目元のホクロ除去後の傷跡のケア方法

目元のホクロ除去後の傷跡

私が顔のホクロ除去を行ったときに、担当医さんに言われたのが、「顔のホクロ除去は治りが早いし、跡も残り難い」でした。

でも、ネットで調べてみると、たまに「顔のホクロ除去で傷跡が残った」という人も見つかるんですよね。

そこで、今回からしばらくは部位ごとに傷跡除去のためにできるケアはないのか?ということをご紹介していきます!

傷跡治療ではなく、『傷跡が残り難くなることを目的としたケア方法』なので人によっては合う合わないがあると思いますが、ケア方法で悩んでいる方は試してみてください。

目元のホクロは除去できるの?

今回は目元のホクロ除去と傷跡についてご紹介します。

それ以前に目元のホクロ除去はできるの?と心配な方へ、まず、目元のホクロ除去自体は、ほとんどのホクロでできることを解説しておきますね!

ホクロ除去には、レーザーを使った方法とメスを使って切り取る方法があります。

美容レーザーや脱毛レーザーを体験したことのある方はご存知だと思いますが、レーザーを使う施術のほとんどは目元にアイマスクなどをつけて行います。

そのことを知っている方にとっては、目元のホクロ除去はメスを使った方法しかないのか?と思うかもしれません。

ですが、実際は目元にレーザーを使った施術も事例が多くあります。

たとえば、こちらの「KM新宿クリニック」ではホクロ以外の施術でも目元にレーザー治療を行っています。

いくつかのクリニックで症例を見てみましたが、ほんとうに目のキワ(まつ毛が生える部分のすぐ隣)に広がる大きなホクロもレーザーで治療している例がありました!

また、部位によっては、目元でもメスで切開してホクロ除去するケースがあるようです。

やはり目の上ということで、皮膚がツレたりして目の形が変わるんじゃないかという不安はありましたが、そんなことにはなりませんでした。 (中略) 1週間くらいは内出血の紫が目立ったりということもありましたが今はもう傷さえも残っていません。出典:発言小町

こちらはメスで目頭のすぐ上のホクロを除去した、という方の話です。切開でも、きちんとケアをしていれば、傷跡は残らないそうです。

ただし、目元ということで縫合がゆるめに行われた結果、施術後すぐに傷口が開いて出血した、と書かれていました。

出血があってもきれいに治ったとのことなので、気にするほどではないかもしれません。

が、やっぱり心配!という方は、レーザー治療をしてくれるクリニックを優先的に探して相談してみてください。

レーザーにしろ、メスを使った切開にしろ、目元のホクロ除去は可能なクリニックが多いです。まずは気になったクリニックで相談してみましょう。

顔のホクロ除去は傷跡が残り難い

私を施術してくれたクリニックの担当医さんいわく、顔のホクロ除去は、体よりも傷跡が残り難いそうです。

元々、頭は血管が多い(ので、栄養が行き渡りやすい)というのもあるのですが、顔は体よりも肌のターンオーバーの周期が早いことも関係しています。

日焼けした肌や、できたシミ、ニキビ跡などが消える仕組みには、ターンオーバーが関係しています。

簡単にいうとキャベツみたいなもので、内側からどんどん新しい葉(肌)ができてきます。そうなると、外側は硬いし汚れているし古いしで、キャベツの外側の葉って捨てちゃいますよね。

それと同じで、肌も古くなった外側はどんどん捨てられていくのです。いわゆる、古い角質です。

この古い肌(角質)には、日焼けでできたメラニン色素やシミ。ニキビ跡などダメージを受けた傷跡がついています。

きちんとターンオーバーが行われると、古い肌(角質)と一緒にそれらの傷跡もきれいに剥がれ落ちてくれるのですが、ケアを怠るときれいに剥がれず、残ってしまいます。

昔はすっごくニキビ跡があったのに、大人になって再会すると、びっくりするほど美肌キャラになってる!という知り合いはいませんか?

