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ポンド 各通貨の状況

ポンド米ドルが安値更新!どこまで下がるのか?今後の見通しについて

ポンド/米ドルが31年ぶりの安値を更新!ポンド急落は危機の前兆か!

最近は台風が多いと思いませんか? ニュース番組を見ていると東京都庁の問題と、台風の話題しか報道されていないと錯覚するほど、ここ数か月はその二つの話題で持ち切りです。

私は自称台風マニアなので、台風がやってくると他の事に関心がもてなくなります。そんな逃げ腰トレーダーと化している私も驚く事態が、遂に迫って来ていたのです。

ニュース番組ではそんなに取り上げられていませんが、FXトレーダーには大きな変動がやってきました。

そうです、あれだけ今年前半の相場を荒れさせてくれた通貨・ポンドがやってくれました。

ポンド/米ドルが31年ぶりの安値を更新したのです。流石、大英帝国ですね、盛り土や小池都知事や台風に持っていかれた話題を再び掻っ攫ってくれました。

そうなんですね、イギリスは雨が多い事で知られている国で、特に北部に行けば行くほど、常に雨が降っています。大雨というよりも、小雨といった感じですが、これは為替相場でも、もう一波乱がある様に感じてなりません。

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(記載元:GMOクリック証券)

これは、ポンド/米ドルの年足チャートとなりますが、今年は思いっきり下げているのが分かります。

因みに近年で最も大きな大陰線となっている2008年は、リーマンショックの影響です。個人的な考えでは、数年掛けてそれに匹敵するほど値が下がり続けるのでは、と思っています。

ポンド/米ドルはメジャー国同士の通貨ですが、その割にはスプレッドが高く、かつスワップポイントは低く設定されているFX会社が大きいです。

参考:ポンド円FXはどの業者を使えばいいか?外貨預金はおすすめできない理由

今回の騒動で大きな損失を抱えた人は少ないと思いますが、仮に反対建てをしているなら、早めに損切りをするのが無難であり鉄則だと思います。

ポンド為替の今後の見通し

米大統領選挙があるから、まだ動かないと思っていたのですが、想定外に早い動きとなっています。

やはり、FX相場は思い込みや過去の経験をアテにしてはいけないと痛感しました。それとも、前回のテレビ討論会で流れとして、ヒラリー・クリントン氏に決定という方向で動いているのかもしれません。(参考:米大統領選挙が正念場!テレビ討論会第一ランドはクリントン優勢!?

少し怖いのは、数日前に読んだ経済誌だか新聞コラムか、ちょっと忘れたのですが、今後は円安で動く可能性が高いという事です。

私は一貫して、円高論者なのでまったく逆なので、どちらが正しく正解かは後数か月から、新年に達すれば結果が出ますが、少し自信がなくなってしまうのも事実です。

その記事によると、クリントンに決定なら、間違いなく円安に動くそうです。その後には、米利上げというビックイベントが続き更なる円安に振れるという予想になっています。

しかし、安心して下さい。私の円高予想にしろ、この識者の円安予想にしろ、あくまでも個人的な考えなだけです。どちらに動くかは"神のみぞ知る"という、都合の良い言葉があります。

今ある事実だけで判断するなら、ポンド/米ドルは間違いなく、トレンドが転換しました。その発端は、イギリスのEU離脱が原因で、これは今後も続くでしょう。その動きを頭に入れてトレードすれば、大きな勝機となり得るはずです。

最後に

最近は本当に臆病トレードになり、チャートも以前ほど真剣に見ていません。チャートよりも小説や漫画、音楽など現実離れした世界が心の拠り所となっています。この逃げる心境は、きっと何年もトレードをしている人なら、理解できると思います。

個人的にはイギリスは、どんどん安値になって世界から孤立した方が再び良質な音楽が誕生しそうで、大歓迎なのですが、実際にはそう思えない人が大半でしょう。

それにしても、世界は音楽と同じで未だにアメリカ、イギリス、そしてドイツという音楽大国であり経済大国が運命を握って、世の中を動かしています。市井のトレーダーは、多くの情報で一喜一憂せず、堅実なトレードで立ち向かいましょう。