FX初心者のための役に立つブログ

FXに関するブログです。FX初心者向けのわかりやすい解説ブログを目指しています。

FX業者比較 OANDA Japan

FXに役立つおすすめ情報ツール ~OANDAJapanで各通貨ペアの売買ボリュームがわかる~

身近に新聞(スポーツ新聞以外)がある方は、株式欄を開いて見てください。

例えば7月27日の日本経済新聞、東証一部の整理銘柄ですが

タカタ 20 35 17 18 ▲4 :37200

左から銘柄(会社名)、始値、高値、安値、終値、前日比、売買高をあらわしていまして

「タカタの株はこの日、20円から取引が始まって、一番高い値段で35円、もっとも安い値段では17円で売買され、最後は18円になった。これは前の日の終値より4円マイナスで、全体で37200000株が取引された。」

という意味です。

余談ですが、タカタはエアバッグの不具合で巨額の赤字を出し、前日を持って上場廃止になりましたので、この日が最後の取引でした。

今日は別に新聞の株式欄の見方を説明したいわけではなく、このなかに含まれているある数字に注目してもらいたいのです。

株とFXはテクニカル分析のチャートにほぼ同じ形状ものを使うぐらい近似性の高いものにも関わらず、株のチャートでは必須項目となっているのにFXのチャートではほとんど見られない数値があります。

その数値とはズバリ「売買高」です。

FXにも始値・高値・安値・終値・前日比はあります。

株のように数字で表されることは少ないですが、ローソク足チャートを日足にして、その実体とヒゲそれに前日との差を見れば一目瞭然ですよね。

そして、株には「板」といって、どの価格帯にどのくらい売り買い(の注文)が入っているかを確認できる機能がありまして、100%の証券会社で見ることが出来るのですが、FXでそういう機能があるものを見たことがある方はまずいないハズです。

売買高は多ければ多いほど売買が活発に行われている証拠ですから、自然と値動きも活発になるはずなので、スキャルピングやデイトレードの短期売買を行い場合は値ざやを狙いやすくなるはずです。

なのに、どうしてFXには売買高の記載が無いのか?

それは「市場規模が大きすぎて把握できない」からです。

例えば東証1部の一日の売買高は2~3兆円ですが、FXはその100倍の規模が在るとも言われています。また、取引が一定の取引所でなく、インターバンクといっていわば仮想の取引所で個別に銀行間などで行われるため、全体としての集計をとるのは不可能なのです。

また、A社で行った取引とB社で行った取引は、それぞれ別会社で行われていますので集計も別になりますから、FXを扱う世界中の全ての会社からデータを取らなければ、市場全体の売買高はわかりません。

ちなみに銀行やFX会社に毎日の為替取引出来高を公表する義務もありません。

一応こういうのはありますが、1カ月に1回程度ですからあまり実践的ではありませんね。

とはいえ、実際にFXにも売買高というものはあるのですから、その動向を知ればより有利なトレードが行えるはずです。

そこで今日注目したいFX会社はOANDAjapan です。

OANDAJapanのオープンオーダーなら売買ボリュームがわかる

この会社では、自社のクライアントの売買ポジションをオープンオーダーといって

このようにグラフ化して開示してくれていますので、OANDA口座でトレードを行う場合は売買の強弱が直感的に可視化できます。

また、OANDA japanに口座が無い場合でもこの情報はフリーで見ることができますので「今はUSD/JPYはちょっとロングが優勢だけど、ほとんど五分五分なんで、ショート(売り)が優勢なEUR/JPY、GBP/JPYで売りをかけたほうが有利かな」という情報を得ることが出来ます。

またペアのバーグラフにカーソルを合わせて左クリックすると

このような画面にリンクされており、注文やポジションがどの価格帯にあるかということも教えてくれます。

表の見方は上記の通りです。

例はEUR/JPYですが、右側の未決済(約定して保有している)ポジションでは130円あたりにロング・ショートが多くあり、真ん中(現在価格)より下にはショートが多く、ロングが少なめです、左側の未決済(約定前)ポジションでは真ん中の右下、つまり現在価格以下でのロングが多いので、市場は売り優勢ですすんでいますが、細かく買い(多いのは129円、128円、127円あたりのいわゆる節目)も入っており、短期的な大幅下落は無いだろう。

だから、基本ショートで細かな利益確定が今日のトレンド。

・・・と予測することが出来ます。

もちろんOANDA japanという会社のクライアントに限っての話ですので、ひとつの目安にしかならないかもしれませんが、実は私も短期トレードを行うときはこれを見ながら他社でトレードしていまして、そこまで極端な違いは無いようですので結構使えるんじゃないかと思います。

なにより、他人(AIやプログラムかもしれませんが)のポジションがわかるというのは、トレードの検証をするときに「市場の流れに乗って(逆らって)成功(失敗)した」という経験を残すことが出来るので「次に同じ状況になった場合」に利益を得ることの出来る可能性をアップさせることが出来ます。

ですので、もしオープンオーダーを利用してトレードをする場合には

・○月○日「○:○(○%:○%」※ロング:ショート比率

・注文の多い価格※例なら130前後にロング・ショートが多く、注文はロング多し・・・など
をメモりながらやって見ると、貴重なデータが取れますので、一度試してみてください。

個人的には短期トレードは得意ではないのでほとんどやらないのですが、イベントなどでボラティリティ(変動率)が高くなっているときや、逆にレンジ相場になった場合に少しの動きで利益を狙いたいとき、またバイナリティオプションをトレードする場合にOANDAの今回の情報や、マーケットレポート(無料)を利用させて貰っています。
この会社自体がどうも短期トレードに軸を置いているようなので、その手の情報を重点的に提供してくれている印象ですね。

OANDA japan 口座開設はこちら