスクは施術後に貼る保護テープを隠すことにもなるので、おすすめです。
メイクで隠す~傷の治癒が進んでからできる対策~
頬のホクロ除去後は、傷跡が塞がる2週間後あたりから保護テープを取ることが許されます。必ず医師のOKが出るまでは貼っておいてくださいね!
傷の表面が塞がっただけなので、まだまだ赤みが強く、そのままだとかなり目立ちます。
ナチュラル系メイクをしている人は、単純なメイクでは隠し切れません。コンシーラーを傷跡部分に塗ってごまかしましょう!
注意点は、口紅のようなスティックタイプ(クレヨンタイプ)のコンシーラーは使わないこと。無意識にグイグイ押しつけてしまうので、傷跡にダメージを与えます。
おすすめは、クリームタイプやリキッドタイプのコンシーラーです。
>>『DHC薬用PWコンシーラーのような筆で優しく塗るタイプもおすすめです!』
美白成分入りのものやUVカット成分入りのコンシーラーも売られているので、自分の肌の色に合わせやすく、紫外線対策もできるタイプを選びましょう。
頬の傷跡の治癒を早めるケア方法
頬のホクロ除去をした後は、傷になっている部分を刺激しない優しいケアが必要です。
ホクロ除去の傷跡を早く消すためにも心がけたい頬のケア方法は、以下の3つがポイント。
- 紫外線対策で肌へのダメージを残さない
- 優しい洗顔で新しいダメージを与えない
- 保湿で傷跡を治せる正常なターンオーバーへ
先にご紹介したとおり、ホクロ除去後は紫外線対策が重要です。刺激は傷跡を残りやすくする上、赤みを増す原因にもなるためです。
同時に、紫外線以外の新しい刺激を与えないことと、肌がもともと持つ治癒力を最大限に引き出すことを心がけましょう。
覚えておくのは大きく分けて2つ。正しい洗顔と、正しい保湿です。
肌にダメージを与えない洗顔を心がける
洗顔自体が顔の肌に対する大きなダメージとなっている、というのは、美容系雑誌でもおなじみです。
肌の皮膚は薄い部分が多いため、ゴシゴシ擦る洗顔の刺激だけでもダメージになってしまいます。
洗顔の際はしっかり泡立てて、ゴシゴシ洗うのではなく、泡の表面で汚れを吸着するように洗うのがポイントです。
といっても、この方法だと毛穴まできちんと洗えているのが不安ですよね。私はきちんと洗った気がしないのが嫌で、いろいろ洗顔アイテムを試してみた時期があります。
結局行き着いたのは、火山灰や泥を配合したタイプでした。
>>『おすすめは「どろあわわ」。市販品より濃厚でしっかり洗った感があります。』
市販品をいろいろ試したんですが、安いのは良いけれど、イマイチ濃厚さが足りないんですよね。とりあえず泥とか火山灰とか入れましたという印象で。
どろあわわは、他の通販品より比較的安いからという理由で試してみましたが、なかなかの濃厚さがあって、しっかり泥が配合されているのを実感しました。
コラーゲンやヒアルロン酸、黒砂糖など、保湿成分が入っているので、洗い上がりにカサカサしないのも好きなところ。
泥や火山灰の入った洗顔剤は、泡で洗っても毛穴の汚れをしっかり洗い流してくれるので、おすすめです。
ただし、安いものは泥や火山灰が少ししか入っていないので、使い心地がイマイチなのが多いです。いろいろ試して、自分が気持ち良いと思えるものを使ってくださいね。
頬は保湿が重要!皮脂が少ない部分向けケア
顔は皮脂が出やすいところですが、それはあくまでTゾーンと呼ばれる額や鼻などです。頬はむしろ皮脂があまり出ないため、乾燥しやすい部分です。
私の頬めっちゃ皮脂出てるんだけど?と疑問に思う方もいるかもしれませんね。それは、乾燥しているからこそ現れている、皮脂の過剰分泌なんです!
