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FXブログ 自己破産

FXで自己破産はあるのか?可能なのか?自己破産のデメリット

2016/12/14

FXや株取引は手軽に始められる事と、サラリーマンや公務員など本職があっても自由な時間にトレードできて、また大金を得る事も可能な事から、長年の間人気となっています。

特に中小企業で働いている人や、年齢が上になり給料や出世の見込みがないと分かったら、後は自分で稼ぐしかないので、余計に注目されてしまいます。

よくニュースなどで株価が上昇すると、投資セミナーなどに通う高齢者やサラリーマンの姿が報道されますが、あれが現実の姿なのです。だれでも、何とかしてお金を稼ぎたくて、その手っ取り早いのが投資という答えになります。

それはまったく間違っていませんし、私もそんな野心家の一人ですが、ちょっと冷静に考えて下さい。FXは自分のお金を掛けるゲームであり、投資という経済活動でもあります。

これにはリスクが付き物で、だからこそ利益というリターンを期待して、参加するのです。

さらに大きな勘違いをしている人がいますが、FXや株はギャンブル的な一面もありますが、決してパチンコや競馬・競艇とは違うという事です。これは別にFXや投資だけ品の良いもので、パチンコを見下している訳ではありません。

この違いは、

FX…破産あり得る

パチンコなどギャンブル…直接的な破産なし

という点に尽きます。

よくパチンコ依存症で借金だらけになった、破産したという話がありますが、あれはパチンコで借金したというよりも、パチンコで遊ぶために消費者金融などからお金を借りて、その返済が出来ずに最後には自己破産をしたという事です。

そもそもパチンコは掛け金が一定ですし、競艇や競馬にしてもその運営元からお金を借りる、レバレッジ効果があるようなシステムにはなっていません。

ところが、FXや株取引の場合は、レバレッジや信用取引で、自分が持っているお金以上の取引ができます。これは予想が当たれば簡単に少額で大金を得られますが、逆に外れれば少額でも想定外の損失となります。

さらに大きな違いとして、最近は競馬などで高額払戻金に限り確定申告として納税の義務がありますが、パチンコなどではそんな話を聞いた事がありません。これはどんなにパチンコで儲けても、税金を支払わなくて良いという事です。

一方で、株やFXの場合は基本的に年間20万円以上の利益があれば、税金を支払う義務があります。

パチンコなどギャンブルで生活している人はギャンブラーと呼びますが、FXや株など投資で生活している人は、自営業者と何ら変わりがないと言う事です。

それでは自営業者に当然のように付く物は何でしょうか? ここから一気に暗くなりますが、そうです、それは今回のテーマである

自己破産

になります。このブログを読んでいる人の、近所の商店街も今はほとんど閑散としていませんか?

個人トレーダーに自己破産は付き物!

普段耳に入らないだけで、個人トレーダーにとっては自己破産は付き物です。

普通の感覚だと、投資を行っている人はサラリーマンのイメージが強く、またその多くが賢く常識が伴っていると思いがちですが、決してそんな事はありません。

例えば近所の飲食店が閉店したら、それは経営不振が理由だと察知しますが、実は投資に失敗したからというケースも多いのです。しかし、多くの場合で本当の理由を隠すのが大人という生き物です。

また、個人トレーダーも自営業の一種なので、お店が潰れるのと同じで、トレードの損失で自己破産するケースもあります。

敢えて紹介しませんが、FX・失敗・破産・体験談などのキーワードで検索すると、その失敗談は数多くあります。その多くの特徴は根拠のない自信から大金を掛けて、結果的に大敗し全財産を失うというパターンです。

また、最初は勝っていたが、だんだん負けが嵩むパターンも多いです。投資にハマる人は、ある程度優秀で社会的な地位も高い人と、まったく真逆で生活に苦しく人生の一発逆転を狙う人です。これは逆に言うと、どんな人も投資にハマってしまう可能性がある事です。

これは未経験の人には理解出来ませんが、自分が予想した通りに相場が動き、かつお金が増えていくのは、人生で経験する何事よりも興奮し爽快です。だからこそ、自制心が大事になってきます。

私は極論信者でもあり、かなり偏っているので同意できないと思いますが、自己破産するのも人生だと思っています。FXで大金を得るには、人生を変えたいと思ったら、それぐらいの気概が必要です。

全財産を失う事はとても辛いでしょうし、既婚者なら離婚も十分考えられます。しかし、サラリーマンでも定年まで働ける可能性が少ない世の中です。また大企業でも出世レースを勝ち抜くのは困難です。

それなら、死ぬ気でFXに挑戦しても良いのでは、と思っています。その結果が自己破産なら、本望ではないでしょうか?

FXでも自己破産は可能?

普通に日常の取引をしている分には、勝てなくても退場するほどの大損をする事はまずあり得ません。

しかし、数千万円単位を預け、それを国内業者の25倍で取引して、運悪く大暴落などに遭遇すれば、退場どころかFX業者に借金を返済するようになります。

しかし最後の手段として、自己破産して借金を無くす事も可能です。

破産法には、ギャンブルや投資の借金は破産してもなくならない、となっていますが、現実はそんな事はありません。

なぜなら、前記しましたが投資はギャンブルでもありますが、自営業だからです。

仮にFX会社に借金1000万円を作ったとします。そんな大金を支払う事ができないので、自己破産を申請すれば徹底的に調べられますが、悪質なケースでないと判断されれば、大概認められて借金ゼロになります。

仮に認められなくても、借金が数百万まで減額され、毎月数万円の返済になる事が多いです。

だからと言って、「フルレバでガンガン取引しろ」、と推奨する訳ではありませんが、少しは安心できたと思います。

日本は法治国家であり、基本的には失敗した人にもチャンスを与える国です。これが認められないなら、大企業だけ借金をチャラにされるのもオカシナものですよね。

自己破産のデメリット

投資で借金を作り、自己破産をした場合には、色々と不都合もあります。例えば、裁判所の云わばお情けで借金を大幅減額やゼロにしてもらったので、再度投資を行うのは心理的にもかなり難しいところがあります。

実際には、それでももう一度チャレンジするトレーダーも多いですし、伝説的なトレーダーのジェシー・リバモアなどは何度も自己破産した事で有名です。

肝心のデメリットは、これは投資に限らず普通の自己破産と同じになります。

  •  ブラックリスト登録(一定期間クレジットカード使用不可)
  •  官報に氏名掲載
  •  国家資格必要な職業に一定期間就職不可
  •  不動産、自家用車など財産を取られる

以上が代表的なデメリットとなります。これらが我慢出来なかったら、FXなど投資をやめるか、少額の余裕資金で夢をみないで安全取引をするべきです。

まとめ

FXは投資なので危険な面もあり、その最悪の結果が自己破産となります。しかし、自己破産をしてもやり直すチャンスがあります。もちろん、そこまで転げ落ちないように上手に取引するのがベストですが、中には失敗をしてしまう人もいるでしょう。

人生には何が起こるか分からないので、だからこそ面白いとも言えます。これだけは言えるのは、誰かがFXで失敗をして損失を抱えているなら、違う誰かは利益を手にしている事です。そのどちらになるかは、あなた次第です。

FXで破産してくなければレバレッジを低く抑えたスワップ狙いの投資もおすすめです。以下のサイトで詳しく書かれていますので、FX初心者の方ぜひ参考にしてみてください。
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