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トルコリラ 各通貨の状況

高金利スワップのトルコリラFXは実際儲かるのか?

親日の国として、有名な「トルコ」ですが、FXの通貨としては、高金利スワップの通貨として取り扱われています。

実際に投資には向いているのでしょうか?今後はどうなるのでしょうか?通貨としてどのような特徴があるのでしょうか?色々な角度から検証してみました。

この「トルコリラ」に少しでも興味がある人に参考になれば、幸いです。

トルコリラ円の過去の値動きは?1TRY8000円台のときも

まず、下記のチャートをご覧ください。ここ25年のトルコリラの値動きです。

トルコリラ実際1

実は、90年の前半は、8000円台という値段をつけていました。

1990年台~2000年はじめにかけて、トルコの経済状況は、ハイパーインフレの状態にあり大幅に景気が落ち込んだ状態となりました。(最終的には100万リラ札というのが出来ました。お札を見てみると、ゼロの数が多くて、びっくりします。)

2006年にはこの100万リラを新トルコリラの1リラとするデノミ政策を実施し、現在の新トルコリラとなりました。

これだけの状況を聞くだけで、安定感のある国では無いという印象を持つ人がいますが、実は、このトルコは、経済的にはかなり成長している国とも言えます。

上記は2002年~2013年のGDP経済成長率の表です。トルコは4.9%という経済成長率を遂げています。これは、様々な要因がありますが、ドイツ、イラク、イランなどを主力国とした輸出産業の拡大が一番大きいようです。特に貴金属、自動車部品、一般機械について大きく伸びているようです。

トルコリラ実際2

また、観光収入についても2003年は140億米ドルが2014年には343億米ドルに伸びているなど、目覚ましい発展ぶりが伺えます。このように経済状況については、今伸び盛りの国であるということが言えます。

こうなると、短期の売買差益を考えず、長期的な投資の視点で考えるのであれば、このトルコリラは、投資対象として適していると言えるのではないでしょうか。

ちなみにこの「トルコリラ」ですが、取引出来るFX会社もかなり限られています。最近までは、海外のFX会社のみでしか取引出来なかったらしく、最近になって、国内のFX会社でも広まり始めたとのことです。

その為、スワップポイント、スプレッドも会社によってかなりまちまちとなっています。

ヒロセ通商

スプレッド:4.9銭
スワップポイント:115円(1万通貨)
最低取引単位:1000通貨

一番ここが「トルコリラ」を取引するに当たって、お勧め出来る会社です。1000通貨単位で取引できるのはいいですね。また、トルコリラはスプレッドが広くなっているのが、通常ですが、原則固定で4.9銭となっているのはおそらくここの会社だけだと思います。

ヒロセ通商口座開設

セントラル短資FX

スプレッド:4銭~9銭
スワップポイント:100円~110円程度(1万通貨)
最低取引単位:10000通貨

スプレッドが安定しないことが少しネックとなっているかと思います。しかしながらスワップポイントは高めに設定されていますね。これもお勧めできるFX会社です。

セントラル短資口座開設

外為ドットコム

スプレッド:7.0銭(原則固定)
スワップポイント:116円(1万通貨)
最低取引単位:1000通貨

これもお勧めできるなかの一つですね。スプレッドも原則固定なのがいいですね。ちなみにこのFX会社は、入会、取引キャンペーンを良く実施している会社で、2016年1月24日現在、このトルコリラについては、1000ロットごとの取引毎に、5000円のキャッシュバックを実施しています。

仮に50万円の預金があり、この50万円を利用して、3万通貨取引した場合は、いかのようになると思います。

外為どっとコム口座開設

ヒロセ通商で取引した場合

(39円時点で購入したとのすると・・)
1日スワップポイント 345円
ロストカットポイント 23円程度

過去最安値は37円:1か月で1万円程度の利益を得ることができます。過去最安値は37円ですので、このロストカットポイントには、簡単にはいかないとは思っていますが・・。是非、参考にしてください。

参考サイト:トルコリラFXで堅実にスワップ金利収入を稼ぐ方法を検証しました。