頬が乾燥している→頬がダメージを受けやすくなっている→ダメージから頬を守るために皮脂を過剰に出す
この状態になっています。乾燥対策さえしていれば、頬はむしろ皮脂の量が落ち着いて、テカることのない場所なのです。
頬にできたホクロを除去した後の傷跡をきれいに治すには、肌が健康な状態でなければなりません。
乾燥した肌は、健康とは言えませんね。皮脂も過剰分泌されているので、汚れがつきやすかったり、皮脂の酸化で肌が炎症を起こしたりします。
- 洗顔後は化粧水をつける
- 乳液やクリームで蓋をする
肌のケアといえば、この2ステップが一般的ですが、化粧水選びや使い方で効果が変わります。おすすめは、美白成分が入っているものや、ビタミンC誘導体が入っているもの。
ホクロ除去をするクリニックによっては、ハイドロキノン(肌の漂白剤と呼ばれる成分)クリームを処方してくれるところもあります。
処方に比べて濃度が低いですが、通販でもハイドロキノン入りクリームは購入できますし、ビタミンC誘導体なら多くの市販スキンケア用品に含まれています。
- ハイドロキノン・・・炎症による傷跡の色素沈着が気になる人向け
- ビタミンC誘導体・・・安く気軽に傷跡の色素沈着を対策したい人向け
どちらも、炎症など肌へのダメージによってできるメラニン色素の生成を抑えることを目的として使います。
ホクロ除去後の傷跡も炎症した状態なので、ケアを怠るとメラニン色素ができてシミになったり、いつまでも赤みが消えなかったりします。
ハイドロキノンの配合されたスキンケア用品はいろいろありますが、30代女性におすすめなのは、アンプルールの化粧水です。
>>『AMPLEUR アンプルール ラグジュアリー ホワイトシリーズ ローションAO IIは安定型ハイドロキノンが配合で浸透しやすい設計』
30~40代女性の肌に合わせて作られているので、全年齢向けのものを使うより肌の状態に合いやすいのがメリットです。
いつものケア用品がイマイチ合わない、という方は、こういった年齢に合わせた製品を思い切って試してみてください。
年齢に合ったものはオバサン感がして嫌!と思うかもしれませんが、年齢に合った適切なものを使ったほうが、肌に必要なものを効率良く与えられます。
ホクロ除去をしたクリニックで傷跡治療を受ける
自力でホクロ除去後の傷跡ケアを頑張っても、体質的に色素沈着が置きやすい人は、どうしても傷跡が残るリスクがあります。
そのような人は無理をせず、ホクロ除去を行ったクリニックに相談してみましょう。
ホクロ除去を行ったクリニックなら、施術内容やそれまでの診療記録が残っているので、肌の状態に合ったケアを提案してくれます。
自分は傷跡が残りやすい体質だ、と自覚のある人は、傷跡が残ってしまったときのことを考えて、最初から傷跡ケアに強いクリニックでホクロ除去を受けることをおすすめします。
ポイントは、皮膚科を併設しているクリニックや、皮膚系の治療経験が豊富なクリニックを選ぶこと。
たとえば、「KM新宿クリニック」は刺青治療なども行っており、皮膚系の治療に強いクリニックです。
ホクロ除去を受けるクリニック探しでは、料金やホクロ除去のアフターサービスなどに目がいきがちですが、他にどんな治療を行っているかもチェックしてみてください。
皮膚系の診療メニューが多かったり、力を入れているクリニックなら、傷跡ケアに対する知識も豊富です。
頬のホクロ除去後に傷跡を残さないための工夫まとめ
頬のホクロ除去を体験した管理人クロ子としては、頬のホクロ除去は簡単な部類だと思っています。
確かに目立つ部分なので、傷跡が残らないかものすごく不安でした。
でも、半年でかなり目立たないレベルに治りましたよ!
重要なのは、ホクロ除去後の傷跡を悪化させないための工夫と、毎日きちんと頬に合ったスキンケアをすること。
自分に合ったケアが分からないという人や、もっと早く治したいという人は、ホクロ除去の施術を依頼するクリニックに相談してみましょう。
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