彼らや彼女らは、ケアを頑張ってきちんと肌にターンオーバーさせていたんでしょう。傷跡をきれいに外側へ押し出して、古い肌といっしょに剥がしていったんです。

ホクロ除去後にできる傷跡が治る仕組みも、このターンオーバーが関係しています。日焼け跡やニキビ跡と同じで、古い肌と一緒に剥がしてしまえます。

先に説明したとおり、体よりも顔の肌のほうがターンオーバー周期は早め。健康な状態で、20代前後の顔の肌は28日ほどだそうです。

約1ヶ月ごとに、少しずつ傷跡の赤みが薄くなっていくので、顔のホクロ除去後の傷跡は比較的早くきれいに消えるんですね。

私の場合も、半年くらいでほとんど頬のホクロ除去後の傷跡が分からなくなってきました。

傷跡が残り難いはずなのに目元の傷跡が残る原因

本来は残り難いはずの顔のホクロ除去後の傷跡。 でも、インターネットの口コミを見てみると、傷跡が残っちゃった!という人もいます。 その理由は大きくわけて2つ。

  • 施術が下手だった
  • ケアが不十分だった

クリニック自体の施術レベルが低かった場合と、患者さんがきちんとケアをしてこなかった場合です。

クリニックの施術レベルは運なので、私たちにできることは口コミを参考にしたり、カウンセリングで『信頼できるかどうか』を見極めることだけです。

あとは、先に目立たないところのホクロ除去をしてもらって、それで腕を確かめる方法くらい。(ちょっとお金がかかっちゃいますが、確実です)

でも、よほど酷い施術(陥没するほど抉りとったり、処方薬がなかったり)をしない限り、ある程度は患者さん自身のケアで傷跡は薄くなります。

それくらい、ホクロ除去は施術後のケアが大切です。

とくに目元は目立ちますし、皮膚が薄くてデリケートな部分なので、しっかりケアしましょう。

ホクロ除去後の傷跡ケアは、肌のターンオーバーをできる限り正常な状態にすることが大切です。 とくに目元は、水分や栄養分が不足しがちです。

クマの原因は睡眠不足だといいますが、実はあれも睡眠不足→血流が滞る→栄養が行き渡らない→水分も足りない→色素が沈着する→クマになるというサイクルなのです。

つまり、目元のホクロ除去で、傷跡が残ってしまうほど肌状態が悪くなる原因は、目元の水分や栄養不足にあると言い換えることができます。

本来なら早いターンオーバーできれいに治癒されるはずのホクロ除去後の傷跡。それを実現するためにも、本来の健康な肌状態を取り戻すことから始めましょう!

目元のホクロ除去後にできる傷跡ケア

またターンオーバーの話なのですが、とある化粧品販売会社スタッフさんのコラムによると、顔の中でもターンオーバーの周期に差があるそうです。

Tゾーン(おでこや鼻など、顔中央のT字で結べる部分)は遅めで、目元や唇といった皮膚の薄いところは、ターンオーバーが早いとのことでした。

つまり、顔の中でも目元のホクロ除去後の傷跡は、治りやすく、早く治る可能性があるということ。

そのためには、傷跡を悪化させないための対策と傷跡を治す力をつけるためのケアが必要です。

  • 紫外線対策でメラニン色素が溜まるのを防ぐ
  • 正しいケアで傷跡を治す力をつける

大切なのは、このふたつ。 ホクロ除去をしたクリニックでも、注意点として言われるはずです。

紫外線対策とお肌のケアは忘れずに、という程度ですが。 紫外線対策はサングラスをしたり防止をしたり、UVカット成分入りの化粧品で十分です。

ここでは、傷跡を治す力をつけるためのケア方法に絞ってご紹介しますね! もちろん、ケアは施術後しばらく経って、傷跡がきちんとふさがってから行ってください。

目元の保湿ケアで正しいターンオーバーを促す

肌の調子を整えるのに、水分は欠かせません。最近は男性の肌の水分不足も注目され始め、男性用のケア用品も発売されていますね。

目元は長時間酷使することの多い場所です。皮膚が薄いこともあり、ダメージを受けやすく、すぐに水分不足になってしまいます。

そこで、ホクロ除去後の傷跡を早く治すためにも、まずは目元の保湿ケアを見直してみましょう。

たとえば、目元専用のケア用品で集中ケアを試してみてください。 

  • 美容液成分だから化粧水と一緒に使える
  • ローラーなど肌を摩擦で刺激しないタイプ
  • 年齢に合った成分入りを選ぶ

目元のケア用品を探すポイントは、この3つです。

シアバターなど肌に優しい成分と、ビタミンC誘導体など、他の成分が入りやすい環境を整えてくれる成分がおすすめ。

塗り方にも注意しましょう。ローラータイプは手を汚さないだけがメリットだと思っていませんか?ローラーの良いところは、コロコロと肌の上を転がるだけという点。

肌がくすむ原因のひとつは、肌への刺激。紫外線が有名ですが、毎日の洗顔やアイメイクで受ける摩擦もかなりの刺激になっています。

ローラーはコロコロ転がるだけで、摩擦がほとんどありません。優しく転がせばマッサージ効果もあって、血行改善に役立ちます。

また、ちょっと購入するのに勇気がいるかもしれませんが、30代は30代専用など、対象年齢が書かれているものもおすすめです。 こういう年齢別アイテムって、すごく重要なんです。

