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FX基礎知識 取引時間

デイトレードに向いている時間帯について【どの時間帯に取引をするべきか】

2015/07/12

1日の中でも取引時間帯によってセンチメントの代わる最近のFX相場では、1日で取引を完結させて、またゼロから翌日ポジションをつくっていくデイトレードは比較的リスクの少ない投資法ということができますが、どの時間帯で取引するのかが大きな問題となってきます。

時間帯によって性格が違う

東京タイムに入るまでのアジアオセアニアの早朝時間帯に海外勢が思惑で相場を吊り上げたり売り浴びせをしてきたりしますが、朝9時からの東京タイムでは、ドル円を中心として日経平均の株価と連動した動きを見せることがありますし、お昼前後は中国上海の株価指数の影響を受けることもあります。

また株が大きく下げた翌日、翌々日などは、午後1時半ごろからの時間帯で強制ロスカットが始まることからさらに株価が下落し、それに連動してドル円を中心に大きく下押しする時間帯となることから、前場と後場で相場の雰囲気が変わることもあります。

午後3時過ぎは外貨建ての投信などの設定がある場合にはまとまった売買の動きがでることになりますし、午後4時からはロンドン勢が参入してくるようになり、午後8時を過ぎると今度はニューヨークタイムもオーバーラップしてきて深夜12時にはLondon Fixを迎えて、また売買に大きな動きがでることとなります。

デイトレーダーとして生き残るためには

このようにどの時間帯にどのようなことが起きるのかをあらかじめしっかり掌握した上で、デイトレのコアタイムを決定していくことが重要となります。副業でトレードをされているサラリーマンの場合には夜8時以降でなければトレードできないといった制約があるケースも考えられますので、同じデイトレードといっても無理のない時間設定を心がけることが重要になります。

またデイとレーダーとして長く市場に残るためには、その日の市場参入を売りで入るのか買いではいるのか想定レンジをどの程度でみるのか、どこを利益確定レートとし、逆にどこが損切りのレートになるのかといった売買方針を必ず設定した上でトレードに臨んでいくことが必要となります。

参考:東京、ロンドン、ニューヨークと市場ごとに微妙にセンチメントが変わる相場