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暴落中の中国人民元に投資する方法【おすすめのFX会社について】

世界同時株安を招いた、中国人民元の切り下げと、上海株式市場のサーキットブレーカー発動を伴なう大暴落。ニューヨーク、東京市場も狼狽売りが広がり、五月雨的な急落が続いています。

中国の影響力の大きさが改めて浮き彫りになりました。注目度が高まる中国の通貨である人民元ですが、どうやって投資すればよいのか、FX会社でのおすすめの取引方法を含めて紹介します。

人民元FX人民元/円チャート(出典:SBI証券)

人民元/円の歴史はまだ浅い、取引拡大のこれからがチャンス!

円と人民元が直接取引できるようになったのは2012年の6月からで、歴史はまだ4年弱ほどしかありません。もちろんそれまでも人民元を取引することはできましたが、基軸通貨であるドルを介する必要がありました。

商品が問屋を介すれば中間コストが発生するのと同じで、ドルを通過する分コスト高になっていました。それがドルを介さずに取引できるようになったのですから、コストダウンにつながる意味で、FX投資家にとっては大きな制度改正です。

直接取引スタート当初は扱う会社もGMOクリック証券などのくりっく365、セントラル短資SBI証券しかありませんでしたが、現在では7社に拡大されています。

FXは取扱高が増えればコストダウンとなるので、今後ドル、ユーロに次ぐ第3の通貨に成長した場合、低スプレッドによる利益チャンスは増えると考えて良いでしょう。今一番注目の通貨といえます。

人民元投資のデメリットは?

当サイトはFX投資について有益な情報の提供を目的としていますので、人民元投資のデメリットもお伝えしておかなければなりません。

一番のデメリットは、扱うFX会社が限られている点です。2016年1月7日現在で、人民元/円を扱っている会社は、セントラル短資、外為どっとコム、上田ハーローFX、サクソバンクFX証券、YJ FX、SBI FXトレード、IG証券(標準取引、ミニ取引)の7社です。

もし、自分が口座を持っている会社が扱っていない場合は、人民元に投資するためだけに新たに口座を作らなければなりません。株式しか投資していない初心者が新規にFX口座を開設するなら上記会社から選べばよいわけですが、中級者以上の投資家には手間がかかる点は否めません。

二番目のデメリットとしては、人民元には「切り上げ」「切り下げ」リスクがあることです。

最近でも人民元の切り下げが切っ掛けで、為替市場や株式市場が大きな影響を受けたことからも明らかです。また、通貨制度上でも「管理変動相場制」をとっており、ドルを中心とする通貨バスケットに対して限られた範囲でレートが変動する特殊な通貨である点は意識しておく必要があります。

FX初心者なら、1通貨単位でお試し取引がおすすめ

さて、実際の人民元への投資方法をみておきましょう。まず上記7社でFX取引口座を開設します。

この場合重要なのは、自分がどの程度の資金をFX投資に振り向けられるかという点です。なぜなら会社によって取引通貨単位に大差があるからです。上は10万通貨単位から下は1通貨単位と、天と地ほどの差があります。

スタンダードなドル/円ならいざしらず、人民元/円にいきなり1万通貨とかの投資をするのは不安があるでしょう。そこでおすすめなのが、SBI FXトレードの1通貨単位取引です。

証拠金率(レバレッジ)が25倍ですので、1通貨単位でも25倍の取引をすることができます。証拠金の額は、前日の取引レート(仲値)をもとに当日設定されます。手数料は通貨単位に関わらず無料。

初心者の方が気になるのは、最初にいくら入金するのかという点です。SBI FXトレードの場合は最低入金額の制限はないので、証拠金以上であれば1万円でも10万円でも自由に入金できるので安心です。

大きなリスクを避けるためにも、まずは1通貨単位の取引で、気軽に人民元投資に馴染むのがもっとも安全な投資法といえます。

参考:中国人民元切り下げは投資のチャンスか?FXで元を売る方法(CNH/JPY)

執筆者:aozorahiroba