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FXで勝つ為にまず投資日記をつけよう!メリットについて

みなさんは投資日記を書いていますか? 私は当初は日記という名前の日々の投資の反省ばかりで、それがいつしか負け続ける日々の恨みやつらみを書くようになり、最後には投資手法を思い浮かんだ際のメモ帳の役割を果たしています。

要は人によって、その中身はどのようでも良いと思います。自分が分かれば良く、誰にか提出する訳でもないのですから。

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理想としてはFXでしたら、エントリーとエクジットを書いて、それに至る根拠や理由、結果はどうだったのか等を書けば完璧ですが、それが今後も役立つかは、また別問題です。

個人的に思うのは、掲示板などにFXの能書きを語るなら、投資日記に泣き言でも良いので何かを書くという行動がトレーダーとして健全であり、少しでもFXの力となるでしょう。

私が書くようになった経緯は、伝説的な相場師・リバモアの本を読んでからです。

彼は非常に有名なので、このブログを読んでいる方ならご存知の方も多いでしょう。

ネットが無かった時代の投資家は、日々の値動きをノートに記録して、そこをチャンスとして相場から大金を得ていました。冷静に考えると、リバモアを始め有名な投資家よりも今の私たちの方が投資本も溢れ、ネットから情報も得られ、尚且つチャートもリアルタイムで表示できる。

それは勝てるチャンスが転がっているのですよね。それでも勝てない私やあなたは、とんでもなく才能も運も勝つ気概も皆無なのかも知れませんね。

しかし過ぎ去った過去に対してあれこれ言っても仕方がありません。本気で相場で成功したいと思うのなら、最低限は手法が確立して安定した利益を出せるまでは投資日記を書く事が良いでしょう。

それが無駄になったとしても、書いても結局負けたとしても、何かしらの痕跡を残すことで、後から勝てるヒントを未来に与えているのです。未来の自分がいつか、過去の自分を褒めてくれる事を期待しつつ、最初の一ページに言葉を入れてみて下さい。

相場に借りを返すチャンス

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私はサッカーが好きなのですが、元日本代表の中村俊輔選手もサッカーノートという日記を毎日書いていました。

その内容はとても細かく詳細です。

  • 目標を書き
  • 辛いときは思いを言葉で書き
  • 評価を厳しく書き
  • 頭のイメージを図式化する

などとなっています。

これは何にでも当て嵌まり、投資にも役立つと思いませんか。あなたが野心家なら、これをFXにも応用すべきです。

サッカーは体力やテクニックだと思いがちですが、いちばん使うのは頭なのでしょう。例えば元バルセロナのシャビ選手はボールをもらう前から何度も何度も首を振って周囲を見渡します。これは敵とのポジショニングで重要な意味があります。

そして、ボールを受け取った後は、俯瞰的な感覚と最も最適な味方にパスを送ります。この技術がずば抜けていたので、小さな体でも世界一のクラブで何年間もトップとして君臨できました。

これは、FXのポジションを建てる際にも、似ていると思いませんか?

スキャルピングで毎日取引して、最終的に損失になっているなら、その理由を考えるべきです。

闇雲に1分チャートを睨めっこしても、絶対に勝てません。

それではどうするべきなのか、頭を使ってみましょう。そして頭を使えば、絶対に損失を減らして、最終的に利益が出せなくても大損する事は少なくなるはずです。

投資日記を書くメリット

投資日記を書くメリットとしては

  • 投資の日々の反省
  • 手法の分析
  • 精神の安定
  • 新手法のヒント、応用
  • 性格がマメになる
  • 自己分析 etc…

などとなりますが、いちばんは執念でしょうか。

意地でも相場で人生を切り開いてやる!という強い執念が生み出されると思います。覚悟を決めた人間ほど強いものがありません。悪徳商法やブラックな営業の場合、壁中にスローガンや目標が貼られていますが、そのマインドコントロールに近いのが、投資日記にもあります。

今は利用しているFX会社を見れば、日々の取引分析などもありますが、それとは別に自分の気持ちを書き連ねるのも良いでしょう。取引が終わって、その時にどのように感じたのか、その正直な思いを自分の言葉で書くだけで、数週間後なり数か月後には、きっとあなたの投資スキルに役立つ事になります。

相場とは、性質の悪いいじめっ子の様に過去も現在も、徹底して精神が弱いトレーダーを苛め抜いて来ました。それらの多くのトレーダーの怨みを晴らしてあげるのは、今取引している人の役目なのです。

名も知らない人の想いを受け止めて、さらに自分も利益を上げる為に、相場の値動きよりも賢くなる必要があります。相場に報いを与えるのは、きっとあなたや私のような弱小トレーダーだと、思いたいものです。

投資日記の誕生

ここまで読んでもらえたら、あなたはきっと多少は投資日記を書いてみようという気になっているはずです。実際には書いていなくても、そのような気持ちになった事が大事なのです。

例えば、全財産を叩いて宝くじを買う人も、また競馬に次ぎ込む人もまったく居ない、限りなくゼロでしょう。しかし、株やFXは単純に考えると1/2の確率です。

それなのに、大勝負をする人がなぜいないのか? それは、漠然と株やFXは危険で失敗すると感じているからです。

危険なものに立ち向かうには、準備が必要になります。会社でも面倒な書類が多く、また自分で事業を起こすにしても事前準備は万端にするものです。その考えは、投資にも応用するべきです。

何も小難しい書類を作れと言っているのではありません。自分の反省やアイディアが満載した投資日記は、どんなに有名な投資本よりも役に立つことがあるのです。その結果は数年後かも知れませんが、今は種を植えて花が咲くまでの、貴重な時間だと思って下さい。

最後に

このブログを読んでいる人は、他のFXや投資関連のブログも読んでいると思います。そこで感じるのは、儲けている人が多い事や、それが嘘なのか本当なのか、という思いなはずです。

安心して下さい、ブログで儲けていると書いてあるのは、90%以上嘘です。最近はご丁寧に利益や何pips取ったか、日々の取引を記載してあるのもありますが、彼らは虚しくないのでしょうか?

彼らにとってはそれも一種の投資日記のようなもので、悪用する事により善良で真面目なトレーダーをカモにしているのです。相場でも騙され、相場の勉強をしても騙されていたら、一向に勝てる道が見えてきません。

しかし、「相場の騙し」は、よく使われますが、実際にはそんな事はありません。負けている人が、都合よく負けを認めない言葉として、自己正当しているのです。そこが騙しだと思うなら、それは取引をしてはいけない地点だったのです。そんな事が分かるのも、私が長年投資日記を書き続けたからだと、させて下さい。