効果的なスイングトレード手法について

スイングトレードとはFXの投資法の一つであり、数日から長いときには数週間程度の為替相場の周期をうまく活用しながら大きな利益を確保していくというトレード手法となります。もちろんトレードの期間は、相場状況によってかなり異なるものとなり、ほんの数日で終了することもありますし、もう少し長くひっぱってトレードすることが可能になるケースもあります。いわゆる中期トレードといえるものであり、通常はレバレッジも最大で利用するのではなく5倍から10倍程度に落として取引するのが一般的とされています。

獲得目標となる利益は100Pipsから相場状況によっては1000Pipsといったところが考えられますが、例えばドル円ですと1ヶ月で上下2円程度しか動かないとなれば、あまり大きな目標を設定しても実現が不可能となりますので、そもそもの通貨ペアの当該設定期間における動きをしっかり想定した上で、ターゲットとなる獲得利益を設定することが重要となります。

また、通貨ペアについては、しっかりトレンドがでているものを選択することが重要ですし、なにより流動性に乏しいマイナーな通貨ペアの利用はスイングトレードには向きません。このあたりを良く考えたうえで最良の通貨ペアを選択することが重要となります。

スイングトレードを行う場合、当然のことながら利用するチャートも1時間足や日足といった比較的マクロに動きをチェックできるチャートを使うことが必要となってきます。分足のチャートだけで見ていますと大きな動きを掌握できないことになるからです。

こうしたトレード法では最大のポイントとなるのがポジションを持つタイミングとなります。安易なレベル感で参入するのではなく、確実に利益をあげられそうなタイミングに参入していくことが極めて重要となるのです。こうしたトレードは参入タイミングと利益確定タイミングに全てがかかっているといっても過言ではありません。ベストな参入タイミングをとにかく逃さないことが大きな利益を確保するためには必要なのです。