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FXおすすめ本 FX投資テクニック

FXで勝つためにおすすめの本【リバモアとタートルの魅力】

FXトレードを頑張っている皆さん、戦績は如何ですか? 私は相変わらずのさっぱりダメですね。

このブログで生意気な事を言っていますが、肝心な自分の投資は今一つな状態です。本当なら、大勝していると、みのもんたのようにセクハラ口調で語気強めで言いたいのですが、相場という大海原でか弱いウサギのような状態が続いています。

こんな不安定で勝ちが続かないのに、なぜブログ更新する精神状態を保てるのかと言うと、それは偉大な先人たちの投資本を読んできたからでしょう。

義務教育なら小学校や中学校で最低限、習う事ができます。また大半が高校や大学を卒業するので、ある程度の教育を学んで大人になります。しかし、お金や投資に関しては先進国でも日本は遅れていますよね。

遅れているのは悪い事ばかりでなく、アメリカや中国のように消費大国になる可能性も若干含んでいるのですが、日本の生真面目な性格ではそれは当分ないですね。

脱線しましたが、要は投資を学校卒業後の大人になった固い頭で学ぶのは無理があるという事です。まず、大人になったら社会で働いているので時間的な余裕がありません。

次に、たとえ学生時代に成績優秀でも投資はまた別の能力が必要という事です。さらに、このような優秀で社会的に成功して人ほど、自信が裏返しとなり投資では自己流に拘り失敗する可能性も大きいです。

最後には、どんなに投資を学んでも最終的には、「運」という不確定な要因が勝敗を大きく左右するからです。一度学んだ、有効だと思い込む投資法も翌月や翌年には、まったく効果的ではない事が往々にしてあります。

これらの事から、投資関連のセミナーや投資雑誌、さらに投資本やブログなども一定のニーズが常にあるのです。今の日本は年収1000万円以上は10%以下だと思います。さらにその10%以下も大半が50歳以上でしょう。

若くして成功するには、芸能人やプロ野球選手、さらには外資系でエリート街道を突き進むという、困難なミッションしかチャンスがありません。それなら、投資で一花咲かせようという考えに陥っても、まったく不思議でなくその中の一人が私でもあります。

読むべきFX書籍とは?

前置きが長くなりましたが、私も投資や経済関連の書籍はそれなりに読んできました。読んだからこそ、今のような考えがあるのですが、これもバランスというか意味があるのかと、言われると難しい答えでもあります。

確かに、投資に対しても大きな心構えやスタンス、また姿勢も理解しました。しかし、肝心の結果に繋がっていない現状では、FXの損切が経済本に変わっただけで、突き詰めると同じ会社がバックにあるという事もあります。

簡単に言うと、FXで数千円の損切をしない代わりに投資本を購入、しかしそれも結果的には同じFX業者への養分になっていると考えられるのです。小さな経済圏で行ったり来たりしているだけなのかも知れません。

以前は通い詰める様に図書館や本屋やブックオフに行き、片っ端から投資本を読んでいたので、ある程度の知識はあります。

まず、読んでも時間の無駄で意味がない書籍についてです。

読んではいけない本の特徴

  • タイトルに簡単、いくら儲けた、初心者おススメなどと記載
  • このブログと同じで能書きが多く、具体的な投資法が稚拙
  • 素人トレーダー、または逆に学歴や経歴を宣伝する
  • 比較的新しいのにブックオフで100円コーナーにある
  • 図書館で誰も予約しない、いつも借りれる状態
  • チャートのテクニカル分析だけに重点

これらは個人的にはあまり意味がないと思います。最後のチャート分析については、人によって考えが違うでしょうが、そのトレンドによって有効な時期と有効でない時期があるので、そうなると読んでいる時期によって、効果が発揮できないからす。

私がおすすめしたいFX本

私が読んできた中で特に役立ったのは、「世紀の相場師ジェシー・リバモア」と「伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術」の二冊です。

この本は、それまで読んできたFX雑誌やカンタンを前面に出した投資本とはまったく真逆で、目から鱗が落ちる状態になりました。それでは簡単ながら、「世紀の相場師ジェシー・リバモア」」の書評を書きます。

世紀の相場師ジェシー・リバモア

リバモアの本は多く出ているので、少しは読んだ事がある人も多いでしょう。まずリバモアは投資で大成功したのと同時に、何度も失敗をしています。そこが共感を得られるのです。

次に、独特の投資法があり、それは先導株に従う方法や日々の値動きからチャンスを伺うやり方です。これらは、現在にも通ずる点もあり、大いに参考になります。彼の本を読んでから、以前ブログでも触れた投資日記を書くようになりました。

トレードに対する精神的な心構えは、この本から学んだのが大きいです。また、私が未だにスキャルピングに活路を見出そうとしているのは、リバモアの真似・再現をしようとどこかで思っているからです。相場に長期間も大金を預けるのは、不安要素でしかないという考えなので、そこにも共感しています。

伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術

次は、「伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術」です。この本は投資本としては比較的新しく(と言っても10年程前ですが)、発売当時はちょっとした話題になった記憶があります。

私も購入後、何度も繰り返して読んだ記憶があります。

これも簡単に言うと、精神論の重要性と一貫したトレードスタイルを守る。さらにブレイクアウト手法が重点となっています。

このブレイクアウトは、確かにハマれば大きいですが、実に難しくてジリ貧となる危険性があります。リバモアが独学の分析や相場のクセ、さらに自分だけの秘密の手法なら、タートル流投資は誰でも知っているテクニカルによるブレイクなので、その分で万人向けとなります。

しかしだからこそリスクが大きいです。精神論も詳しく書いてあり投資初心者がやる気になるのはタートル流投資で、さらに手法も詳しく書いてありますが、相場に向き合うならリバモアの方が良いかも知れません。

リバモアは検索すれば分かりますが、最後には失敗を重ねて自殺しています。

晩年がこのような終わり方なので、評価が分かれますが、個人的にはその執念が感じられてどうしても惹かれてしまいます。

タートル流はまるでロボットのような投資で、それは今の自動売買に近いです。一切の感情を捨てないと相場で儲けられないと謳っていますが、しかし、いったい自動売買でどれだけの人が儲かっているのでしょうか? 疑問も残りますね。

最後に

現在は投資本を読み漁っていませんが、最近は小説ばかり読んでいます。退屈な内容でも、同時に数冊を読むと登場人物がごちゃ混ぜになって楽しいものです。

序に、2時間ドラマのサスペンスや大河ドラマを掛けながら読んでいると、それは頭がパンクするぐらいスリリングで内容がどれも頭に入ってきません。

これはフザケている訳ではなく、FXや投資本も真剣に読んでも、適当に流して読んでも、結果は同じという事です。本を読んで自分が賢くなったつもりでも、完璧な手法が存在しないように、今日の相場にはまったく影響がないのです。

またFXや株などで儲けた人は、本当に相場師なら生涯続けるべきですが、その大半は別のビジネスに移り相場から離れていきます。それほど精神的にキツク辛いという事なのです。

しかし今の日本は大半の若者や労働者がノーチャンスです。現在、少し羽振りが良くても10年後はもちろん、数年後もどうなっているか分からないでしょう。

それなら、数千円の出費は痛くないので、投資本を読み漁り学習するのも悪くありません。スマホの支払いを考えたら安いものですし、そこからFXや株で儲かる可能性も大いにあり、裕福な未来を期待するなら投資本こそ「ロング(買い)」です!