たとえば50代向けのスキンケア用品ってありますよね。

あれは50代の水分不足な肌を参考に作られているので、それより若い世代の人が使うと、栄養過多でかえって肌の調子を崩してしまうんです。

スキンケアでどうにも合わないなあ、というものばかりの時は、こういった自分の年齢に合わせて作られた製品を試してみるのも良いですよ。

その年齢の人の肌を参考に、適切な量や成分が配合されているので、肌に優しいケアになります。

血行ケアで目元に栄養を行き渡らせる

目元は血行が滞りやすく、クマやシミ、シワの原因となりやすいです。 血行が悪いと肌のターンオーバーに必要な新しい細胞を、健康な状態で維持できません。

細胞の力が弱いと水分を蓄えることができず、水分不足にもなります。 血行ケアは、特別なアイテムを購入する必要がないので、すぐに実践できます。 たとえば、蒸しタオルケア。

  • ステップ1:洗顔する
  • ステップ2:蒸しタオルで目元を温める
  • ステップ3:冷やしたタオルで目元を引き締める

ステップ2と3を3回くらい繰り返します。目の疲れケアにもなって一石二鳥です! 目元のマッサージも手軽にできる方法です。

美容サロンやメイクアップアーティストによって方法が異なるのですが、覚えやすいのをひとつご紹介します。

  • 目尻から下まぶたの縁にそって指を動かす
  • 目頭にきたら鼻のラインにそって上へ
  • 上まぶたにそって目尻へ指を動かす

目尻から目の下を通って上へ。つまり目の周りをぐるっと一周するマッサージです。回数は1回2~3周くらいにして、あまり指に力を入れないようにしましょう。

摩擦が気になる方は、アイクリームを塗るついでにすると、クリームの滑りで摩擦がおさえられます。

専門治療をホクロ除去したクリニックで受ける

きちんとケアをしておけば、早くて半年後には傷跡がほとんど目立たなくなってきます。私もメイクで隠れるくらいの、ほとんど分からない赤みにまでなりました。

でも、自分だと「これは順調に治っているの?」と判断しにくいですよね。

他人の目と自分が鏡で見るときのホクロまでの距離も違いますし、ホクロがあった場所を知っていない人と、知っていた自分とでは、見方が変わってきます。

おすすめは、やっぱり一度担当の医師に相談することです。

ホクロ除去を行っているクリニックは、たいてい皮膚科か美容外科なので、ホクロ除去以外の肌の悩みにも対応していることが多いです。

そのため、ホクロ除去後の傷跡についての適切なケア方法を知っています。

クリニックによっては、傷跡への保証があったり、傷跡を柔らげるのに効果的な治療を行っていることもあるので、ぜひ一度相談してみてください。

目元のホクロ除去後の傷跡ケア方法まとめ

目元のホクロ除去後に傷跡がいつまでも残るなら、適切なケアをしていないからかもしれません。

他の部位より皮膚が薄い目元は、水分不足になりやすく、血行も滞りやすいです。

傷跡を治すためにも水分や栄養は必要不可欠。目元に合ったケアをして、体が傷跡を治すための水分や栄養を取り込めるようにしてあげましょう。

セルフケアの他に、ホクロ除去を依頼したクリニックで相談にのってもらう手もあり。

たとえばKM新宿クリニックなら、傷跡を残さない丁寧な施術を心がけているので、目元の目立つ部分もホクロ除去を依頼しやすいです。

刺青除去なども行っており、皮膚系の施術が信頼できるクリニックです。アフターフォローも力を入れているそうなので、傷跡へのケアも相談しやすいのではないでしょうか。

まだ傷跡が怖くてホクロ除去の施術すらしていない、という方は、KM新宿クリニックのように皮膚系の施術が多いクリニックや、アフターフォローに力を入れているクリニックを選ぶようにしてくださいね!

※KM新宿クリニックの詳細と評判については、以下のページで解説中です。

>>『KM新宿クリニックの口コミと評判を調べてみました!』へ

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