FX初心者のための役に立つブログ

FXに関するブログです。FX初心者向けのわかりやすい解説ブログを目指しています。

NZドル ニュージーランド 各国の情勢 各通貨の状況

ニュージーランドドルの2016年今後の見通し、政策金利の状況について

2016/06/09

下記はニュージーランドドルの最近10年間のチャートです。

NZD1

2009年は1ドル=50円を切っていた時もあるんですね。

リーマンショック後ですので、多少円高になるのは分かりますが、2008年の最初は80円を超えていたことを考えると、有事の際の下落率の高さが伺えます。言い換えれば、投機性の強い通貨とも言えます。

ちなみに、1980年代は、1ドル=200円を超えている時代もあったらしいです。

Sponser Link


ニュージーランドはどんな国なのか?

毎年、年間で5万人以上(ニュージーランドの人口は約440万人。実に人口の1%以上を目標としている。)の移住受入を目標としており、外国からの移住を積極的に受け入れしていることが特徴と言えます。

2007年6月~2008年1月までワーキングホリデーでオークランドに住んでいた人に話を聞くと、物価が高いらしいです。

特に、500ミリリットルペットボトルのジュース、コーラなどの飲み物が3ドル位(当時の日本円で240円程度)、マクドナルドのセットメニューも10ドル位するとのことです。

消費税が15%になっていることも一つの要因としてあるようですが、感覚的には、日本に居住時と比較すると、1.5倍位なのではないかとのことです。

しかし、物価が高い分、時給も高くなっており、法律で定められている最低時給は14.75ドルと、1ドル80円計算だと、時給1200円以上となります。

ちなみに私の友人は、日本食のレストランにてウェイターのアルバイトをしていましたが、時給20ドルだったらしいです。

また、ニュージーランドは不動産購入の際にかかる不動産取得税、仲介手数料などが一切かからず、海外からの移住者を中心に不動産投資が活発的に行われている国でもあります。

ちなみに私の友人がワーキングホリデーの際に泊まっていた家は、土地は200坪、家屋は3階建てて、日本で言うところの少し狭めの旅館レベルの広さだったらしいですが、家主によると土地、家屋ともに1000万円前後で購入したらしいです。

もはや高いとは言えないニュージーランドドルの金利

NZD2

上記の政策金利一覧表を見ると、ニュージーランドドルの政策金利は、2016年1月時点で、2.5%となっています。

2008年1月から少しずつ下がりはじめ、リーマンショック後である2009年には3.5%まで下がっております。

どうやら輸出部門に力を入れる為、利下げを段階的に行うことによってニュージーランドドルの下落を狙っているようです。

しかし、現段階では、世界的な円安が進んだこともあり、政策金利を決めるニュージーランド準備銀行が予想しているよりも、通貨高の状態が続いていると言えます。

その為、今後も政策金利を上げることは考えらず、2.5%~2.75%の間をしばらくはうろつくのではという見方が多いようです。

NZドルの今後の見通しについて 投資に向いている?

現在、1ドル当り79円~80円をさまよっているところですが、過去の値動きを見ると、高過ぎず、安過ぎず、ちょうど良い値段のように思えます。

しかし、冒頭で述べたように、リーマンショック後は50円を切るような値動きの激しい通貨ですので、安全に投資したいのであれば、1ドル=70円前半位まで下がるのを待つか、今から少しずつ購入し、下がったところで難平買いするのが良さそうです。

ちなみに私は、リーマンショック前の76円で購入し、50円を切った時点でロストカットされました。

長期投資スタイルで、為替損を気にしない人でも、ニュージーランドドルは急激に下がる可能性が高いことは意識する必要がありそうです。また、かってのような高金利通貨とは言えるような状態では無い為、はっきりと投資に向いているとは言いづらいというのが私の本音です。

関連サイト:ニュージーランドドル円のFXを始めよう

ニュージランドドル円FXにおすすめのFX会社とは

NZドル円のFXはヒロセ通商がおすすめです。

NZドル円のスワップ、スプレッドともにパフォーマンスが高く、おすすめです。

ヒロセ通商は取扱通貨ペアがかなり多く、NZD/JPYももちろん取り扱っていますし、南アフリカランドやトルコリラなどのマイナー通貨も取り扱っています。しかも、1000通貨から取引ができるため、少額からFXを始めことができ、初心者にもおすすめできるFX会社です。

口座開設は以下よりどうぞ。
NZD投資におすすめ ヒロセ通商